艦隊刀記録   作:飛行士

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後半閣下要素を頑張った


帰宅

それから一、二時間程たちおやつ時に単冠湾の軍港に帰港した

 

「では私は車出しますがどうします?」

「うーんそうだな俺も一緒に出すか」

 

船倉

 

さてそういう訳で船倉に来てもうスターレットは先に出たのだが……あれっ格納庫って酸素薄いとかあったっけ?

そんな事ある訳無くただただちょっと調子が悪いだけだった、本当に止めて欲しい、また部品買いに行かねばならなくなる

 

「よしグダグダしてたせいで周りになんもないからぶっ飛ばそ」(ヤケ)

 

85km/h程で後ろのスロープ?から出てドリフトしながらMARCHとFigaroとか言ったっけ?そんな車が停まってる駐車場と言う名の空き地の横を颯爽と走り去り車庫にドリフトからの反転バックで入れた

 

「ふぅ我ながら綺麗に決まったな」

 

横にスターレットがある以外何も変わらないな……ん?何でスターレットあるん?

 

「ただでさえ狭い車庫が更に狭くなったぁー」

 

いや確かに二台位しか入れないようにした俺も悪いが、勝手に入れられたァー

 

「まぁ俺の車(笑)だからいいや」

 

執務室

 

「数週間振りの帰還!!」

「うるさいです」

「すいません」

 

という茶番をしているとコンコンとノックし礼儀正しく入ってきた大淀さんにこういわれた

 

「とっとと仕事をしてください」

「ゑ"」

「どっかのネタみたいな事してないで早くしてください」

「提督のサインやハンコが必要なものがまぁまぁあるんです」

「ハンコくらいやってくれて良かったのに」

「え?」

「だから代わり頼んだんよ?事後報告でいいんやって」

「ダニィ!!」

「まぁこんな話している間に加賀さんがハンコ書類の処理終わらしてるけど」

「あとは提督です」

「そうかなら休んでて」

「なら近くで休憩してますね、大淀さんと一緒に」

「おう」

 

んあ?そいや攻略艦隊編成して訓練しとかなきゃじゃね?

 

「加賀さんや、主力の空母と戦艦と軽巡と駆逐艦を二十人位呼んで」

「分かりました」

 

ほらね?近くで休憩してて良かったでしょ?と思う加賀さんであった

 

「ん?これって」

「あぁ現状の資材状況ですね」

「( ゚Д゚)」

 

十分後

 

今は三ヶ月後の作戦案を考えている

あとなんとなくイメージで伊達の細いβチタン眼鏡をしている

 

 

「只今北方における敵勢力はこんな感じなので哨戒網の薄い列島沿いが良いと思われます」

「そして戦艦部隊で一掃し水雷戦隊を突入でどうでしょう、パン食う?」

 

(上官にタメ語って赤城さんあーた、てか何でパン食ってるんだよ)

「それから敵を雷撃で排除します」

「ところで航空部隊は水雷戦隊につけられんの?」

「……提督、航空部隊は……」

「航空部隊は敵の電探網等に引っ掛かるので無理です、それくらい分かってください」

「」

 

その言葉を聞いたショックで震える左手で眼鏡を取り手元に置いた

 

「この作戦でなぜ護衛航空部隊が着かないのかわからんやつと赤城はここに残れ……アンポンタン」

(((なんだろう嫌な予感するから出よう)))

 

ぞろぞろ出ていき赤城と摩耶、由良に後ろに居る加賀と大淀以外執務室には居なくなった

 

「あの戦争から!護衛機のいない艦隊は餌食になるって戦争の常識だろ!あと今日は鯛が食べたい!ボルシッチ~」

 

扉の向こう

 

「どう考えても自滅じゃねーかよ」

(どういうことだ?)

(さぁ~)

(てか隣の潮ちゃん泣いちゃった)蒼龍が寄り添ったから(多分)大丈夫

 

執務室

 

「っていうかそれ証明したの日本だしさ!」

「そんな事も分からんのか」

 

立ち上がろうとしたら膝をぶつけキレてる途中なのに「アイタタハンフ」とか言っちゃった

 

「水雷戦隊に何かあったらどうすんだ、もう大ッ嫌いだ!」

「そんな事言ってもバレたら意味ないんですよ、奇襲なんだから」

「お前滑舌良いな!大ッ嫌いだ!」

「滑舌良い大食いバーカ」

「仕方ないですお腹減るんだから」

「だからってボーキと米盗み食いしてんじゃねぇーよ」

 

作戦の会議等に使う赤青鉛筆を二本持ちおもいっきり執務机にぶん投げこういった

 

「チクショウメー」

「腹減ったからってそんなに食ったら皆の分もお前の分もウォッと言うくらい減って自分たちの首絞めることになんだよ」

 

 

「ただでさえ皆育ち盛りでよく食べるのに!」

(何の騒ぎ?昼寝してたのに)

(翔鶴あなた何寝てんの空母召集かかってたんだよ?)

 

 

「お前この書類見てみろこの異常な減りお前のせいだぞ?こんなんだったら行く前に鍵かけとくんだった、ホント判断力足らんかった~」

(判断力自体は元々足りませんけどね)

「ってか最初作戦の話だったのに赤城問題に話が刷り変わっちまった」

「いいか赤城これあの人の前でやったら粛☆清されるぞ、そう!スターリンだったらな!」

 

ゼェゼェと息を切らしながら椅子に座った

 

「まぁ確かにお前の食欲じゃ足んないのも分かる俺だって中学高校はすごく腹減ったからな」

「あぁもうホント(ほぼ枯渇という文字が)目に刺さるにゃん(ここまできたら)おっぱいぷるんぷるん」

「あぁもうやってく自信無くなるなぁ畜生」

「赤城お前もう盗み食いだけはやめろよな」

「あと赤城以外はホントごめんな、もう自由にしていいよ」

「あと外に居る奴らも赤城監視しとけよ!」

 

「ヒグッエグッ」

「大丈夫貴女達は悪く無いわ、主に我々空母艦娘が悪いのよ」

 

「もう俺を休ませてくれ、旅行のせいで疲れてるんだ」




赤城「提督・・・本当ごめんなさい」
空「分かった、じゃあ最後にこれやらして」
赤城「分かりました」
空「コ☆ロ☆ス」
赤城「はい死んだー」
そう言って百発程ゴム弾(演習用)を浴びて崩れ落ちた

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