■
おかえり。ではまず体力を30まで上げ給えよ・・・・・・
ん?魔法を教えてくれるんじゃないのかって?神秘とかそういう数字だろって?
そうだよ。でも何事も体が資本だ。体力がなければ何も出来ん。
どうしてもというなら25までは上げなければこの先は耐えられんよ。
いずれ解る・・・・・・
まあ、好きにすれば良いが、体力は最低30、持久は20ないと多分きついぞ。
あとは好きに振れば良いが・・・・・・欲張って全て上げるのは無理だ。
上げる数字は攻撃用のものは2つまでにしたまえ。他の2つは放置するか、15くらいにとどめるのをおすすめする。
なんでかって?そりゃ当然あとになってくるほど伸びしろが減って強くなりづらくなるからさ。
まあ120くらいまでは楽に上げられるがね。
よってもっとも上げたい数字でも50までにしておきたまえ。それ以上はあまり意味がない。
それより先を目指すならば体力も50ないと死ぬ。確実に心が折れて獣に堕ちる。
だが、なんとするも君の自由さね。私は助言するだけさ。
■
ほう、思ったよりも速かったね。もうレベル40頃かな?じゃあそろそろいいか・・・・・・
君、あの建物の外に出てみたまえよ。待ちかねたって?ははは、いい返事だ。
君もなかなか狩人の素質がある。無慈悲に血に酔える。それもまた狩人の一側面さね。
いいや、褒めてるんだよ?素晴らしいじゃないか。
さああとは実践だ。これで狩りに優れるようになれば何も言うことはない。
ああそうだ。こういう赤い宝石・・・・・・血石の欠片と二欠片。これを見つけたらぜひ拾いたまえよ。
光り輝くものがあればそれだ。武器を飛躍的に強化できる。素敵だろ。
ああ、君がほしがってたマジックアイテムとかも全部店頭に並べておいたよ。相応の値段はするがね。
まあ死血も血石も必要分はばらまいておいたから頑張って見つけて欲しい。
じゃあ、グッドハンティング。
■
おかえり速かったね。え?あの白い獣人は何かって?ローランの銀獣というんだが・・・・・・
まあ、獣に堕ちた人のなれの果てだ。君も私もしくじればああなる。
悪魔めって?そうだよ、だいたいあってる。そんなものさ。
というか解っただろう?体力持久の必要性。
獣が大きく恐ろしいならば雑魚を狩り、血の遺志を集め成長したまえ。
かつて多くの狩人がそうしたものだ。
君は力が欲しくて狩人になったんだろう?獣が恐ろしかろうと、狩るしかないのさ・・・・・・
じゃあ私はしばらく留守にするから。頑張りたまえ
■
ほほう、これは・・・・・・いい面構えになってきたな。
相当涙も血も流し尽くし、もはや枯れ果てただろう。人間性は摩耗し、しかし心折れずに戦い抜ける・・・・・・
良い狩人になったな。ほう、武器もドロップで+7まで行ったと見える。すばらしい、賞賛しよう。
その分だとゴキゲンに秘儀も使えるようになったようだね?
いいだろ夜空の瞳。使いやすいし見栄えも良い。
トライアングルにも目覚めざるを得なかったんじゃないかな?
いや何しろ人間、生命の危機くらいの必要性と緊急性がないとそういうのには目覚めないからね。
いくら座学をしようと稽古をしようと、こればかりは実践で身につけるしかない・・・・・・
もうスクウェア?よかったじゃないか。おめでとう。
約束は守っただろう?どうだね気分は・・・・・・
最悪の一言?だろうね。
では卒業試験だ。私にぶつけたい不満もあろう。かかってきたまえ。
良い返事だ。狩人よ。
カインハーストの狩りを知るが良い。
・・・・・・『かねて血を恐れたまえ』狩人の警句だ。
人でありたければ血に酔うのもほどほどにすることだ、という意味さね。
美学なりこだわりを持つとなお良い。では、良い目覚めを。
■
いやーやるねえあの子。今レベル90くらいじゃないかね?
まあ惜しいところまで行ったよ。私に第三形態まで使わせたんだから。
人の身であれば十分に過ぎるだろう。
まあちょっとばかり厳しかったかもしれないが、あの子は座学より実戦で野生と獣性に目覚めた方が速かったのさ。
ああ、人形ちゃん、工房道具のコピーが完成したって使者が言ってる?それはよかった。
使者よ。さっそくその工房道具とこの血塊五〇個セット、それから適当な血晶石を見繕って姫君の部屋におくってくれたまえ。彼女が完全に目覚める前にね。
ああ、それとこの彼女のためだけに私が作った狩り武器もね。
まあ、仕組みは単純でノコギリを仕込んだ仕込み杖ってだけなんだが。
だけど教会の使い用くらいの長さにしたからリーチはものすごく優秀だぞ。
振りも杖と鋸鉈そのままだし十分すぎないかね?傾炎の血晶石もつけてあげたし。
補正も筋技神すべてBランクだし。すごくないかい?
まあ、卒業のお祝いさね・・・・・・喜んでくれると良いんだが。
さーてここからが忙しくなるぞ。ああ、楽しみだなあ。ふふふ・・・・・・