艦隊刀記録   作:飛行士

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今回本当に案がなかった
本当にごめんなさい許してヒヤシンス(殴
はい結構本気で案がなかったんです
次は早く出来るように善処します
(早くするとは言っていない)


純白

今日はいろいろあり本当に疲れたのでもう寝る事にした

 

(にしてもここは本当に純白という言葉がぴったりだね)

 

目の前には白のロングコートに身を包んだ白い人がいた

 

「なぁ波音、お前ってそんな白かったっけ?」

「着替えたんだよ」

「へぇー着替えられんだ」

「あぁ」

 

何を当然の事を、と言わんばかりに呆れ顔で言われた

 

「というかコートの下は冬用の士官服なんだな」

「はぁお前現実でどんな服装だった?」

「黒のロングコートに夏用の士官服」

「そのせいで色が反転したの着ているんだよ」

 

何を当然の事を、ではなくただただ呆れているだけだったようです

 

「現実に出れたらもっとましなの着るんだかなぁ」

「まぁまだ制服なだけよかったか」

「てかお前何で3月なのに白なんだよ」

「だってかっこいいジャマイカ」

「コロス」

「はい死んだー」

「じゃなくて!!」

「ノリ良いね」

「馬鹿なの?」

「いいえケフィアです」

「お前いい加減にしろ?」

「ハイ、スミマセン」

「それに会議とかの時くらいちゃんと黒着るし」

「はぁはいはい」

「あとそろそろ時間だぞ」

「そいや俺が無くした九四式拳銃何でもらったんだっけ」

「覚えてなかったのかよ」

「対策なんだと」

 

なんの対策か気にならなくもない空だったが聞くと面倒そうなので聞かなかった

 

「ふーん」

「おい、ってか本当に良いのか?」

「何が?」

「時間、もう七時過ぎたぞ?」

「え゛まじ?」

「だから言っただろ?」

「はっ!?そうか!じゃあな」

(初めの時よりは早くなったか)

 

 

「おはようございます」

「おはよう」

 

そう挨拶を交わした時だった、ジリリリンとベルが鳴ったのは

 

「電話鳴ってますよ?」

「取りたくなぁーい」

「何小さな子供みたいなこといってるんですか?」

「ぶぅ」

「不貞腐れても可愛くないですよ」

「」( ゚Д゚)

「何世界の終わりみたいな顔してるんです?」

「早く取ってください」

「容赦ないですね」

 

しょうがなく電話を取ってみると

 

「はいはい?こちら単冠湾泊地所属のきさr」

「やっほー空くんお久しぶり」

「なんだ元帥か」

「元帥かってなんだい元帥かって」

「2度繰り返さんでも分かります」

「で何です?何か用件があったのでしょう?」

「あぁそうそう」

(この人大丈夫なのか?主に頭が)

「一週間後に大規模反抗作戦への会議が行われる」

「へぇ、ってん?」

「これだけ伝えに電話したのよ」

「そこまで遠いと書類間に合わないからってな」

「マジかよ」

「ついでに陸軍省に顔出してね」

「なっ何故それを」

「いやさ陸軍省から通達が来たから」

「なんだそういうことか」

「にしても君は凄いねぇ」

「何がです?私はただの少佐ですよ」

「ただの少佐は飛行機には乗らないんだけどなぁー」

「え?何で知ってるの?島以外には言ってないのに」

「君の大淀がうちの大淀に定時連絡ついでに打電してたよ?」

「大淀ォー!」

「にしてもすごいね初飛行で発艦と着艦を完璧にこなすなんて」

「いや大したことはありませんよ」

「いや普通の人間できないからね?妖精でもできないからね?」

「うそやん」

「ハッそういえばこの事言わないでください?」

「言ったら話題にされますからっ」

「注目とかあまり好きじゃないんですよ」

「とは言ってもねぇ」

「まさか」

「いや僕じゃないよ?何かいつの間にか皆さんの周知の事実って事になってるよ」

「なんでや!」

「噂って怖いね、まぁもうみんな知ってるから逆に話題にされなくてすむよ」

「そういう問題じゃなーい」

「はぁはぁはぁ疲れた」

「まそう言うことで、じゃあの」

 

そういって電話は切れた

 

「えっ?今の元帥閣下だったんですか?」

「うん中島元帥さんよ?」

「いや元帥さんよ?って何普通に話してるんですか?」

「いやあの人が二人ん時はそうしろって言ったから」

「なんだ良かったですよ」

「まぁ普通はあんなことした時点で死罪だな」

「良かったですよ常識知ってて」

「そんじゃまぁ仕事しますか」

「はい」

 

そういって出てきたのは書類と言う名の白い山だった

 

「これは終わりませんね諦めましょう」

「諦めないで仕事をしてください」

「……はい」

 

そのあと餅つき方式で判子だけの書類を昼食の時間までに終わらしたのはまた別の話

 

さて食堂へ昼食をたべに行くと、急に気が抜ける

 

「あぁやっと終わったー」

「お疲れ様です、午後はサインが必要な書類です」

「まだあるのかぁー」

 

まぁあの方式で判子書類は全て終わり残り100枚くらいになったのも事実、というか元がおかしいなんだよ20000枚近くって

 

「それにしても、加賀さんやよく食べますね」

 

加賀さんのお皿には山盛り(本気)に盛られていた

 

「提督が食べないだけです」

「いや確かにここでは駆逐艦位だけどこれでも常人の大盛りはあるんですぜ?」

「何ですか?その悪者の真似して失敗した子みたいな語尾は」

「悲しくなるのでやめてください」

 

その後書類をまた餅つき方式で終わらして疲れて早寝したのも別の話




空「あ゛ぁ何であんなに書類あったんだろ」
大淀「それは大本営から送られてくるからです」
空「それはそうだ、って大淀貴様ぁ」
大淀「ワーボウリョクハンターイ」
空「棒読みすぎなので、バルス!」
大淀「目がー!目がァァーー!」

次の話でまた登場の“あの人”です


2019/01/18一部変更

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