今回で第六話ですが内容がしっかりできずうだうだしていたらもうこんなにたってしまったorz
なのでこのままではいけないと思い今回は前編、後編でわけます。
ではどうぞ
シングの紹介も終わり、後は仕事を決めるだけだ。
仕事というのはその宝石に合ったものに就くのだが、シングの場合は···
「「「「「シング!!、僕(私)の所にこない!?(くれませんか?)」」」」」
このように先輩の宝石達から自分の所ヘつかないかと、勧誘を受けていた。
「ムゥ···」
シングは何故このようになったのか困惑していた。
では、このようになった理由は、先にもいったようにシングの仕事をどうしよかという話が出てきており、そこにジェードが
「ならば、一度全部やらせてみてはどうだ?」
という提案が出たので、医務、服飾織物、意匠工芸、武器制作他、ものの試しにやらせてみると、なんと、シングは少し教えるとあっという間にスポンジのように覚え込み言われた事をすぐにやってのけたのだ。
そう、まさに“完璧”に
その様子を見ていた宝石達は、自分の所に入ってもらって手伝いをしてもらいたいということになり、
「シング!ボクと一緒に服作ってみない!?あんたにはその才能がある!」
「シング、私と紙を作ってみない?楽しいよ」
「 ねぇねぇ〜、シング〜僕と一緒に武器作ってみない?良いよ〜武器!」
「シング、私の所で医務を学びませんか?」
とまぁ、このように先輩の宝石から詰め寄らているのだ。当然シングはこの状況に困っているのだ。(上から順番にレッドベルリ、ペリドット、オブシディアンである。工芸意匠担当はスフェンという宝石だ)
「···先生」
シングはどうしたらいいものかと悩みながら、先生に助けを求めるように視線を向けるも、
「人気者」
(·····)
先生のずれた答えに早々に先生に助けを求めるのを諦めたがこの状況をどうすべきかと考えていた。
「おい!お前達やめておけ、シングが困っているぞ」
「あ、ぎちょー」
すると、そこへジェードがやってきた。
「で、お前達は何をしてたのだ?」
「何をてっ、決まってるじゃないですか、シングに私の仕事を手伝いをしてもらうように頼んでいるのです」
「いいや!シングはボクを手伝うべきだ。さっきも言ったろ君には才能がありこれは運命なんだよ!さぁ!!ボクと一緒に新しい服を作ろう!!」
「何ですか?その運命とは···。いいですか、シングば医学の進歩に大切な逸材です。それおうと譲れません」
「ボクだってこんな子いればボクもほしいよ!」
「僕も、僕も〜」
「私もほしいかな」
「あ〜、お前達シングにもまだやってない仕事があるんだぞ」
「へ〜、何が残ってるの」
「·····“見回り”だ。今回はそのことに関してシングを探していたんだが····おい、シングはどこへ行った?」
「え?」
ジェードにそう言われてあたりを見回すがシングの姿がどこにもなかった。そして、レッドベルリが
「あ、逃げた」
「「「·········」」」
そのつぶやきに皆は沈黙しか変えせなかった。
◆◆◆◆◆◆
一方、抜け出したシングは学校の外にある池いるクラゲを見ていた。
「·······」
「どう?自分の仕事は見つかた?」
「······ダイヤモンドか」
声を掛けられた方向を見上げると、ダイヤモンドがこちらを見ていた。
「····まだだ」
「そうなの?僕、シングの様子見てたけどあそこまで全部できる人初めて見たよ。しようと思えばすぐにできると思うんだけど?」
「····どうにもな···気が乗らん」
「ハハッ、何それ君らしくないね」
「·····」
「·····」
二人はしばらく無言でいた。
「·····ダイヤモンドは」
「?」
シングは突然口を開きこんなことを問い始めた。
「もし、自分でもわからないものが自分の中にあったらどうする?」
「?、何それ、どうしたの急に」
「····どうなんだ」
「う〜ん、そうだね」
ダイヤは少し考え込むと
「実はね、僕もそういうのはあったんだ。自分自身にもわからなかった黒くてドロドロした何が、だからかな?たまにこんなことを思っていたこともあっんだ。
“あの子がいなければ”てっ」
「·····」
「けどね、僕はね解ったのこんな気持ちが心の中にあったとしても、“あの子”や“あの人”には及ばない。だから決めたの自分の力であの二人に追いつくんだって」
「······」
「あっ!ごめんね、“あの人”とかゆってもわかなんいよね。ん〜、なんて言ったらいいんだろ?えっとねー「おい!何をしている!」あ!“ボルツ”‼」
声がした方向に視線を向けると黒く長い髪をした宝石が立っていた。
「見回りだ!さっさと行くぞ!」
「あ、ごめん!今行く!じゃ、またねシング」
ダイヤはそのまま走って行った。シングはダイヤを見送ると空を見上げた。
「·····」
シングはしばらく見上げていると、ゆっくりと立ち上がった。
(少し、歩くか)
◆◆◆◆◆◆
シングは外を歩きながら考えていた。それはやはり自分自身の事だった。この誰かの記憶は途切れ途切れで肝心のところが抜けている。あるのは、目の前にいる先生ぐらいの大きな人、そして、四方八方を囲まれ誰かと対峙している場面。他には、自分を含め十人くらいが火を囲っている場面などだ。しかし、どれもこれも穴開きでその顔があやふやなのだ。という訳で自分は誰かという事は一向にわからないままだった。
「······」
シングは苛ついていた。一向にわからない自分の記憶、そのせいで自分は誰かという不安が募っていくばかり···この繰り返しがシングを苛つかせていた。
「·····」
シングは風に草音を聞きながらこれからの事を考えていた。が、その時、
「シング‼避けろ‼」
突然、響いた声に気づき声のした方向を向くと···
空から大量の矢がシングに目掛けて降ってきた。
◆◆◆◆◆◆
数分前、
この草原には二人いた。ジルコンとイエローである。彼らは見回りの途中であった。
「ファ〜ア、しっかし暇だね」
「先輩、気を抜きすぎじゃないんですか?」
「ジルコンは気を張り過ぎなんじゃない?」
「ハァ、まったく」
ジルコンはイエローの溜息をついた。
「そういえば聞きましたか?あの子の事」
「うん?あぁシングの事、でもすごいね〜どの仕事にも適正があるんだから」
「そうですよね。ですがその本人はどの仕事にも付いてないんですから」
「······」
「ですがその適正の高さには驚きました。僕も頑張らないといけませんね!!てっ先輩?」
ジルコンは反応がないイエローに気づきイエローを見ると、イエローは空を見上げていた。それにつられジルコンも見上げると
「あ」
空の一部が割れていた。なんの音もなく現る。まるで黒い影のようだった。そうだ。これが黒点だ。
「ジルコン、急いで先生を呼んできて」
「は、はい!」
ジルコンは後ろを向いて学校へ走っていった。イエローは鞘から刀を抜くと
「さて、頑張りますか」
イエローは先生が来るまで月人を引きつけるのだった。
この近くにシングが歩いていることは知る由もない
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