おっと、すでに遅かったようだね。学園も襲撃されてるよ。いやだって聞こえるじゃないかガドリングと大砲の音。
まあ雑兵は任せてくれ。群衆滅ぼすのとか大得意だから。
ふう、雑魚は狩ったか・・・・・・残りはメインの部隊だが、おや?なぜタバサ嬢とキュルケ嬢が?
ああ、内政干渉になるから王城からフネにのって逃げてた?なるほどね。
あれが最後の一人の傭兵部隊ボス?ほう、コルベール師は火薬庫の力を使いこなしているようだね。
まああっちも火薬庫狩人だけど。
よし!連金で油を撒いてからの炎エンチャントパイル!あれは完全に決まっただろう・・・・・・
ん?あれは・・・・・・まずいそれは獣化だ!避けろ!
ふむ、あの傭兵隊長は旧主の番犬になったか・・・・・・それもおそらく冒涜仕様だな。これはなかなか敵うまい。
狩人の心得がある者は全員でかかれ。光ったら突進の前触れだ。当たれば一撃で死ぬから横に必ず回避するんだ。
囮は私とコルベール師がする。その隙に手足をへし折れ。
「カインハーストの狩りを知るがいい」
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いやーメチャクチャ強かったね旧主の番犬。だが皆いい動きをしてたよ。
タバサは実に的確だったし、ギーシュ少年もバカ弟子との稽古が生きたな。
それに今回の主役はコルベール師だろう。ちゃっかりキュルケ嬢の心もハントしてるし。
えっ、貴族派はみんなあんなんなのかって?多分ね。
ここでああいうのを出してくると考えるとおそらく本拠地はヤハグル化してるんじゃないかな。要するにみんなあんなんになってるだろう。
そしてはっきりした。間違いなく別口で誰かが上位者と契約してる。
ロマリアの神官か、ジョセフ王あたりだろうな・・・・・・となるとイザベラは危ないぞ。
どうするタバサ嬢。ジョセフ王が上位者と契約してたら間違いなくイザベラと対決するだろう。
そしてその時に狩人はイザベラだけだったらまずまちがいなく彼女は死ぬね。
どうする?イザベラを助けるか?それとも見捨てるか?
ふふふ、そういうと思っていたさ。なに助けにいくんじゃない?
ジョセフ王を倒しにいくだけ?自分一人でたおしたら玉座が転がってくるからイザベラに手柄を譲る?
ふふ、まあそういうことでも良いさね。さあ、準備をしよう。
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うわぁ、ガリアの王宮ってこんな冒涜的な形してた?してないよね……
いつもの如く目玉だらけだな。だから上位者に触れた奴らは嫌いなんだ!
姿形をそのまま真似るとかウィレーム師が泣くぞ。
だけど、脳にそういう器官があるのも事実だから間違いって言い切れないのも嫌な所だしなあ……
半端に成果があるからむっちゃくちゃするもんねあいつら。
え?いいよ気にしなくて。上位者の智恵に触れると皆ああなるってだけさ。
さてと……戦っている音が聞こえるな。時間が無いぞ、急ごう。
「これはこれは、ヤーナムの狩人殿。いかがかね?懐かしいだろう。
メンシス学派の教義、それは私を新たな啓蒙に導かせてくれた。
すなわち、まともであることのなんとくだらないことか!
それを真実として教えてくれたのだ。彼らの書物には感謝しても仕切れんよ」
うわぁ、メンシスの檻の王冠仕様かあ……イカれたもんかぶってるなあ。
「私は征く。宇宙へ!超次元へ!そのために城をこのようにした。
風石の埋没もまさにこのためにあったのだろう」
城ごと宇宙へ行く気かい?相変わらずヤーナム野郎だなメンシスの徒というのは。
この分だとマジで空気対策もしてそうで嫌だ。ああ嫌だ技術力のあるバカは。
「ふざけるなよクソ親父が。あんたは、あんただけは私の獲物だ。
私があんたを仕留めなきゃいけないんだ。師匠も人形も下がってな」
いやいや、難敵には複数人で当たるのもまた狩人の作法さ。
使い給え。聖女の血だ。それで回復するだろう。
なあにこのくらい良い思い出になるものだ。楽しく酔えそうな狩りだからな。
「私もあれには恨みも因縁もある。イザベラ姉様だけに背負わせない。
決着は私たちがつける。それでこそ意味がある」
それに、綺麗事言っている場合でもないだろう?
どうせ虚無とか彼方への呼びかけとかそういうの使うんだろう?
さあ囲んで狩り殺すぞ!
書きため分はここまでです。少し遅くなります。すいません。