本日2度目の投稿です。
短めですが、それではどうぞ!
「白夜叉様!」
「遊君!」
俺と白夜叉のギフトゲームが終わると黒ウサギ達4人が俺達の方に向かってきた。
「大丈夫ですか白夜叉様!」
「あぁ、このくらい何ともない」
俺が召喚したドラゴン3体の攻撃で右腕を負傷した白夜叉だがどうやら大事にはいたらなかったようだ。
「いや、見事な攻撃だった。まさか龍を3体も召喚するとはの大したもんじゃ。それで黒ウサギ、今日の依頼は何だったかの?」
「えぇ、ギフトの鑑定をお願い出来ればと」
「何!?鑑定じゃと、もろに専門外なのだが」
黒ウサギの言葉を聞いて苦い顔をする白夜叉。しかし、すぐに明るい顔に戻る。
「まあ、よかろう。主催者としてゲームをクリアした者には恩恵を与えねばならんしな。復興の前祝いだ、受け取るがよい!」
白夜叉が手を2回叩くと俺達4人の前にそれぞれ色の違うカードが出現する。
コバルトブルーのカードに逆廻十六夜
ギフトネーム
“正体不明”
ワインレッドのカードに久藤飛鳥
ギフトネーム
“威光”
パールエメラルドのカードに春日部耀
ギフトネーム
“生命の目録”
“ノーフォーマー”
ホワイトシルバーのカードに九重遊
ギフトネーム
“デュエルモンスターズ”
“デュエルディスク”
それを見て黒ウサギは驚いていた。
「まさか、ギフトカード!!」
「何それ?御中元?」
「御歳暮?」
「お年玉?」
「商品券?」
「ち、違います!それはギフトカードといって、顕現しているギフトを収納できるうえに所有者のギフトネームがわかるという超貴重な恩恵なのです!」
「それの正式名称は“ラプラスの紙片”全知の一端だ。今、黒ウサギが言ったとうり恩恵の名前がわかるぞ」
「へぇ、じゃあ俺のはレアケースってわけだ」
「何!?」
十六夜の言葉に反応した白夜叉は十六夜のギフトカードをのぞき込む。そして、十六夜のギフトネームを見た瞬間、驚愕した。
(“正体不明”じゃと!ギフトカード、ラプラスの紙片でも判定出来んとは、これは面白くなってきたのぉ。じゃが、魔王の爪痕を見てどこまで余裕でいられるかのう)
白夜叉とのゲーム後、俺達はノーネームの本拠に向かった。だが、そこは視界一面の廃墟だった。
「こっ、これは!?」
その光景に俺と十六夜は目を細め、飛鳥と耀は息を飲んだ。
十六夜が木材の残骸を手に取るが、掴んだ瞬間木材は乾いた音を立てて崩れていった。
「おい、黒ウサギ。魔王とのギフトゲームってのは今からいったい何百年前だ?」
「わずか3年前でございます」
「3年!?」
「マジかよ、軽く見積もっても200年は経っていると思うんだがな」
黒ウサギの返答に俺と十六夜は驚愕し、十六夜は自分の感想を述べる。
「土が死んでる」
「ハッ、いいねえ。こりゃあ想像以上に面白そうじゃねえか!」
そして俺達はノーネーム本拠の住居区に向かうのだった。