剣狂い転生漫遊記   作:アキ山

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 恒例のモル子日記です。

 まさかの一日作成。

 これもまさかの偉業を成したモル子の加護のお蔭でしょう。

 FGOのアポイベ事前キャンペーン。

 サービス開始1000日に貰った石10個も投入したガチャは大爆死でした。

 アポのサーヴァントなんてかすりもしなかったよ、畜生!!
 


【悲報】モル子日記【纏めたった】(5)

 

 マルティウス 14の日

 

 

 今日、アルガから私とお母様の容姿が変わらないことについて質問を受けた。

 

 今更何をと思いながらも話を聞くと、なんとあの子は自身が精霊へと昇華したことに気づいていなかったらしい。

 

 そのことについて教えると、『いつの間に仙人になってたの、俺。つうか、殺気バリバリの殺し技磨いてる時点で、邪仙確定じゃねーか』と頭を抱えていた。

 

 興味があったので聞いてみると、極東の大陸ではアルガのような存在を仙人と呼ぶらしい。

 

 仙人とは天然自然と一体となる事を旨とする為、アルガのように武術に傾倒する者は邪道に分類されるそうだ。

 

 とはいえ、本人は別に『仙人』をなろうとしていたわけではないので、邪道という事は気にしていないようだが。

 

 それに合わせて、私とお母様が起源に覚醒して女神の分霊となったことを伝えると、いつの間にと唖然としていた。

 

 そう言えば、この子には結婚前に純潔を証明する儀式と言ってたんだっけ。

 

 その流れでアルガも含めて私達は年を取る事はない事を伝えたのだが、物凄く微妙な顔をされてしまった。

 

 どうもあの子は若いままよりも、世に出回っている達人や剣聖のイメージのような渋い中年や老人になりたかったらしい。

 

 希望の未来が潰えたことは気の毒に思うが、私としては若くカッコいいアルガの方がいいので、この仕様は大歓迎である。

 

 というか、アルガもお母様にそっくりなので、あの子の望むような渋い老人にはならないだろう。

 

 まあ、機会があれば年季が増したアルガも見てみたいとは思うが。

 

 ちなみに私達の固定されている年齢だが、アルガが十代後半、私は二十代前半、お母様は二十代半ばである。

 

 実を言えば私も十代にする事もできたのだが、あの子が十代後半で肉体が固定されるのが分かっていたので少し引き上げたのだ。

 

 私にも姉としての矜持があるワケで、弟より幼く見られるのはお断りである。

 

 子供達の方は日々成長しているところを見るに、何らかの要因が無ければ肉体的に全盛期で止まるのだろう。

 

 最後に『こんな自然に反した家族だけど気持ち悪くないか』と問いを投げると、あの子は『うんにゃ。俺も男だし、姉ちゃんが若いのは嬉しいかな。お袋さんに関しては老後の心配とかしなくていいし』と返してくれた。

 

 受け入れてくれたのは嬉しいけど、お母様の前で介護とか老後なんて言ってはダメよ。

 

 お姉ちゃんとの約束です。

 

 

 マーイウス 9の日

 

 

 ガレスを産んでから苦節五年、遂に私は画期的な道具を発明した。

 

 ホムンクルスの技術を応用した、限りなく人肌に近い触感を持つ避妊具だ。

 

 これは殿方のアレに付ける薄いカバーのようなもので、行為を行う際にこれを被せる事で女性の中に精が侵入することを防ぐことができるのだ。

 

 これさえあれば、アルガにどれだけいぢめられたとしても妊娠することはないだろう。

 

 参考にしたのは紀元前3000前からエジプトで使用されていた避妊具で、むこうでは家畜の盲腸や膀胱を原料としていたらしい。

 

 もっとも、エジプトのものは避妊や性病防止よりも、行為中に熱帯病や昆虫の咬刺から殿方のアレを護る事に主眼を置かれ、他には行為時の小道具や特権階級の身分を示す装飾としても使用されていたのだとか。

 

 オークニーの城の書庫で偶然古文書を見つけた私は、より避妊に特化しつつも使用者に違和感を感じさせないというコンセプトで、改良と研究を続けていたのである。

 

 古文書に作成の方法を記してくれていた名もなきファラオ、本当にありがとう。

 

 件のブツについてだが、本体は透き通るほどに薄いにも拘らず強化魔術によってなめし皮よりも強度があり、また表面に目に見えない極小の文字によって共感術式を刻んであるので、殿方の方も付けている事を忘れるほどにリアルな感触を味わえるという優れものだ。

 

 ……いやまあ、まだ試してないんだけどね。

 

 製作者としては、自分が使用する前に誰かにモニターになってもらいたかったのだが、生憎と都合のいい人材がいない。

 

 やんごとなき身分の者の秘め事でもなければ、普通の人々は避妊など考えないので当たり前と言えば当たり前なのだが。

 

 かと言って、王妃自らが貴族の貴婦人に避妊具を配って回るというのは、流石に絵面が拙すぎる。

 

 実用化寸前で思わぬ壁にぶち当たった私は、最後の手段として自身で実験台に志願することにした。

 

 この試作品が失敗作だった場合、今までの経験から5人目ができるのは確実。

 

 だからといって、諦めるという選択肢など私にはない。

 

 ガレスを産んでから五年、これ以上王位継承者を増やしては子供達の未来に悪影響があるとアルガに抱かれることを我慢してきた。

 

 だがしかし偽装生活をしている現在、夜伽のひと時だけが夫婦として過ごせる唯一の時間なのだ。

 

 これ以上それが無いままに過ごすなど、堪えられるはずがない!!

 

 今回の試練の果てに輝かしい結婚生活が待っているというのなら、その程度のリスクなど笑って飲み込んで見せよう。 

 

 相手は抜かずの六連発などのキチクな攻めを無意識に行うエロス大魔王だが、私の作り出したスキンならきっと耐えられると信じている。

 

 さあ、今日こそ禁欲生活からオサラバするのだ!

 

 追記

 

 実験は成功し、私の作り出した避妊具は見事一夜を凌ぎきることが出来た。

 

 だがしかし、試作品の完成に喜んでいた私は重大なことを見落としていたのだ。

 

 仮に避妊具が耐えられたとしても、私自身があの子の攻めに弱いという事。

 

 そして五年のブランクの所為で、攻めが何時もの三倍キツかったということだ。

 

 行為の後、完全に精魂尽き果ててしまった私を待っていたのは、特大の怒りマークを張り付けたお母様でした。

 

 お母様、毎度毎度後始末を押し付けてしまっている事は謝りますから、湯浴みの前に全裸正座でお説教を受けるのは許してもらえませんでしょうか。

 

 臭いや汚れも然ることながら、賢者モードになってる所為で冷静に自分を見つめ直す事になるあの時間は本当にキツいんです。

 

 

 セクティーリス 25の日

 

 

 新たなるブリテン王(自称)アーサーの名は、このオークニーにまで轟く事となった。

 

 破竹の勢いで侵攻するあの子の軍は、すでに11の王の内コンウォールのイドレス王、カンベネットのエスタス王、ノーサンバラントのクラリアンス王を倒している。

 

 このまま新生ブリテン軍が侵攻ルートを変えなければ、次に狙われるのはこの国だ。

 

 あの子が選定の剣を抜いてから何度も使い魔に手紙を託して接触しようとしているのだが、その(ことごと)くがマーリンの手によって握りつぶされている。

 

 直接乗り込んでやろうかとも思ったが、アルトリアがマーリンの傀儡となっている可能性を思えば、それは悪手としか言いようがない。

 

 短絡的な行動を起こして私が死んでしまっては、オークニー、いやアルガとアルトリアの戦いは避けられなくなるだろう。

 

 戦場でのあの子の戦いを見たことがあるけど、聖剣と生来の身体能力を駆使した戦い方でしかなく、アルガの剣を初めて見た様な背筋を走る戦慄は感じなかった。

 

 起源であるモリガンの直感が囁いていたのだ、剣の腕ではアルガの方が格段に上だと。

 

 だからこそ、不用意にあの子たちを戦わせてはいけない。

 

 私達の事を何も知らないアルトリアは敵に容赦はしないだろうし、アルガは私やお母様、子供達の為ならアルトリアを斬り捨てる事ができる子だ。

 

 二人が戦えば確実にどちらかが倒れることになる。

 

 焦る気持ちを押さえながら案を考えているが、頭から出るのは詰めの足りないモノばかり。

 

 なんとかしなければ……。

 

 

 オクトーベル 23の日

 

 

 遂にブリテン軍がオークニーの近辺まで押し寄せてきた。

 

 いかに相手が妹だとはいえ、王妃として母親として座して倒されるわけにはいかないので、ロット王を通じて国境の防備を強化していたところ、アルガから思わぬ申し出を受けた。

 

 あの子一人でブリテン軍に乗り込み、アルトリアを破ってマーリンの首を獲るというのだ。

 

 いくらアルガが剣に優れていても、一軍を単騎で相手にするなど無謀以外の何物でもない。

 

 当然猛反対したのだが、現状のオークニーにブリテン軍を止める力が無いことを指摘され、さらにマーリンがお母様を生かしておくとは思えないと言われては、こちらも白旗を掲げざるを得なかった。

 

 また、事が成功したあとでブリテンとオークニーの和平を結びやすいように、こちらからの刺客ではなく第三者を演じたいというので、倉庫にあった仮面を適当に選んで認識阻害の魔術を掛けた。

 

 仮面を渡す際、現物を見たあの子が「デスクィーン師匠か……」と言っていたのが妙に耳に残っている。

 

 いったいデスクィーン師匠とは何なのだろう?

 

 こうして素顔を仮面で隠したアルガはワイバーンのショウノスケに乗って、ブリテン軍が駐留している国境付近の森に向かったワケだが、心配だったので感覚共有を使ってあの子の様子を探ることにした。

 

 オークニーに来た当初は遠征に出る度に繋げていたのだが、アグラヴェインが生まれてからは毎回無傷で帰ってくることもあって控えていた。

 

 だからこそ、あの子の剣の腕があそこまで常識外れになっているとは思いもしなかった。

 

 目にも止まらぬ剣戟によって騎士が身に着けていた鋼の装備のみを寸断し、精強なブリテンの騎士達の動きを一睨みで封じ込める。

 

 さらには竜の因子と聖剣を持つアルトリアを、一騎打ちで完封してみせたのだ。

 

 現状のアルトリアの戦闘力は並の兵士や騎士の千人分、まさに一騎当千の強さを誇っている。

 

 そんな彼女を相手に一太刀の傷も許さないだけでなく、戦闘中も視線でマーリンや弓兵をけん制する余裕まであったのだから、その剣腕は推して知るべしといったところだ。

 

 なにより私を驚かせたのは、窮地に追い込まれたアルトリアが放った聖剣の真名開放。

 

 それを迎撃しようとした際にあの子が見た光景の異様さだ。

 

 あの瞬間、感覚を共有していた私には視界に捉えた全てのモノの成り立ちが視えた。

 

 形あるものだけじゃない。

 

 聖剣から放たれた膨大な魔力はもちろん、辺りに漂う空気に響く音、そして自身を取り巻く世界そのものすらも。

 

 目に映す万物の因果を完全に掌握した異様な光景と頭に流れ込む(おぞ)ましい程の情報に、気が付けば私は悲鳴と共に感覚共有を切っていた。

 

 端くれとはいえ私も魔術の徒である。

 

 あの光景があり得ないモノだというのはよく分かった。

 

 あの子はもうこの世界の理を超えてしまっているのだ。

 

 魔眼を持つわけでもなく、■■に繋がったわけでもない。

 

 純粋な技量で世界の全てをその眼に収め、膨大過ぎる情報量を受けても命を落とすどころか発狂もせずに平然と取捨選択を行う。

 

 そしてアルガの手にした刃に込められた力は、目に映るその因果すらも断ち切る事が可能であると確信させる何かがあった。

 

 今はどうかはわからないが、あの子が剣の道を進む限り、その刃が世界のそれに届く時が来るだろう。

 

 そうなれば、間違いなく世界はあの子の敵に回る。

 

 この世界は多くの滅びの要因を内包するが故に、その脆弱さから異物や矛盾を過剰なまでに嫌うからだ。

 

 そうしてあの子を排さんとする世界が真っ先に狙うとすれば、それは力のない私達となるのは想像に難くない。

 

 そうなった場合にあの子の足手纏いにならない為にも、対策を考えなければなるまい。

 

 差し当たってできるのは妖精郷へと引っ込む事か。

 

 もともと神秘の枯渇によって地上で活動する事には限りがある事だし、アルトリアや管理者の使命があるのですぐにとは行かないが、その方向で動くのも有りだろう。

 

 とりあえずは、むこうと渡りをつけることから始めようか。

 

 

 オクトーベル 24の日

 

 

 アルガが無事に帰ってきた。

 

 昨日のうちに帰ってこなかった理由は、ブリテン軍に襲撃を行ったのは第三者であると印象付ける為に、追っ手を完全にまく必要があったかららしい。

 

 ショウノスケに乗って帰ってきたのなら追っ手など付きようがないし、それ以前にあのクズには身バレしていたのだからまっすぐ帰ってきたらよかったのに。

 

 お小言はさて置き、感覚共有を切った後の話をアルガから聞いたのだが、これがまた凄い。

 

 なんとあの子は聖剣の真名開放を凌ぎ切っただけでなく、放出された魔力を因果の依り代にして魔力の奔流(ほんりゅう)ごと聖剣まで両断したのだという。

 

 さらには、救援に駆け付けたラン……なんたらとかいう騎士の持っていた、もう一振りの聖剣までも斬り落としたそうだ。

 

 はっきり言って無茶苦茶である。

 

 聖剣や魔剣というのは加護や呪いといった正邪の違いはあるが、竜や神霊といった高位存在から力を受けた武具を指すことが多い。

 

 それを何の変哲もない数打ちの(なまく)らで斬り飛ばしたというのだから、まともな魔術師が聞けば発狂間違いなしの荒業だ。

 

 アルガ曰くマーリンを倒すことはできなかったけれど、王を一騎打ちで破った上に王と筆頭騎士の剣を斬り落とした事でブリテン軍の戦意を完全に挫いてきたらしい。

 

 だとすれば、アルトリア達のオークニー侵攻を遅らせることや、あわよくば和平を結ぶ事も可能かもしれない。

 

 今回の襲撃はまさに大成功と言える内容のようだが、問題も無くはない。

 

 アルガが斬り落とした聖剣は二つとも湖の精霊の手が掛かったものらしい。

 

 アルトリアの選定の剣はマーリンが用意したものだが、ランなんとかの剣は以前に知り合った湖の乙女がお母様を治した霊薬と共にアルガに授けようとしたものなんだとか。

 

 『どうして受け取らなかったのか』という疑問を振ってみると、返ってきたのは『未熟な内に良い剣を持ったら腕が鈍る』という何ともあの子らしいものだった。

 

 それはともかく、後々は妖精郷に移住することが決まっている我々としては、むこう側の住人である精霊が授けた剣を破壊したというのは少々拙い話である。

 

 武具である以上壊れるのは仕方が無いし戦場での事なのでどちらに否があるというワケでもないのだが、来るべきご近所付き合いを思えば謝罪の一つも入れておくのが賢い選択であろう。

 

 というワケで、明日は妖精郷に行ってアルガと二人で湖の乙女に頭を下げてこようと思います。

 

 面倒なペナルティとか無かったらいいなぁ……。

 

 

《インフォメーション》

 

 ピロリン♪

 

 モル子の偉業が更新されました。

 

 ピロリン♪

 

 モル子召喚の聖遺物が更新されました。




カルデア小話

剣キチ  『この前、ヴラド公王殿が吸血鬼呼ばわりされて怒ってたけど、あの『無辜の怪物』ってエグイよな。後世のデマで化け物にされちまうんだろ?』
プーサー 『たしかに。英雄としての側面が強いものほど、受け入れがたいものがあるのでしょうね』
ヒロインX『他人事みたいに言ってますけど、兄上もバッチリ当て嵌まってますよ』
剣キチ  『ん、俺ってなんかあったっけ?』
ヒロインX『あったじゃないですか。ほら、例の『剣魔』の異名』
剣キチ  『ああ、あれか』
プーサー 『どういう事ですか?』
剣キチ  『えっとな、俺って6歳でウーサーに廃嫡されたんだけどな。その理由としてマーリンが広めた噂があったんだよ』
ヒロインX『第一王子のアルガは剣の悪魔に魅入られ、血に飢えた殺人鬼に堕ちたというものですね。追放になる少し前に起こった騎士との決闘で、兄上が斬鉄を披露したのも噂が信じられる一因となったらしいです』
プーサー 『マーリンは何故そのような噂を流したのでしょうか?』
剣キチ  『アルトリアに王位を継がせるには、俺が邪魔だったんだよ。お袋さんの連れ子とはいえ、一応長男で第一王位継承者だったからな』
ヒロインX『兄上のレッテルですが、私の世界のアーサー王伝説では、色々と独り歩きしているみたいですよ。強者を求める修羅となった兄上がヴォーディガーンの不意を突いて殺したり、フランスに逃亡したランスロットを暗殺したりと』
剣キチ  『ランスロットは事実だけど、陛下を殺したとかナイワー』
プーサー 『ランスロットは本当なんですね……』
ヒロインX『あと一番凄いところだと、ブリテンが崩壊して王位を捨てた私を兄上が殺した、なんて説もあります』
剣キチ  『マジで何でもありだな、おい』
プーサー 『これは酷い』
ヒロインX『この説の所為で、こっちのイギリスではアルガの名は日本のナマハゲみたいになってますからね』
剣キチ  『悪い子はいねかーーッ!ってか。けどなぁ、姉御が俺を好きにならなかったら、そうなってる可能性って十分にあるんだよなぁ』
プーサー 『いやいや。師範に限ってそれはないでしょう』
剣キチ  『何言ってんだ。俺の本質なんて、剣術狂いのロクデナシだぞ。姉御やお袋さんが気にかけてくれてなかったら名の有る剣士に喧嘩売りまくって、最後にはどっかで野垂れ死にしてる自信もあるし』
プーサー 『どんな自信ですか、それ』
ヒロインX『並行世界の私や黒い私、聖槍を持った私といったように、カルデアでは英雄の様々な側面が召喚されるようです。兄上が英霊となっていたら、もしかしたら剣術狂の側面が召喚されたかもしれませんね』
剣キチ  『あり得るな。もしそうなったら、間違いなく『狂戦士』枠だろうけど』
プーサー 『師範の技量を持った狂戦士とか、洒落になってませんよ』

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