IS 《インフィニット・ストラトス》典型的な転生   作:犠牲になったのだ…

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短編集です


投稿したと思ってたのにして無くて焦った


悪魔の物語

とある白い悪魔がいた。

まるで鳥のような翼を持った悪魔が。

 

悪魔は、世界の端の孤島であるものを見つけた。

白い船の事じゃない。

その船の中にいたイキモノのことだ。

たしかニンゲンといったか。自分たちのような悪魔の世代にはすでに地上に現れようとする悪魔はいないのでニンゲンについての話はあまり聞かなかった。

 

だがそんな彼でも地上ではない場所にてニンゲンいる異常はわかっていた。

そしてニンゲン自体の異常も────

 

 

 

 

そのニンゲンは肌が白かった。髪の毛は黒く体は細かった。

そして、なぜか寝台に寝転んだまま動かなかった。

長らく見ていたがどうやらこのニンゲンは目が見えていないらしい。悪魔には良くあることなので見えていない悪魔はその分違う器官で感知して行動している。

しかしこのニンゲンとかいうのは他に感知する方法はなかったはずだ。

 

なぜ、目が見えていないのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悪魔は自分たちが拠点にしている場所にいた。

聞いた話によると、古の大戦にてニンゲンと接触した時の記録を残している本があるらしい。

 

ならば、とニンゲンの体について書かれた本があるのではないかと思い悪魔は本が貯蔵されている場所に訪れていた。

 

そこである本を探す

“なぜあのニンゲンは目が見えていないのか”。

その謎を解くためのニンゲンの体に関する本だ。

時々他の悪魔がこちらを見、そして鼻で笑いながらどこかえ歩き去っていった。

…まあ、良くあることなので気に止めはしないんだが

 

悪魔全書、ニンゲン解体本、拷問館の本、天使に関する本どたくさんの本がある。ほとんどな違う種族への効率のいいころし方だ。

つまらない。

殺し合いばかり考えて何が楽しいのかわからない。たしかに戦闘中の高揚感はいいがその他は特にない。殺すのも仕方なし。

殺されるのも仕方なし。

 

なのになぜこうも悪魔の世界はつまらないのだろうか。

 

 

と、そうこうしてるうちにニンゲンの体が関する本を見つけた。

 

 

 

 

 

本を見ていると、目に関する文章を見つけた。

どうやら、あのニンゲンはシツメイ、とかいうものを患ってるらしい

シツメイ、シツメイ。口の中でその言葉を幾度か繰り返す。

ニンゲンというのは不便なんだな。

そう思いながら本のページを進めていく。

パラパラと開いていくと、ニンゲンが食べるものがいくらか書かれたものを見つけた。

悪魔の世界では見かけないような赤い物体。ニンゲンにとって、アマイ、という感想を抱くようなモノらしい。

 

と、そこであることに思いつく

 

───あいつ。何をどう食べてるんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またある時、悪魔はそのニンゲンがいる場所に赴く。

そして、変わり者の悪魔はそのニンゲンを観察するという趣味ができていた。

得に見ていても面白くはなさそうな、ただ寝ている姿をだ。

 

表情も、体も動くところを見たことがないその悪魔は不意に、話しかけてみようか、と思った。

どんなふうに話すのか、気にならないかと言われれば気になる。ただもしこいつが死んでいたらつまらないな。

 

そう思いながら悪魔は語りかけた。

 

「よー兄さん。…俺の声、聞こえるぅ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




なんか時間起きすぎてキャラぶれっぶれやぁ…

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