ボクの双子の妹はいつの間にか最強のトレーナーとなっていた。 作:naduki
ここはミシロタウン。
スバメの鳴く声と共に元気な声がある一軒の家いっぱいに響いた。
サファ「ルビー!おはよう!」
ラルド「ルビーは本当に行かなくていいのか?」
元気な声の主は青い瞳をしているサファイア。
その隣には緑色に瞳をしたエメラルドだった。
2人の目線の先には紅色の瞳をしたルビーの姿だった。
ルビー「うん。ボクはいいよ。来週のコンテストの衣装を間に合わせたいしね。楽しんできておいで」
サファ「ふ~ん。わかったたい」
ラルド「土産話を楽しみに待っていてよ!」
ルビー「うん。もちろんさ」
すると、外の方からオダマキ博士の声がした。
振り向くと車に荷物を全て乗せた状態でセンリとオダマキ博士が迎えている。
サファイアとエメラルドはルビーに「いってきます」を言って笑顔で家を飛び出した。
ルビー「さてと、二人と父さんたちは出て行ったし母さんはサファイアのお母さんと出かけている。自分の部屋で作業をしようと」
ルビーは朝ご飯に使ったお皿を洗って二階へとあがり、自分の部屋へと向かう。
自分の机を見ると昨日の衣装を作っていたままの状態だった。
そして、その隣には分厚い本。
本というよりかはアルバムだ。
80日コンテスト制覇の旅以降もボクは日常生活をカメラに収めてはこうしてアルバムに保管している。
ルビー「アルバムも本棚に入りきれなくなったね。そろそろ本棚を買ってもらわないと」
本棚のそばによってルビーは手に持っていたアルバムを片付けるととあるアルバムに目を付けた。
そのアルバムは他のアルバムとは違い薄汚れているアルバム。
ボク自身も最近は見ていない一冊のアルバム。
そっと開いてみるとそこにはジョウトのコガネシティの公園で撮った写真。
にっこりと笑うかつてのバトル大好きだった幼い頃のボクと隣には同じような顔をした女の子。
ルビー「・・・ガーネット」
いつの間にか頬には暖かいものが伝う感覚と開いたページには数滴の雫があった。
そして、同じ時間帯上空。
?「今日もいい天気だね、スーバ!」
スーバと呼ばれたオオスバメは女の子をのせて鳴いた。
女の子が手に持っているのはポケギアと小さな手紙。
その送り主はポケモンリーグ協会。そしてあて先はガーネットと書かれている。
すると、ポケギアに誰かから電話がかかってきた。
画面には「ヒビキ」と書かれてある。
ガーネットは電話を掛けると男の子の声がした。
ネット「どうしたの?ヒビキ?」
ヒビキ「どうしたの?じゃないって。ガーネット今どこ?」
ネット「今?今はポケモンリーグ本部に向かっているよ?」
ヒビキ「どうして?」
ネット「だって、今日はリーグからパーティが開かれて全国のジムリーダーとか四天王とかいろんな人がお呼ばれされているんだよ?」
ヒビキ「それ本当?!あっちゃ~」
ネット「?どうしたの?」
ヒビキ「さっきユウキとコウキから電話がきてジムリーダーや博士がいないって大騒ぎしててさ。ガーネットなら何かわかるんじゃないかと思って連絡したわけ。」
ネット「really?それはそれは・・・お気の毒に。まあ、伝えておいて」
ヒビキ「了解。じゃあね」
ネット「はーい」
電話をきって風を感じる。
ガーネットはスーバに寄り添いこういった。
ネット「パーティが終わったらシロガネ山に行こうか。もうすぐであの子たちの・・・。これ以上は言わないでおこうか。久しぶりだね、ジムリーダーさんたちに出会うのは」
着いたのは夕方。大きな建物は夕焼けに照らされていてとてもきれいだった。