艦隊刀記録   作:飛行士

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ノリと勢いのドゥーチェ(ガルパン)精神で吹雪と卯月である


銃器

面倒な事を終わらせ執務室に戻ろうとした時だった

 

「しれーかん何してるぴょん?」

「うぉぁ!」

「なになに?いかがわしい事でもしてるのかぴょん?」

「急に後ろから声掛けられりゃ誰でもそうなるっての」

「ふーん、でこの鎮守府には秘密基地があるのは知ってるぴょん?」

「えっ?まじ?」

「うん」

「どこどこ?やっぱそういうのは憧れだよな」

「あそこは暗いからライトを持ってくぴょん」

 

そうしてライトを持ち鎮守府本館の一番北の部屋に来た

 

「ここぴょん」

「へぇ、案外普通だな」

「まぁ普通じゃないとばれちゃうからね」(ホントは誰も来ないだけの何の変哲もないただの部屋だけどね)

「中入るか」

「うん」(よし掛かった!)

 

次の瞬間俺は小学生並みの身長で無駄に身体能力が高いピンクの髪の可愛い顔した悪魔に跳び蹴りを(腰に)喰らった

 

「うぉっ」

 

ガラガラドカン!と痛い音して止まった

 

「ふぇ?だっ大丈夫ぴょん!?」

「腰がぁー」

「ちょっと待ってるぴょん!」

 

駆け降りてくるのが分かったので途中で驚かした

 

「うあっ!」

「ひっ!」

 

ガタガタ!……ん?ガタガタ?足滑らした?

最後思っ切り飛んで見事に俺の腕の中にシュゥゥゥゥトした

 

「大丈夫?」

「大丈夫ぴょん」

 

手探りでスイッチらしきものを押すとなんと少し埃を被っては居るがまぁ綺麗な射撃場を発見した

 

「……うそん」

 

卯月に関してはあまりの事で顔を紅くしながら気絶していた

 

「まぁ戻るか」

 

卯月を医務室に運び、基本的に身体能力が高い駆逐艦に手伝って貰って射撃場を整備した

 

「司令官ここは結局何なんですか?」

「射撃場」

「「「……?」」」

 

まぁ軍人や軍属とはいえ元民間人(ほぼ)の女子だから知らんのも当然と言えば当然である

 

「どよっち」

 

その後勢い良く大淀に両足跳び蹴りを喰らいつつ十名程いる駆逐艦全員分と我々の分のイヤーマフ(射撃用遮音機)が渡された

 

「んじゃとりあえず三八式撃つからね!」

 

少々大声で言わんと聞こえんのが難点である

 

「行くぞ!」

 

クリップに付いていた三八式実砲を一クリップ分無理矢理押し込みクリップを弾く、そしてボルトを戻し押し下げる(若干錆びてたからね仕方無いね)

 

「ふぅ、ここまでギチギチだとは…」

 

呼吸を整え集中し引き金を引いた

 

「……(´・ω・`)」

「明後日の方向でしたね」

「油が無いからな」

「撃ち尽くすか」

 

全弾あらぬ方向へ行きました(´・ω・`)

 

「……つっ次は九九式だ!」

 

さっきと同じように九九式普通実砲を装填し発射したら紙の的に当たりはしたが端っこの方にほとんどが当たった

 

「これは点検必須だな」

「ですね」

「なら次は九四式だ」

「今度は拳銃なんですね」

「まぁな」

 

一発を先に薬室に込め8mm南部弾またの名を十四年式拳銃実砲を六発、弾倉に装填し拳銃に入れた

 

「よいせっと」

 

七発を指連射で50mの的のほぼ中心に当てた

 

「「「さっきまでボロボロだったのに急に当ててきやがったー!」」」

「お前らは俺の事何だと思っているんだ」

「うーん当たる当たる詐欺の人?」

「仕事をサボる人」

「うんごめん確かに全部あってる」( ;∀;)

「提督?顔が顔文字になってます」

「なにそれ怖い」

 

「さぁ行きますよ」という地獄の言葉でライフルを二挺持った危ない人が執務室へと吸い込まれるのであった

 

「ホント疲れた」

 

自室の三、四挺のキャパを持ったガンロッカーに入れてその後加賀にこってり怒られ(´・ω・`)な提督であった

 

「ようやく戻りましたね仕事あくしろよ」

「はい、すいません」

 

数時間でまたあの頭の可笑しい量を終わらせ話をしていた

 

「ようやく終わりましたね」

「なぁ7mmとか8mmもいいけどもっと大口径の欲しくない?」

「このカタログでもみて、どうぞ」

(´・ω・`)

 

そのカタログの対物ライフルのページに(何であるんだよ)一際目を引く銃があったのだがその名は……

 

PGM ヘカートII (仏:PGM Hécate II)

仏軍に1993年以降正式配備されている

最大射程 2km強  有効射程 1.8km 射速 825km/s 銃身長 700mm 装弾数 七発 ボルトアクション方式

 

そして気になる口径は12.7mmで使用弾丸は12.7×99mm米連合弾

これなら口径も問題無いし米連合弾なら調達も簡単である

 

その後も見ていくとFN-Five-seveNというちょっと不思議だけど合理そうな拳銃があった

 

性能は

口径 5.7mm 銃身長 112.5mm 使用弾薬 5.7x28mm弾 装弾数 20発(拡張弾倉は30発) 作動方式 銃身遊動遅延ブローバック 全長 208mm 銃口初速 650m/s 有効射程 50m 製造国 ベルギー

 

まぁホント最近のだから強いのだろうが口径が九四式より小さい時点でなんか怖いし有効射程も変わらないので変える必要あるかなぁ?と思いつつあれは手首に悪いので早くサイドアームのメインを更新せねばと思う如月提督なのであった




FN-Five-seveNだけwiki丸々(ほぼ)でヘカートはwikiチラ見しながら書きました
てかGGOの銃ですね

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