IS 《インフィニット・ストラトス》典型的な転生   作:犠牲になったのだ…

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テヤァ!!!


鈍色の光

街中のとある一角

あまり人がこなさそうな道にあるこじんまりとした本屋。

淑守はその本屋でアルバイトをしていた。

本屋でバイトするさい渡された青紫の、普通は使わないであろう変わった色のエプロンを着る。

この本屋の店員は現在3人。

自分、店長代理、ほか1名だ。

 

ほか1名と言った人とはまだ顔合わせしてないが店長代理とはすでに顔合わせをしている。むしろなぜか町中で店長代理に声をかけられたから。

あれは恥ずかしかった。…いや、思い出すのはよそう。転生者全員変わった人間と思えばいいんだ。

 

と、心の中でなぜか心なし落ち込んでいた淑守はふと窓の外、海の上に建設された学校。IS学園をみた。

前、千冬から聞いたが千冬はあそこで教員をしているらしい。なぜか一夏は知らない様子なので黙っておいたが。

千冬はどうやら普段家にいることは無いらしいので俺はとてつもなくいいタイミングで目を覚ましたのかもしれない。

 

どうやらこれもまた俺が寝ている間の出来事らしいが世間は女尊男卑の世界になっていたらしい。

その理由は先のIS学園に関連しているのだが、どうやら俺が寝ている最中、ISという人が搭乗できる兵器がある博士によって開発されたらしい。

 

その博士の名前は忘れたが、問題はその兵器【インフィニット・ストラトス】通称ISは女性にしか反応せず搭乗できるのも女性だけのようだ。

 

そしてそのISは世界最強と言われる兵器。なんの嘘でもない事実らしいが────

それが女性にだけ乗れるため、世間は女尊男卑が当たり前となってしまったらしい。

 

正直ISが凄いだけで女性はそこまで凄いとは言えない気がするが、そんなことを言い出したらめんどくさい話が展開されそうなのでスルーしておく。

 

だが実際問題この前外を歩いていたらとんでもない高飛車な女性を見かけて引いたのだけどね。

街ゆく男を小馬鹿にしながら歩いているその女は綺麗かもしれないが内面が荒んでましたです

 

 

 

と、途中まで誰かに説明をしていたら、店長代理が着替え室からでてきた。

 

肌が真っ白でどうにも疲れきり、調子が悪いようにしか見えないこの人こそが、この本屋の店長代理をしている、田中士郎(25)だ。

 

「おはようございます。淑守君。窓の外に気になるものでもあったのかい?」

 

前見た時よりも体調悪そうだなこの人…

そう思いながら「IS学園をを見てただけです 」と軽く答える。

ほんの数日前にここにバイトで入ったのだが本当にあまり人がこない。ただなぜか経営が成り立っておりそしてまたこの本屋には掘り出し物というのか、レアな書物が多いと人懐っこい客が説明をしてくれてた。

しかし、ほとんど立ってるだけだなこれ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜8時。

バイトが終わり家に帰っている最中、店の右手の細い路地からなにか物が崩れる音がした。おそらくそこに置かれていたゴミ箱かなにかの崩れる音だろうが、ゴミ箱かなにかが一人でに倒れることは無い。

転生者が連続に攻めてくるとは思えないが念の為見ておくことにした淑守はその路地のほうにむかい足を進めた。

 

 

そして路地に入れる角についたその時。

足元をなにかが素早くかけて言ったのが見えた。暗くてあまり分からなかったが、おそらく今のでかさは猫だろうか。

それならゴミ箱やなにかが倒されることも納得できる。

単に転生者の件で過敏になっていたようだ。

あまり過敏になりすぎると休憩もあまり出来ないだろうし、さっさと帰ることにしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───とある授業中の教室──

 

 

 

教室の中はがやがやと生徒達の会話で少々騒がしくなっていた。当たり前の光景だ。

教員はガヤガヤと騒がしくなっている生徒達に少し注意をし、そして黒板に字を書き始める。

するとまた段々と騒がしくなっていく。これもまた普通の光景だ。

 

生徒達の会話で騒がしくなっている中、ピロン、と携帯の着信音が鳴った。

数人はその音に気づいたがすぐに会話に戻る。

 

 

その数分後、ある生徒が立ち上がり『先生、トイレ行ってきます』と言って教室から出ていった。

 

 

 

 

 

廊下にて

先程出ていっただ生徒が携帯をいじりながらトイレに向かう。

その生徒は結い上げた髪をきつかったのか軽くいじる。

また、ピロン、と鳴った携帯をみて溜息をつきながらどこかに電話をかけた。

 

「たはぁ〜。勘弁してくださいよ熊上さん。俺学生っすよ?今の時間帯は大抵授業って言ったじゃないっすかぁ…」

 

どこか間延びした様な口調の彼は、少し長い髪を結い上げた頭もぽんっと叩き軽口をいう。

 

「仕事は放課後まとめて聞くんで今は勘弁してくれません?え?急ぎの用?前もそんなことを…あぁ〜はいはいわかりましたよっ」

 

そう言って携帯を切った彼は窓の外を見て、呟く

 

「化け物狩り、ま〜た危ない仕事持ってこられちゃったよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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