トリコ 一夏がトリコの世界に行って料理人になって帰ってきたお話 作:ZUNEZUNE
「ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル」を見ました!感想は下の方に。ネタバレ注意!
『さぁー!!いよいよハヤワザクッキングレースの結果発表だぁー!』
予選第二回であるハヤワザクッキングレースも終了、今からいよいよ順位と突破した料理人の発表が始まる。会場は最初から変わらない大盛り上がり、一体誰が勝ち残ったのか、世界中の人間がそれを知りたがっていた。
ちなみにこのハヤワザクッキングレースにおいて評価判断は、料理の数、食材の難易度、そして味見はグルメSPが最初に毒見をし危険性が無いことを示したうえで、G7をはじめとした多くの味覚マスターによって正当に行われる。
『まず第1位!!料理数147品、数で勝利を収めた小松シェフだぁーー!!』
「うおー!」
「流石は小松シェフだー!!」
『そして第2位は127品のスタージュンシェフ、第3位は131品であるののシェフ!第4位は……』
続々と名前が挙がる中、必死に自分の名前も来ることを祈る男が1人……いや、この場合だと殆どの料理人が神に祈るだろう。その他の者は自分の腕に絶対的な自信があり己の名前を呼ばれることを仁王立ちで待っている。
一夏はその場合前者に当てはまる、無理もない。確かに一夏の料理スキルは群を抜いているがフェスには今回で初出場、不安になるのは当然であった。
(頼む……呼ばれてくれ!)
両手を握り瞼の裏をずっと見つめる一夏、しかしその名を呼ばれることはなく続々と他の料理人が呼ばれていった。
『第21位ガルベルトシェフ!第22位チリサイシェフ!第23位……』
「フン、当然である!」
「ふむ……何とか勝ち上がれたか」
一夏の知り合いも勝ち残っていき、一夏の不安と焦りはピークに達する。心臓がバクバクと騒がしく鼓動し、それに伴い過呼吸にも近い息のテンポを作り上げる。
もしこれで負ければ、俺は大勢の人を裏切るんだという不安があるのだ。冷や汗が滝のように流れ、手汗も凄く濡らしていた。
『第29位――一夏シェフ!!』
「――しゃああ!!!」
そして自分の名前が呼ばれた瞬間、一夏は雄たけびを上げて握っていた両腕を解放し高らかに上げる。周りにいた人がそれにビクッと驚き、その後静かに拍手でそれを迎えた。
『最初こそレースに乗り遅れた一夏シェフでしたが、後半は誰よりも凄まじい勢いで盛り返し何とか予選第2回を突破しました!その料理数は72!そして第30位は……』
「よしッ!よしッ!よぉおし!!」
その場で一夏はまるで子供のようにピョンピョンと跳ね始め、空中で喜びのガッツポーズと叫びを繰り返す。それ程までにこの勝負に勝ち残ったことが嬉しく、自分の成長ぶりを実感できたのだ。
まだ優勝もしていないのにかつてないほどの達成感が心を染め上げる、周りの目など気にせずそれを喜んだ。その後もムナゲの料理人の発表を続け、遂に40名全員の名が挙がった。
『ハヤワザクッキングレースを勝ち抜いたのは以上の40名です!」
「ヒヒ……私、負けちゃった」
「え!?セリア落ちたのか!?」
するとキノコ料理のセリアがここで落ちたことを知ってしまう一夏、普段から暗い感じの彼女が今だけは一段と落ち込んでいるのが分かった。
「じゃあ私はここで……頑張ってね一夏、ガルベルト」
「おう!!」
「勝利の聖杯をこの手に納めるのは他ならぬ我だ!!」
友の後ろを歩くことでフェスへの情熱が更に燃え上がる一夏、奮起を起こし次の競技へ挑む。
次の競技の内容は『客寄せクッキング』、観客席の中からランダムで4000人もの大人数を選び抜き、彼らに審査員になってもらう内容だ。40人の料理人が一斉に調理を始め己の料理の香り、見た目で客を呼び寄せより多くの人数を呼び込めば決勝ステージに進出できると言った内容だ。
その競技においても一夏は食材の声を聴き、より多くの人数を呼び出すことに成功。第2回に比べ良績な成績を残すことに成功、そしてこの予選第3回で40人という人数は、32人にまで減る。
100人の猛者の中から生き残ったプロの料理人、いよいよ始まるのは決勝トーナメント――!
『さぁーいよいよ決勝トーナメントです!!この32人の中、一体誰が勝ち残るのか、この大会も終盤に入っていきましたー!!』
「一夏のやつ、いよいよ決勝トーナメントにまで出場したぞ!」
「本当に優勝できるんじゃないか!?」
「頑張れー!!一夏ー!!」
『決勝トーナメント第1回戦はぁ……一夏VSガルベルトォ!!!』
「俺は負けねぇぞ、ガルベルト!」
「我こそ勝ちを譲る気はないぞ――一夏!」
こうして迎えた決勝トーナメント、一夏と最初にあたる料理人は知り合いでもあるガルベルトになった。クッキングフェスティバルも激戦を極め、更なる熱い戦いが今始まろうとしていた。
「絆のクリスタル」ネタバレ注意!
ルーブの最終回に対してあまりコレジャナイ感や物足りなさを感じていましたが、この映画によってそんな感情も全て吹っ飛んで行きました。
しかし物申すなら、グルーブのスーツアクションが見たかった。勿論CG戦も良かっただけど、現実味のある特撮が見たかった。それがちょっと勿体ないと思いました。