でわ、どうぞ。
(···え)
なんで?どうして?なんで僕が殴られてるの?
意識が暗転する中フォスが最後に見たのは、先生や他の宝石達の驚愕する顔だった。
(あぁごめんなさい、先生)
そして、フォスの意識は完全に闇に落ちた。
◆◆◆◆◆
バキァ!!
フォスが殴られた時は誰も動くことができなかった。それもそうだろう。フォスを見た途端いきなり殴ったのだから、そして、
スッ
倒れたフォスの頭を砕こうというのかその
「···っ!!おい!お前何してんだ!!」
一番に我にかえったモルガは持っていた刀を片手に急いでその場ヘ走り出した。
「おい!!やめろ!!」
モルガがそう叫ぶも、上げた足を下ろそうとはしない。
「·····」
「やめろってゆってるだろ!」
そして、モルガは持っていた刀を振り下ろした。
パキィン!!
「なっ!?」
モルガは驚いた。あいつは刀を避けるためにフォスから離れるだろうとそう考えていた。だが、その考えは外れ避けるどころか、もろに頭ヘ食らったのである。が、驚いたのはそこではないなにせ、
“振り下ろした刀の刃の部分が根元から折れたからである”
ピシッ!ピキピキ!
(こいつ、硬っ!)
そして、モルガの腕が刀を振り下ろした衝撃に耐えきれずひびが入った。
(こいつ、明らかに
「·····」
そいつはゆっくりとモルガの方を向いた。腕を振り上げながら···
「やべっ」
急いで離れようとしたが、もうすでにその腕を振り下ろそうとした。
「···!!」
が、そいつは殴るのをやめ、両腕で顔をガードした。すると、
ガキキキキキィィィン!!
その腕から甲高い音が発生した。そして、ガードを開くと飛んできた方向を睨むと宝石達や先生がいるのだがその先生の顔は珍しく驚いた顔をしていた。宝石達も、
「まさか、先生のが効いてないのか!?」
「硬すぎるという問題でわありませんね」
ジェードもルチルもユークレースもそこにいる宝石達もその硬さに唖然とさしていた。
◆◆◆◆◆
そのものは苛ついていた。
(一体何なのだ!?そこまで私を“あそこ”ヘ連れもどうそうとでも言うのか!?)
チラッとさっきのピンクのやつを見たら急いで奴らいることに戻っていた。
(あぁ、もういいもう全員···砕けろ)
◆◆◆◆◆
「モルガ!大丈夫か」
戻ってきたモルガにジェードが駆け寄ってきた。
「あぁ、大丈夫だでも腕にひびが入っちまった···ていうかあいつ硬すぎるだろ!俺の刀折れちまったぜ···」
「確かにあの硬度は異常ですね」
「ルチル」
「生まれた宝石がいきなり宝石を殴るなんて聞いたことありませんが、しかし、刀で切ったというのに傷一つ無いというのはおかしいですねダイヤ属だって少しぐらいつくでしょう」
ルチルは少し考え込むと
「そもそも彼は本当に宝石なのでしょうか?」
「···?どういう意味だルチル」
疑問に思ったジェードがその意味を聞いてみたが
「いえ、なんでもありません。まずは目の前の彼をどうにかしないといけませんしね」
「·····」
「·····」
ルチルの言うとうり、先生とその宝石は睨み合っていた。そして、
スッ
先に動いたのは宝石の方であった。宝石は腕を横に下げある“ポーズ”を取った。
「何をするつもりだ?」
すると、
ブーーン
手首あたりが鈍く発光し始めたのだ。
「「「!!!」」」
ジェードが、ルチルが、モルガも金剛先生もそして、その場にいた宝石達も誰もが直感した。
あれは、
誰かは止めようとした。誰かはその場から離れようとした。
そして、光る腕が交差する時
突如、銀色液体が彼を飲み込もうとした。
「!?!?!?」
目の前の宝石達に集中していためにその死角からの奇襲に反応できたかった。なんとか回避を試みるが間に合わずそのまま包み込まれた。その後は、地に倒れ伏せたいるだけだ。
「今のは···まさか」
ジェードや先生はその液体が飛んできた方向に目を向けるとそこには、
深い赤色の髪をした宝石が憂鬱そうな顔して立っていた。
「······」
「シンシャ···」
彼がいた事に驚きつい彼の名つぶやいてしまったジェードだったが、
「チャンスです。今の内にフォスとその破片を回収しますよ」
ルチルはこのすきをチャンスと見て、今の今までずっとほったらかしのフォスを回収しようととする。
が、
ピクッ
「「!!」」
そのものはなんと立ち上がったのだ。シンシャの銀色の液体を全身に喰らったためニ全身銀色であったが、そのことだけで驚かせるには十分であった。
「あれだけシンシャの“毒液”を浴びてまだ動けるのか!?」
動く銀色の宝石の姿を見て自分の毒液が効いてないということに驚いた顔をしていた。そして、みなのいるあるき出した。宝石達はすぐさま刀を構えた。たが、
ドサッ
一歩、ニ歩、歩いたが突然倒れたのだ。
「·······は?」
驚愕の次は呆然である。シンシャの毒液を全身に浴びながらもこちらへ歩きそしたらまた倒れたのである。
「一体何なのだこいつは···」
こうして、この一悶着は終わりを告げた。
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