艦隊刀記録   作:飛行士

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今回も穂花です
多分次で穂花主体は終わるかな?


睡眠

「んで、お前はどこに寝るんだ?」

「艦娘寮に入れれば良いのでは?」

「姉貴の一人部屋以外残り全部倉庫状態なんだよ」

 

え?俺?あのあとボコボコのミンチになったけど?

というか、灯の部屋も埃が若干あるけど大丈夫なんだろうか

 

「にぃの部屋で良いんじゃない?」

「よくありません!」

「何で?」

「風紀的な問題です」

 

なんだろう、ゴゴゴゴゴって言う効果音みたいな音が聞こえるんだけど

 

「俺は良いんだが……」

「「「「私達が良くないんです!」」」」

「は?何で?姉妹だぞ?」

 

あのさぁ、そんな「言っちゃった……」って顔してるの?

てか、俺の部屋に妹置くか否かの話だよね?なのに何故俺の意見が存在しないんだい?

 

「じゃ折衷案で誰かしら一人も一緒に寝るか?」

「「「!」」」

(タラシなのか?)

(兄様ですよ?鈍感に突発的を足して3を掛けた様な人間ですから仕方有りません)

(で?何で空相手にはその呼び方じゃ無いんだ?)

(始めのキャラ付け(無メタ)で思っきし間違えたので今更だとにぃ位じゃないと違和感の極み!になります)

(お前も大変だな)

「おいそこ、何話してんだ?姉さんが何故か共に寝ることになった件について意見はありますか?」

「いや、意見しかねぇよ!?」

「キャー姉妹丼ですね!?」(o・ω・o)

「おいぃぃ!ちょっと待てぇぇ!」

「ぐふぅ!ちょっなんで殴られたんですか今!?」

「だってハードル高いじゃ無いですか!」

「加賀さんが乙m(ry

「あ゛ぁぁぁ目がァ目がァァァあ゛ぁぁぁ」

「メツブシ、完了です」

 

夜の提督自室

 

「ということなので、もう俺は寝袋で寝ます」

「ふわぁぁ、兄様ー?一緒に寝ましょうよー」

「穂花が寝ぼけて兄様と!兄ちゃん感激ィ!…呼び方も成長したと言うべきか」

「まぁそうだろうな、そんな19にもなってお兄様は無いだろ」(というか穂花あいつ寝ぼけてる「フリ」だぞ?気付いて無いのか)

「可愛ええやないか」

「まぁ早く寝ろよ?」

「あぁ」

「逃がしませんよ?」

 

そう言って右腕にしがみつく妹氏(19)

ん?何か振りほどこうとしても抵抗があるんだが……

 

「えーっと穂花さん?起きてらっしゃる?」

「んーん?」

「可愛いんだから大人しく寝なさい」

(唐突なお姫様抱っこだと!兄様はちょくちょく優しいですからね、こういうところにあの人達は惚れたのでしょうか)

「まぁいいや、おやすみ空」

「あぁおやすみ」

(今一瞬格好いいとか思ったのは錯覚だ良いね?)

「さて寝るか」

 

 

「さて仕事の時間だ」

 

さてあれからいろいろと姉と話して日付が変わってから危機感を感じつつ寝た

で、今は仕事をしているが二人は姉妹そろって爆睡中である

「あの二人は起こさなくて良いんですか?」(出来れば起きて欲しくないですね、主に妹さん)

「疲れてるからな、ってかお前ら今日も炬燵かよ」

「良いんです暖かいから」

「明石さんは工廠に行きましたけどね」

「その代わりに六駆がはいってるがな」

「司令官!私が居るじゃない!」

「おう、んじゃ雷にはこの書類一ダースを宜しく」

хорошо(ハラショー)、これは良いね暖かい」

「ふあぁぁ」(。-ω-)zzz

「暁は寝ちまったから響、そこら辺にある毛布でも掛けてやれ」

「了解」

「司令官さん、私も何か出来るでしょうか?」

「じゃあ膝の上にでも座って俺を癒してくれ」

「はわわ、分かったのです」

「え!まじで!?」

 

そのまま俺の膝にシュュュウ!加賀さんの冷たい視線もシュュュト!超!怖いです

 

「仕事はしてくださいね?」(威圧)

「……はい」

「おはよう兄様」

「んおはよう」

「おはよう」

「あぁ、ってか本当髪くらい整えろって……仮にも女子だろ」

「ならやってくれ」

「はぁ……電、君のドレッサーを使ってもいいかい?」

「分かったのです、案内するのです」

 

第六駆逐隊の部屋

 

「ありがと電」

「どういたしまして、なのです」

 

と、この様に姉妹の髪を整えているが忘れちゃいかんのがこの間穂花は(俺の柄に見えなくもない)抱き枕を、灯は超可愛いパジャマと言われるものを着ていてここまでの道中は駆逐艦に「可愛い、可愛い」と言われていた事である(尚まだ寝ぼけている……え?長い門?知らんな)

 

「はい終了」

「ありがとう」

「ありがと、にぃ」

「あれ?抱き枕は?」

「何の事?」(目力)

「何でもない」(恐怖)

「着替える……ハッここ家じゃ無い!」

「今更!?」

「服見られたぁ」( ;∀;)

「気にするな、何も無かったからまぁ流石に二十歳過ぎて小学生なパジャマはないだろ……服持ってくる」

 

数分後

 

「ほい姉貴の分、そいや穂花の無かったんだけど俺ので良い?」

「そっか今日だった、色んな荷物が来るの」

 

 

「遅いわね?ちょっと見てきますね」

「はーい」

 

 

「ふえぇぇ!?、にぃの大きいよぉ」

「気にするな、ほら早く」

「もう……んっ」

「よし入ったよ?」

「良かった」

 

「って何してるんですかぁ!」

「ぐうぇ」

 

数分後提督はボコボコの状態で発見された

 

「いかがわしいことをしているからです」

「いや!?してなかったよね!ただ服着せてただけだよね!?」




空達が寝た後のとある一室

加賀「提督の好きな所を挙げていきましょう」

大淀「気遣い」 明石「優しさ」 夕張「全て」

加賀「まぁ苦しい所を救って貰ったんですからそうなりますよね」


よく言う「苦しい状況を助けて貰ったら惚れやすくね?」状態ですねこれ(提督は全く気付いていない件について)

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