艦隊刀記録   作:飛行士

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お久しぶりです。
改修は終了したので良かったら見直してみてください、所々変わっていたりします


幌筵

「提督、少しよろしいですかい?」

「あぁ」

(あの大佐の家族は皆ここ一年で事故死という処理をされています)

(『処理』ということは、本当は違うんだな?)

(そりゃ家族全員が『銃の暴発』で死にますか?)

(そんなんあり得んわな)

(少し長くなりそうなので、外でにしましょう)

(分かった)「加賀さん少し出てくる」

「分かりました」

 

「んで、そんな将校の家族が人質に取られてるなんて事件は何処の管轄で?」

「警察ですが途中から高等警察に移りました」

「政治犯や国際犯とかが担当の?」

「えぇ、恐らく裏になんかしら居るんでしょう」

「そこには7.62×51mmアメリカ連合弾の空薬莢がありましたが、遺体の中にあった弾丸は損傷が激しくライフリングは分かりませんでした」

「あれってアサルトライフルに多く使われてなかった?日本じゃアサルトライフルは持てなかったはずだが?」

「恐らくその事から国際犯担当の高等警察が出てきたのではないかと」

「そゆことか、よし戻るぞ」

 

 

「ふぅ、すまないな、つまりある時から急に変わった、そしてその発端は脅迫文で?ヤバいから助けてと助けを呼んで行ったらキレられる、もうわかっんねえな」

「そうですね、ですが妖精さんからお伝え出来たと思っておりましたが?」

「すまないな、その妖精さんは着陸してすぐ顕現不可能になって消滅した」

「嘘だ!飛龍が飛ばしたときは傷一つ無かった!」

「恐らく道中で襲撃されたんだろう、頼むから気付いてくれよ長門さん?」

「ッ!」

 

はてさて面倒な事になってきたよ?重要な情報源は射殺され貴重な情報源は感情的だから情報を聞き出すのに時間が掛かる

しかも大佐さんの家族は既に他界していて全ての死因が頭部への銃撃で即死、ということは恐らく大佐自身の殺害と同じものが殺った

まぁ聞きたいことはもうないし、聞けることもないだろう

 

 

「んじゃまたな、取り敢えずあと一週間くらいはここでの雑魚寝を覚悟してくれ、一週間経てば部屋の割当てが終わるはずだ」

「私達は出来るだけ協力します!だから!だから……助けて、このままじゃあの人は報われない」

「艦娘を大事に思っていたあの人が……」

「残念だが諦めるんだな俺は軍人のしかも兵科だ、憲兵科じゃないし警察でもない」

「そんな……」

「じゃあな……チッ」

 

 

さて、艦娘達の頼みを思い切り投げ捨てた訳だがな……俺自身は助けてやりたいが俺の立場が、役職がその邪魔をする

あ~あ、ムカつくなぁ、『また』求めれた助けを無視することになるのかなぁ

昔と何も変わってないのかなぁ

 

 

「提督」

「なに?加賀さん」

「いえ遅れてすみません」

「そんな遅かった?」

「えぇ30分くらいあったので……ところで何かの最中でした?」

「少し考え事をな」

「そう」

 

 

「ねぇ長門、あの人どう思う?」

「どう思うも何もあいつは助けてくれなかった、だがあんな話をされれば少なくとも駆逐や軽巡には良いんじゃ無いのだろうか」

「そうよね、どう思う?高雄、飛龍」

「長門さんがそれで良いのであれば異論は在りません」

「私もです」

「にしてもあの人なら、ここでトラウマ持ちの脱走兵集団をここまでのものにするほどなら助けてくれると信じていたのになぁ」

 

 

あれで一、二時間か、案外時間の経過って遅いんだな

あぁあいつら帰ってて良かったよホント、こんな状況見たらアイツら嗤うぞ?

っと危ない危ない、仕事を忘れるところだった

 

「さて加賀さん、仕事するよ」

「えっ?えぇ」(本当に貴方はここを、みんなを変えてくれた、あの人達もきっと変えられると信じていますよ)

 

 

さてあれからさらに二、三時間経って食堂にいるわけだが今日は何を食べようか?

「提督さん提督さん、今日は新メニューを出してるんです」

「あら伊良湖さんマジで?じゃあそれ貰おう」

「はーい、ドラ〇もんカレー一つ入りまーす」

「ファッ!マジかよ」

 

さてほんの数分で来た青狸カレーだが……物凄く食欲が湧かないんだよー!何だよ青って!食欲失せる色の筆頭じゃん!しかもカレーってあーた

 

「なのに食うと旨いんだよなぁ、ホントマジック」

「それカレーって言うかビーフシチューに近いよね」

「ん?あぁ時雨か、まぁそうだな」

「さて食い終わったし戻るか」

「頑張ってね提督」

「あぁ」

 

 

「にしても幌筵関係の書類無いな」

「そうですね、注意換気とかそれくらいはあってもおかしくないのに」

「まぁいいや、あと大佐にあの事件調べさせといて?」

「あの人自主的に憲兵分隊総動員で調べてますよ?」

「あら仕事の早いこと」

「あの人達は身内が数十人死んでるんですから上から調査団が来てもおかしくないんです」

「そいやそこら辺も来てねぇな」

「こりゃ軍のお偉いさんも関わってるんじゃねぇか?」

「いえ流石に海外の勢力が軍上層部にいたら不味いかと」

「まぁ流石にな、いたら切腹モンだぜ?」

「それに追加で絞首刑ですね」

「あぁ」

「さて提督、あの方達はどうしましょうか?」

「言った通り部屋を片付けてそこに泊まってもらっといて」

「了解しました」




アメリカ連合ってなんだって?それはね、NATOのこっちの世界版だよ
ならなぜNATOではないのかってのは今度の説明にでもですはずだからね(多分きっと恐らくメイビー)
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