艦隊刀記録   作:飛行士

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今回は初めてパソコンで書いてみたぜよ

三人の視点で今回進みます、ではどうぞ


艦娘

僕は最上、航空巡洋艦さ

長門さんや扶桑さん、二航戦のお二人達とともに単冠湾泊地にいるんだ

なぜって単冠湾の救援部隊(偽善者)に保護されたから

今は加賀という青い袴を着ている空母の人から話をされている

 

「提督は救ってくれます、助けてくれます」

「急になんだ」

「いえ、少しもったいないと思いまして、あの人をただの『嘘つき』で終わらすのは」

「ハッ何を言うかと思えば、惚けか?生憎機嫌が悪いんだ、今すぐ止めて出ていってくれ」

「長門さんでしたっけ?問題ないですよ、すぐ終わる話です」

「何を言う」

 

あの人が来たのは二年近く前です

着任者を徹底的に排除せんとした私達を粉砕し、我々に救済の手を差し伸べここまで改革せしめました

確かに言い方はおかしいかもしれません、でもあの人はそこまでのことをしたのです

まずあの人は停滞していた仕事を処理してこの建物の環境改善を行いました

それはそれは酷い有り様でしたが、この数日物置状態になっている部屋を見ましたか?つまりはそういうことです

あの人は烏合の衆であった我々をここまで纏め上げました、少なくとも指揮官や軍人としては信用のおける人物であると断言しましょう

 

「では、至急貴女方の部屋を準備して参りますのでこれで」

 

加賀さんは長門さんの言うことを全く聞かずに言い切って出ていった

救助された僕達の中のリーダー役をしている長門さんは少し考えている

僕はここの人に対してあまり良い印象はないけど、駆逐の子達の疲れが溜まってきているから居させてくれるというのなら居たい

 

「ねぇ長門、あの人どう思う?」

「どう思うも何もあいつは助けてくれなかった、だがあんな話をされれば少なくとも駆逐や軽巡には良いんじゃ無いのだろうか」

「そうだよね、どう思う?高雄、飛龍」

「長門さんがそれで良いのであれば異論は在りません」

「私もです」

「にしてもあの人なら、ここでトラウマ持ちの脱走兵集団をここまでのものにするほどなら助けてくれると信じていたのになぁ」

 

あの人はどうしてこの鎮守府をここまで成長させたのだろう

「ねえ僕少し思ったんだけど、完全に指揮下に入れば少なからず助けてくれるかも」

「最上お前」

「協力を確実に得るんだったらたぶんそれが可能性高いよ」

「・・・そうかもしれないが、違った場合は?」

「そのときは、どこかに離脱するだけさ」

「なら、朝潮にこの事を知らさなければな」

 

 

あの人には死んでほしくなかった、司令官のために死ねと言われればその命すら擲ってでも司令官を守る覚悟がある

この気持ちは何だろうなどとはぐらかす気はない、私は司令官が好きだし多分ほとんどの子は多少なりとも好きだと思う

ここの提督は恐らく助けてはくれようとしていた、それは理解している

でも結果はダメだった、これは確固たる事実でどうしようもないことなのだろう

司令官貴方はなぜ私たちに話してくれなかったのですか?なぜみんなを守れなかったのです?

仕方なかったのかもしれません、もし司令官があの白衣の人たちには向かっていれば私たち艦娘は皆実験体にされていたかもしれない

でも、そうしなかったから二十七人とはいえ生き残れた

選択でいえばよかったのだろう、でも、それでも姉妹の殆どと別れてしまったのは寂しい

 

「朝潮少しいいか?」

「長門さん、どうしました?」

「現状での考えを伝えておこうと思ってな」

「皆さんはどうするんですか?」

「ひとまずはこの鎮守府に編入して協力を得ようと思っている」

「・・・何の協力を得るんです?」

「提督の調査だ」

「それをここの提督に?」

「ああ、幌筵での実態をどれだけ海軍が知っているのかとそれを受けて大本営が何をしようとしているのかの情報を得たい」

「私はそれに反対です」

「・・・なぜ?」

「助けを求めて何もしなかった軍人が仕事をできると思わないし、破滅の元凶を送ってきた大本営を信用なんてできません」

「・・・わかった、そのことはみんなに伝えておく」

「お願いします」

 

 

私は許さない(殺す) 司令官を殺した奴を(研究者共を) 鎮守府を壊した連中を(大本営の将校共を) 司令官を守らなかった彼奴を(ここの司令官を)

 

絶対に絶対に絶対に絶対に!

 

 

 

私長門は今朝潮と話してきたのだが、あいつはもう気が触れ始めているかもしれない

まあかく言う私も助けてくれなかったことは許せないが、過ぎたことを掘り返すことをしない

そんなものは時間の無駄だからな

といっても駆逐艦や軽巡には酷な話だ、心に深い傷を負っても仕方がない

だが、朝潮(あいつ)は度が過ぎている、依存していたわけでもないのになぜ?

恐らく『ヤンデレ』というものだろうと私は思っているがあいつにそんな気質はなかった

 

「扶桑、朝潮なんだが・・・」

「どうでした?あの子は少し心配です」

「あぁここに協力してもらう案に反対し、あいつの目がとんでもなかった」

「そうですか」

「わかりやすく言うなら、今沈めば確実に深海になるだろうというぐらいだな

「そこまでですか、あの子・・・いえあの子たちは提督のことが好きでしたからね、好きな人が急にいなくなればそれはとても辛いことです」

「本当にこの半年不幸ね、山城は研究室へ提督はあの世へ、そしてあの子は狂い始めている」

「そうだな本当に不幸だ、あいつの言っていることに共感を覚えるよ」




かなり考えたけどこのクオリティなんだよなぁ
シリアスは向かないよほんと
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