艦隊刀記録   作:飛行士

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明けましておめでとうございます

2ヶ月のタイムラグを越えやって来た駄作(泣きそう)



姉妹が鎮守府に来る
茶番


「んじゃ後は頼んだぞ?」

「了解です!」

 

執務室

 

「提督」

「……はい」

「最近はまぁまともに仕事をする様になったなぁと思ったのに今日は私達でもうほとんど終わらせてしまいましたよ?」

「ごめんなさい」

「本当に全くもう」(まぁある意味提督らしいといえば提督らしいですね)

「加賀さんをあまり怒らせないであげてくださいよ?」(確かにそうですね)

「そうだな……んじゃとりあえず明日は休んでくれ」(何を話しているのかは分かんないけど加賀さんの身体が心配でござるの巻)

「本当に大丈夫ですか?」

「大丈夫大丈夫、一年半前まで書類仕事ばっかりやってたから本気出すさ」

(大丈夫なのだろうか)

(そういやあいつどうしてっかなぁ)

「どうしました?」

「ん?あぁいや何でもない、そいや夕飯何かしらね」

「知らんな」

「なん……だと?」

「いえ今日はカレーですよ?」(*´・ω・`)b

「嘘だ!ドンドコドン!」

「やりました」(^q^)

「加賀さんヨダレあかんて」

「( ゚д゚)ハッ!」

 

食堂

 

今日はカレーにカツが入ってました(誰かは言うまい)

 

「カツカレーってさ……何でこんなに美味しいんだろうね」

「それはカツカレーだからです」

 

自室

 

なぁ知ってるか?この鎮守府ってさ自分以外ALL女子でさ?(え?陸軍さん?あの人達は自分達の宿舎にもあっから良いんだよ)風呂一つやん?そんで俺男やん?

最初は(おいどうすんだよこの状況)って思ったよ?けど時間帯ずらして入るスタイルして早かったり遅かったり気ままに入ってたけどさ?さっき帰り際に見てきたら清掃中って書いてあったんだけど?(あぁ妖精さん達もたいへんやなぁ)とか思ったけどよく考えてみ?

 

艦娘の入浴時間外→清掃中→提督遅めの入浴スタイル

 

詰んだよ?ねぇ、これかなり詰んだよ?

 

「どうすんだよ!この状況!」

 

長考している間に何故か大淀さんが入ってきてた

 

「提督うるさいです」

「すいません」

「で?どうしたんです?」

「今日風呂に入れないんです」

「あぁ今日月一の大清掃の日ですか」

「そうですね畜生」

 

基本鎮守府では風呂がデカイからいつもの風呂洗いとは別に月一で妖精さんによる入念な清掃が入る

 

「よし提督」

「なんですか?大淀さん?」

「ドラム缶風呂にしませう」

(゜д゜)

「ドラム缶に水道から水入れてバーナーで炙れば大丈夫だって安心しろよ」

「やめるぉー!あとバーナーで炙ったらドラム缶蒸発すんだろが」

「んじゃ普通に焚き火でいいですね」

「あぁ」

 

十分後の鎮守府裏口外

 

「大淀さん?」

「はい?」

「幾らなんでも早すぎません?」

「大丈夫ですよ?」

「いや?何が!?湯気すらねぇよ?まだ冷てぇよ!?」

「では提督は熱湯に入るので?」

「んなわけねぇだろ?つか40度でも湯気出るよ!」

「提督が着替え終われば丁度良い温かさです」

「その言葉信じるよ?」

「えぇ」

 

あまりにも不安な会話だがとりあえず着替えることにする

にしても、去年の今頃と違って笑顔が増えたな、あの頃は散々トラウマを抉られたぜ

喧嘩もした、何なら殺し合い一歩手前まで行ったこともある、それでもここまで馴染めたことは誇りたいな

さて思い出しているうちに脱ぎ終わったが、どうだろうか?

 

「おぉ湯気もちゃんとあるし湯加減も丁度いい!」

 

入ると冷たかった主に足が(安心してください(タオルは)巻いてますよ?)

 

「なんでや!?何で足元だけ冷てぇんだよ!」

「見ろ!人がゴミの様だ!」

「三分間待ってやるその間に謝罪したまえ」

 

三分後

 

「さぁ時間だ答えを聞こう」

「バルス!」

「あぁ!熱っ」

「実はこれ大型のコンロです」

「うん何で?」

「イベントとかで使う様の十人二十人前の料理が作れる優れものです」

「よく壊れないね」

「ここにも艦娘の技術が応用されてますから」

「戦争が科学の進歩を促進する良い例だね」

「まぁ良いや戻ってて良いよ?寒いっしょ?」

「では」

「真冬だしな」

「えぇそうですね」

 

十分後

 

無事に風呂の問題を解決させてすぐに寝ると何故か家で起きた

 

「お兄様お兄様私寒いです」

「だな、布団入るか?」

 

夜の就寝前の様だ

 

「弟よ、いつになったら妹離れするんだい?」

「何言ってんだ馬鹿姉いつ俺が妹にくっついてんだ?」

「どの口がそれを言うんだか」

「お兄様っ寒いです!」

「あぁすまないな」

 

布団を肩まで掛けてやりつつ、ふと思う

 

(あいつは今何処にいるんだろうな)

「お前もだぞ?──本当に仲が良すぎるだろう」

「姉貴は明日受験だろ?」

「あぁ、んじゃおやすみ」

「あぁおやすみ」

「おやすみなさいお姉様」

 

そう言いつつ電気を消して自室に戻る姉

 

(ふむ……姉貴があんなに身長高いって事はいつだ?)

「……とく……て……さい……とく・きて・ださい」

 

「提督!起きてください」

「ふぁ?」

 

いつの間にか朝になっていたでござる

 

「なぁ加賀さん」

「なんですか?早く着替えてください?」

「うんまぁそうなんだけどさ、夢見てるときって早くない?時間の経ち方」

「そうですね」

「そいや後2日か明石が帰ってくるまで」

「明石さん大変ですね提督のお使いでイタリアまでって」「と思うじゃん?」

「ねぇやめて?その(うわぁこいつスッゲェうぜぇ)っていう目悲しくなるから」

「よくわかりましたね」

「(スルー)あいつイタリアの工具買ってくるって言ってたからな」

「あぁなんかいつも通りですね」




妹って可愛いと思うのは妹のいない男子なら一回は思った事
3月までは不定期な投稿が更に不定期になります(受験なんて滅びれば良いのに)
?「バルス」
空「目がぁー目がぁぁぁぁー」

今年も宜しくお願いします

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