特異点での配達もおまかせ。そう、アマゾネスならね。   作:初手降参

2 / 3
ネタバレすれすれなことが 消えない罪と言うなら
ここで注意することがそう背負いし罰だろう
Oh!! No-No!! Woo
枯渇とこじつけのLabyrinth
ネタが もう息苦しい
さっきまでプロットだったものがあたり一面に転がる



レビュー・謎のヒロインXオルタ

謎のヒロインXオルタさんのレビュー ☆3

 

───

 

アマゾネスさんは、その、配達が速いのは結構なのですが。……でも、同じくらい気が早いのが欠点ですよね。

 

人によってはアマゾネス・ドットコムに、感化されている人もいるようですが。毒される前に考え直した方がいいかと。

 

これは、私達ヴィラン連合が新円卓の勢力と抗争していた時の話です。

 

───

──

 

 

 

 

 

   コンコン

 

「配達である!! 配達である!!」

 

 

その時私は、ヴィラン連合の内の一つの小さな宇宙船で、フランと一緒に炬燵に入りながらおやつを食べていました。

 

 

「ウゥ……ナーウ……」

 

「来ましたか。早かったですね……名残惜しいですが、すぐ戻ってきますので」モゾモゾ

 

 

配達の人を待たせる訳にはいきません。

私は後ろ髪を引かれる思いで炬燵から出て、宇宙船の外に出ます。そこにいたのがCEOでした。

 

 

   ガチャ

 

「ウェポンとアモ(弾薬)、豆大福詰め合わせ、それから最新のパーツを持ってきた。サインを」

 

「いつもお疲れ様です」

 

 

私は手早くサインして荷物を受け取り、炬燵に戻ろうとしました。因みに最新のパーツとは、とあるお間抜けなヴィランを魔改造するためのものでした。

しかし私が炬燵に戻ろうとしたそのタイミングで、間の悪いことに私の上司の男、キャプテン☆ニコラが帰ってきてしまったのです。

 

 

「今戻った……あっ」

 

「……貴様、男だな?」

 

 

当然CEOはキャプテンに詰め寄ります。

 

 

「……く、厄介な時に帰ってきてしまった……!!」

 

「……貴様、男だな? 男だろ。男だろう!?」

 

「く、ぐぬ……い、いや、私は男には見えるがそうではない。実は女の子なのだ」

 

 

そう誤魔化すキャプテン。相手はどう取り繕っても私と同じバーサーカー、頑張れば騙せます。早く炬燵に戻りたい……私はただそう思っていました。

 

ただ、悪いことは続けて起こるようで。

 

 

「ほら髪も長いだろう? 良いだろう? だから私は女の子なのだ」

 

「ふむ……男ではないエビデンスの一つにはなるが、私のプリンシプルはそれだけでは信用できないとシャウトしている。……やはりマストなのは、下半身の開示だと思うが」

 

「そ、そんなものは御覧に入れられないな……」

 

 

何とか誤魔化していたキャプテンの目の前に、もう一人のヴィランが現れました。

 

 

 

 

 

名前を縞パンエリザと言います

 

 

「……あれ、キャプテン☆ニコラじゃない。お隣の人凄い()()てるわね。もしかして何かやらかしたのかしら? ()()ちゃうわ」

 

「……!?」

 

「そうそう、頼まれていた()()イで()いフロッピー、持ってきたわよ。見事に()()()()()()()な窃盗術でね!! ……全くアナタも()の子よね、ロボット作りたいなんて」

 

 

縞パンエリザは、コスモカルデア学園にて潜入操作を行っている(と本人は思っているが全く仕事が出来ない)ヴィラン同盟の一員です。ついでに言えば、今日適当に理由をつけて呼び出して、届いたパーツでメカに魔改造しようと思っていました。

そのエリザが無意識に、キャプテンの性別、そしてCEOのトラウマを同時に突きつけたのです。

 

 

「キレ、アキレ、キレ、ウス、美しい、キレキレ、男……ア、アアアアアアアアア!! ■■■■■ゥゥゥッッッ!!」

 

「何やってるんですか縞パンエリザァッ!?」

 

 

私としたことが、その時は絶叫していました。仕方ないでしょう、彼女は華麗に地雷原でタップダンス、いや、ブレイクダンスを踊っていたのです。

 

CEOが目を憎悪の真紅に滾らせてキャプテン☆ニコラの胸元を掴み持ち上げます。もう言い訳は効きそうにありませんでした。

仕方ないので私は受け取った荷物の中から催涙弾を取りだし、それを投げつけてキャプテンを救出します。宇宙船の中に転がり込んできたエリザも受け入れて、宇宙船のエンジンをかけました。

 

 

「■■■■■!! 今こそターゲットをノックダウンする時、アマゾネス・ドットコムはブレイクスルーを迎える!!」

 

 

恐ろしいことに、CEOは宇宙船の外壁にしがみついていました。しかも片手で通信機を弄っています。これはもう、仲間を呼ばれてしまったかもしれません。

そう思った私は操縦幹をフル回転させます。所謂きりもみ回転、という飛行です。

 

 

「仕方ありませんっ……!!」

 

   グルグル グルグル

 

「ぎゃあああああ!?」

 

「ナ"ア"ア"ア"ア"ア"!?」

 

 

後方で炬燵がでんぐり返しをしていましたが、それを気にする余裕はありませんでした。

 

 

「■■■■■!! ■■■■■!! 私の憎しみはパーマネント、この怒りが私のインセンティブ!! ■■■■■は逃がさない、それがCEOスピリッツ!!」

 

 

そしてCEOは粘り強く宇宙船にしがみついています。

早く、早く引き剥がさなければ。その思いが私を逸らせていました。

 

 

「どうするんだ!?」

 

「こうなったなら、申し訳ありませんが新円卓に擦り付けます!! 確かいましたよね、ええと、謎のネギ頭Aだか謎のキャロットAだか、そんな感じの人!! いませんでしたか!?」

 

「何でもいい、早くしろ!!」

 

「分かりました……パワーをメテオに!!」

 

 

 

 

 

──

───

 

……こうして、私たちは全力で新円卓の軍勢に突撃、なんとか難を逃れました。

アマゾネスさんは基本的にはよい会社なのですが、時折出てくるCEOが厄介です。

 

死にたくなければ、男の皆さんは使わない方がいいと思います。

 

 

スリルを味わうこともできる。

そう、アマゾネスならね。

 




何故続いた

何故続いた
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。