艦隊刀記録   作:飛行士

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注意!!
艦娘との戦闘あり 戦闘描写下手


試験

「あ"ぁー終わった」

 

徹夜明けみてーな声上げてる知り合いの父親が元帥ってマジ?

 

「じゃあこれで終わり!!皆お休みー」

 

軽いなぁ、れで軍人なら俺もなれるんじゃね?・・・あ俺もう軍人だったわ

 

「ではそうしますか」

 

そう言って扉を開けた

 

「テートクーグッナイネー」

「あぁお休み金剛」

「シィーユー」

 

元帥は軽く手を振った、途中で閉められたが

そうして私も自室に戻り寝る

 

「こんな感じの生活を2ヵ月続けて昨日ここに来たわけだ」

 

・・・えっ何か言っちゃいけないこといった?

スゲー静か何だが

 

「あの・・・」

「ん何?」

「私は重巡青葉です聞きたい事があるのですがよろしいですか?」

「あぁうんどうぞ?」

 

拒否しても絶対駄目な奴やん

 

「何故最初に飛行学校へ進学しようとしたのですか?」

「・・・格好いいから」

「はぁ!?それだけで有事の際死亡率の高い操縦士に?」

「うんそうだけど?」

 

何だろう色んな所から「馬鹿だな」とか「頭可笑しいんじゃ無いの?」とか言われてる気がするが気のせいだろうと言うかそう言うことにしよう

 

「でっでは魚雷が目の前の装甲の当たったのに生還したのは?」

「知らないし、こっちが聞きたい」

「」

「他には?」

「はっ!?えっと最後の方に上官3人に陰口を言われたと言うのは?」

「本当だ、但し小声で200m位離れてた気がする」

「200!?地獄耳なんてモノじゃないですよ!?」

「まあね」

 

とまあ軽くぼかして答える

 

「後は?」

「いえもう大丈夫です」

「そう、それじ「提督」

「この後工厰に来てください」

「うん?あぁ分かった」

 

「やめておけ、この流れはろくでもない」そう聞こえたがこう返す「あぁ知ってる、こういうのは慣れてるんだ」

 

「でわざわざ工廠まで呼んで何だい?話かい?」

「いいえ提督着任恒例の行事です」

「そう、で何で空母1重巡1軽巡1駆逐2しか居ないんだい?」

「それは」

 

次の瞬間腹に強い衝撃を受け煉瓦造りの壁にめり込む

 

「あんたを潰すのがこの行事だからさ」

 

そう耳元で囁いた重巡を徐々に遠のく意識の隅で確認した

何で着任早々こんな目に

 

「だから言ったろう?」

「ははは」

「よくこの状況で笑えるな?もしかしてドМ?」

「んな訳あるか」

「じゃ戦闘狂だな」

「戦闘って面白いよね」(ゲームの話)

(確信)

 

奴さんには現実の方で理解されたようです

 

「戻らないの?」

「うるせぇ黙れ」

「あれか?女に負けたから?ダサいし!」

「分かったよ戻りゃいいんだろ戻りゃ!」

 

こいつがいちいち腹立つんですがそれは

目を覚ますと若干顔がひきつってる気がするんですが何でか分かります?

 

「!摩耶さん後ろ!」

「えっ」

 

その瞬間摩耶と呼ばれた子の後ろから頭部に回し蹴りを食らわせ段ボールの山にぶっ飛ばす

幸い出血は無いようなので安心である

 

「」

「なっ摩耶が一発で!?」

「次は貴様だ」

 

軽巡の腹部を一発殴って失神させる

ってか最初に食らった時出血したらしく口内に鉄の味が広がって気持ち悪い

 

「お前!」

 

こっちに迫って膝蹴りでもする気なのか?甘いんだよなぁ、何度経験したか分からんのだから直感で避けることが出来る

 

「仮にも上官にお前とはな?」

 

そのまま足を払って転倒させる

動かなくなったが脳震盪だろうか

 

「次は駆逐か」

「ヒッごめんなさい許して」

「そこまで言うなら」

「んな事言うわけないでしょ!?人を殴っておいて笑っているようなクズに!死ねぇぇ!」

 

ナイフで突撃か、それならそのまま手首を掴んで首に手刀当てをするまでだ

えっマジ?手刀で気絶とかどんだけ?てかさっきグキッて言ったけど大丈夫かな?

もう一人はさっきの曙って子か

 

「えっ?」

 

これは処理仕切れてないのか、まぁそれはそうだろうな

5分位で四人仕留められたら誰だってそうなるしさらに俺は今笑っているらしいからな、尚更怖いわ

というわけで、手刀で気絶させる(どういう訳だ)

 

「にしても見てるんだろ?鎮守府の皆さんよぉ」

 

足音だ、誰かと思ったら青葉さんか

 

「えぇにしてもあの鎮守府TOP5を5分とは凄いですね」

「お前だけじゃないだろ?」

「皆自室から双眼鏡で見てるの知ってるぜ」

「さっすが司令官よく見てらっしゃる」

 

青葉はおどけて見せるが、特に反応せず頼み事をする

 

「青葉出来ればこの五人医務室に運んでやってくれるか?」

「良いですよ?」

 

あっさりすぎない?仲間五人倒れてるのに平気かい?

 

「あぁその事なら私達一回皆死にかけてますから」

 

えっ?青葉さんエスパーかい?

 

「んっ痛いわね」

「駄目ですぜ加賀さんあんた脳震盪起こしてたんだから」

 

これは妖精さんの軍医ver.である

 

「そう、って他の皆は!?」

「静かにしてください、皆居ますよ青葉の姉さんが運んで来ました」

「後で青葉さんにお礼を言わなきゃね」

「皆の容態は?」

「摩耶姉さんは衝撃による気絶で、貴方は床にぶつかって脳震盪、天龍さんは腹部への強いショックで失神、更に霞と曙ちゃん達は首チョップで気絶」

 

と、矢継ぎ早に軍医さんは言う

 

「霞と曙ちゃん何か漫画みたいね」

「悪かったですね漫画みたいで」

「目を覚ましたかい?今日はゆっくり休みなってあの人が」

「ちっ頭がいてぇ」

「私は首よ」

「やべぇ腹超いてぇ」「天龍貴女はトイレに行ってきたら?」「違うわ!」

「そういえばあの人って?」

「あぁ恒例行事の相手だよ空って言ったっけ?」

「あいつこの後どうすんだ?」

「ずっとここに居るってさ」

「ましで!?」

「いつまで居るかしらね」

「3人のクズ達はあれやってすぐ辞めたわよね」

 

執務室

 

「死にかけたって言ってたがどういう事だ?」

「分かるんじゃないんですか?」

「いいや?」

 

これ以上あれを使うと疲れるからな

 

「ここに居るのは皆後少しで沈むって時に此処に丁度古鎮守府があったから」

「皆所属した鎮守府はバラバラだけど皆ブラックから逃げて来たからいっそのことここで暮らそうって成ったんです」

「へぇ」

 

滅茶苦茶ドシンプルにまとめた青葉に対しそれを見習いたいと思った空であった

そうしてその日は青葉と仕事を三時間位して20:00になったので寝た

 

「おやすみなさい」

「あぁありがとうな」

 

そうして青葉は部屋に戻った




私はドMではありません

2019/01/18一部変更

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