艦隊刀記録   作:飛行士

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何かもうわかんない 空戦は描写が難しい


空襲

「さて戻って加賀さんと書類片付けなければ」

 

「どこ行ってたんですか?」

 

執務室にもどると殺気すら感じられる鋭い目付きが怖いです

 

「いやーちょっとね」

「ちょっと、何ですか?」

「電信室に行ってました…」

「そうですか」

「あぁ」

「早く書類片付けて下さい」

「…はい」

 

とそんなこんなで日も頭の上近くになったお昼頃

俺は少しサボり気味に窓の外を見ていた

 

『なぁ』

『ん?』

『何か来てるぞ?』

『何が?』

『窓の外を前にして真っ正面を見てろ』

『なんでそんな事……』

「提督」

「はっはい」

「仕事をして下さい」

「少し待ってくれると嬉しいかな?」

 

心底嫌そうな目でこちらを見てくる加賀さんには意識を向けずに頭の中の奴に話しかける

 

『でなんだ?』

『そのまま少し待ってくれ』

 

直後目の辺りが少し暖かくなった気がすると視界には青い海と蒼い空を背景に浮かぶ黒い虫のような物が30個程

 

「大体距離10000高度3000数300程度戦爆連合かなぁ」

 

と、そう呟くと加賀さんが瞬時に反応する

 

「何て言いました?」

「へ?」

「今貴方は何と言ったのですか?と聞いているのです」

「えーと距離10000高度3000数300程度戦爆連合かな?って言っただけですよ?」

(いえそんな事解る筈はないわ)

(でももし本当だったら)

 

何か凄い考えてる

ガタッと言う音を立てて椅子を引き扉に向かって行った

 

「どうしたんですか?加賀さん」

「少し用事を思い出したので大淀さんのところに」

「そう」

 

その時けたたましいサイレンが鳴った

この音は敵機来襲の報だ

 

「くっそ、マジかよ!」

 

するとスピーカーから

 

『敵機来襲!距離8000高度3000数300の戦爆連合が只今鎮守府沖を北上中』

『防空艦隊及び基地航空隊第一航空隊は至急出動してください』

 

と放送がはいった

 

(くっそこんな時どうすれば良いんだ!もし、あの娘達が怪我したら……!いくら修復すれば治るとはいえ痛いだろ)

 

そう考えている内に防空艦隊の零式艦戦21型250機と基地航空隊九六式艦戦72機が飛び立った

 

(そうだ電信室の倉庫から軍用無線機でも持ってくれば共に出れなくても戦況が分かりやすくなるかもしれん)

 

「さて今日は戦爆連合か」

 

そう呟くのは先の大戦で自称202機を撃墜したという人物と同じ戦法を使用する妖精である

 

「信頼してますよ隊長」

「腕がなるな」

「敵機発見、高度4000に上げるぞ」

「了解」

「徹底的に叩き落とすぞ」

「やってやりましょう!」

 

「我々の意地を見せてやろうじゃないか」

「おうよ」

「母艦航空隊は高度を上げるらしいがどうする?」

「我々はこのまま3500位で良いんじゃないか?」

「だな」

 

「敵機の直上だ、全機突撃!」

 

最強の妖精は20mm一連射で1機を撃墜する

その他の搭乗員も長年の熟練技で敵を落としていく

 

「母艦航空隊が突撃したぞ」

「我々は後ろから一撃離脱だ」

「飛行隊長!!」

「何だ?」

「第四中隊が3機被撃墜です!」

「何だと!?」

「飛行隊長直上!!」

「なんだと!」(危ねぇぎりぎり脱出したが殺しに掛かってきてる、奴さん本気で潰しにかかってきてるな)

 

「飛行隊長」

「くっそ取り逃した」そうある熟練搭乗員は言った

「基地航空がどうにかしてくれる」

「こちら基地航空隊第一航空隊だ」

「どうした」

『こちら3機が撃墜されたが残りで追っている』

「そうか」

『そちらはどうか?』

「こっちは14機だ」

『そうかでは交信終わり』

 

「くそ全く墜ちないぞどうすれば!?」

「ならいっそ体当たりか爆撃機の弾倉を狙って爆破だ」

「戦闘機は?」

「俺ら古参に任せろ」

 

「現在鎮守府沖7000m付近の空域にて敵戦爆連合300機程と我々の航空隊全252機が交戦中」

「我々は基地航空機3機と母艦航空機14機が被撃墜」

「被撃墜機はどうなるんだ?」

「消滅です」

「撃墜は?」

「重複もあると思いますが、母艦航空隊が計126機基地航空隊が計36機だと思われます」

「残りは?」

「戦闘機が約80爆撃機及び攻撃機は約60機かと」

「そう……か……良かった」

「大淀君」

「はい」

「第二航空隊に出撃命令上げれん機体は格納」

「それと全艦娘に避難勧告を」(出さなくても大丈夫かとも思ったが、案外残っているからな……)

「分かりました」

 

二時間後

 

「只今上空援護から第二航空隊全機が帰投」

「第一航空隊の全機及び母艦航空隊の全機が帰投中とのことです」

「被害はこの書類に」

 

 

被害状況について

 

母艦航空隊 零式艦上戦闘機二一型14機 被撃墜

 

基地航空隊 第一航空隊

      九六式艦上戦闘機  3機 被撃墜

 

搭乗員

  母艦航空隊 13名軽傷 1名顕現不可

  基地航空隊 1名軽傷 2名顕現不可

 

 

「顕現不可の3名を除いた全搭乗員と艦娘を食堂に集めてくれ」

「分かりました」

「そう言えばその無線機は何ですか?」

「あぁ倉庫の引っ張ってきた」

 

それは『海軍TM式軽便無線電信機』と書いてあった

 

「それは確か旧海軍で使用されていた海軍TM式軽便無線電信機でしたっけ」

「あぁじゃまぁ10分で食堂集合と伝えて」




グダグダになりました
空戦は3行くらいでしたね(全く意味判らん)
もう空戦描写やめようかな?(書けない訳じゃ無いからな?)

2019/01/18一部変更

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