艦隊刀記録   作:飛行士

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二話続けて穂花です


認識

「そういえばにぃ」

「あぁそうだお前なんでここ来たんだ?」

「おいここ軍用地だよな?まずそれ確認しろよ」

「姉ぇうるさい」

「なん…だとッ!」

「んで結局何でここにいるんだ?」

「あぁそれはね?私ここに憲兵さんとして着任したからだよ?多分」

「ぇえ!?ナンデ!?憲兵=サン、ナンデ!?」

「確かに何で憲兵なんだ?お前私が向こう行くとき海軍兵学校行くって言ってなかったか?」

「あぁあれねぇ~」

 

何故か明後日の方向を向き、頑なにこちらを見ようとしないサイドテール18才

 

「兵学校なら海軍直通だろう?憲兵は陸軍じゃないか」

「良く分かったな」

「バカにするなよ!?私はこれでもドイツ軍とかフランス軍とかにコネあんだかんな!?」

「マジか!」

「んでそこんとこどうなん?」

「えっとねー?兵学校の最終試験で三回やったんだけど無理だったから中退して陸軍に入ったの!」

「入ったの!じゃねぇよ!じゃあお前中卒なん!?」

「んーん?高等レベルはちゃんと修了証もらったよ?」(中退するときに)

「なぁ弟よ卒業試験とはそんなに難しいモノか?」

「いや?練習航海でヘマしなきゃなんの問題も…ってお前まさか…」

「うん何か色々とドジっちゃって」

 

そう清々しい程の笑顔をばらまき堂々と「普通は絶対に通れる試験落としちゃった☆テヘペロ☆」と宣言した妹に呆れるしかない姉兄であった

 

「へっ兵学校を飛び級しまくった人と同じにしないでよ!」

「はっはぁ!?妹よ!俺が出たのは兵学校ではなく防衛大学校だ!」

「何が違うのかわからん」

「バカ姉の為に一応説明しておくと兵学校は中卒の人間が入る大学付属高みたいなもので防衛大はその字の如く普通の大学だ」

「それって兵学校の方が楽じゃないか?」

「あぁそれにその二つとも軍系だから実力主義だ、つまり高一でも高二クラスの勉強、実質的な飛び級が可能だが兵学校の方が若干簡単だ」

(あの穂花さんと言う人や提督に提督のお姉さんもおかしいわ……だって穂花さんは18で大学課程修了まであと一歩、提督は防衛大を二年で卒業だしお姉さんも欧州最高レベルを二年……お前ら人間じゃねぇ!)

「まぁそういうことだから宜しく、にぃ」

「あぁ」

「ということで如月穂花二等陸兵は現時点をもって釧路地区憲兵隊第十八分隊に着任しました!」

「って二等兵かよ!」

 

 

今、俺達は七人で炬燵を囲んでいる……のだが、一つ気になることがある

 

「なぁ夕張」

「何ですか?」

「お前さ……いつから居た?」

「ファッ!?最初からいましたよ!?」

「嘘つくなって~んな訳無いだろ?」

「ホントですって!私が穂花さんを案内したんですから!」

「本当だったのか!」

「そう言いましたよね!?」

 

某ラノベの赤毛元王女の様な扱いを受けている夕張である

そういえば穂花は女子だが憲兵さんに女子いたっけ?

 

「妹よ、宿舎とかは大丈夫か?」

「大丈夫ですよ、だって憲兵さん五十何名のうち十名程度は女性ですから」

「疑問に思ったんですけど良いですか?」

「どうぞ」

「憲兵の場合は普通憲兵二等兵だと思うのですが、何故通常の二等兵なので?」

「ありっ?確かにそうですね」

「てかまず憲兵って上等兵からじゃなかったっけ?」

 

おいちょっと待て?何で姉を除く皆さんがこちらを「おい嘘だろお前、そんな常識も知らないのかよ」という目で見てくるんですがそれは何故か分かりますか?読者の皆さん

 

「提督、憲兵は70年代に階級幅を広げましたが00年代に大戦が始まってからは人員を他に回すため一種の当選方式になっています、つまり各階級の二百名程度が憲兵ですよ?」

「これは流石に私でも知ってるんですから常識ですよ?」

「何かグダッたけどつまり二等兵から大将までいるって事だろ?」

「まぁそこまで行くともう憲兵司令長官ですけどね」

「お前着任に関する書類あんだろ?貸してみ?」

「はい」(*・ω・)ノ

「……おいこれってどっちかって言うと陸戦隊に近いぞ?」

「なになに?ふむふむ、普通の転属命令書の様だな」

「お前は何機密書類見てんだ、バカ姉貴」

「って事は?」

「陸軍の野郎俺の可愛い妹を書類上の駐屯所所長にしやがった」

「oh……まぁ私はにぃの隣に入れれば良いんだけどね」

((((ピシッ))))

(なんだろう空間にヒビが入った幻聴がしたぞ?)

「お前はずっとその口調で行くのかよ」(お兄様から兄様とかならまだしも『にぃ』って変わりすぎだろ)

「気に入らない?」

「うっ」(そんな罪悪感を倍増させるようなウル目をやめてくれぇ!)

「良いよ別に、口調なんざ個人それぞれだしな」

「別に縛ってくれても良いのに」(比喩的な意味)

「「「「ん?」」」」(物理的に解釈)

「何言っちゃってるんですかねぇ!?」

「なぁ弟よ?どういうことか説明してもらおうか?」(#^Д^)

「提督?」(#・∀・)

「妹さんに何て事してるんですか?」(^ω^#)

「oh提督にそんな性癖が」( ゚A゚ )

「皆さん?落ち着きましょ?ね?」

「「「「「「おいゴルァ!」」」」」」( `Д´)/

「皆さん絵文字みてぇっすよ?」

「あーあ変な事言っちゃった」

「お前が原因だ!馬鹿野郎!」




今回絵文字多いですね
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