艦隊刀記録   作:飛行士

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グダグダになってしまいました もうヤダ


新米提督着任して一年が経つ
修理


「だが能力にまだ慣れないな・・・」

「だろうなまだ一週間位だしな」

「っ!最近予知夢みたいのを見るんだがあれは何なんだ?」(あぁビックリした)

「まんま予知夢さ」

「マジ?俺超能力者や!ワーイワーイ」

「いいや人間は時々予知夢を少しだが見るらしい」

「俺はその頻度を上げているだけだ」

「マジかぁ期待したのに」(´・ω・`)

「はいはい」

「そろそろ時間か?」

「ん?そうだな、んじゃ頑張れよ」

「おう」(何だろう親みたいだな)

 

 

(昨日の車のエンジントラブル原因何だろうな)

「妖精さんに頼むか」

 

そう小声で言ったときだった ラッパの音が鳴ったのは

「パッパパッパパッパパッパパッパパッパパー 総員起床」

正直びっくりした まぁ爆音というわけではなく普通の話し声位なのだが油断してると大したことでもないのに「ウォッ!ふぁ◯く、阿呆かいね!」ってなることあるよね

 

「心臓に悪い・・・さてと整備妖精はどこだっけ?」

 

そう言って扉を開くと加賀がいた、驚いた顔して

 

「どうかしました?」

「いいえ何でも」

「そういえば起床ラッパはいつも?」

「いえいつも提督が起きないので皆さんに協力して貰いました」

「そっかー早起きは大事だね」

「ところでどちらへ?」

「あー工廠の方へ少し」

「何故?」

「整備妖精さんに自分の車を見て貰おうかと」

「なんせ機械関連はからきしなんでね」

「そう0800に間に合えばいいわ」

「ありがとう」

 

さて工廠にきたは良いものの、コミュ障を発揮して話せない

 

「えっとえーっと」

「どうかしました?」

「うぉっ」

「何ですか?」

「君は?」

「私は整備妖精班の班長です」

「そうか」

「なら君に頼みたいのだが整備妖精を一人回してくれ」

「どうかしました?」

「いやね?俺の車が昨日壊れてしまってね・・・あいにく車には疎いもんで」

「わかりました私が行きます」

「ありがとう」

「では八時に車庫でお願いしますね」

「了解です」

 

 

「さてとこれか」

「にしても旧式ですね」

 

その時整備長は思った(鍵借りるの忘れた)

ということで

 

「借りに…行くか」

 

 

コンコンと扉を叩く音が聞こえた

 

「どうぞー」

 

扉が開き整備長が入って来た

 

「どうかした?」

「鍵を借りに」

「あぁ」

 

投げたら見当違いの所に飛んでったもうヤダ

何かキャッチしてる、運動神経良すぎやしませんか?

 

「ありがとうございます」

「いやいやこちらこそおねがいします」

「分かりました」

 

 

「さてと」

 

鍵を回してもモーターは回るが発動機は掛からない

 

「プラグかな?」

 

ボンネット開けてキャップ開けてプラグ見たら

 

「これは寿命だな」

 

「提督終わりました」

「早いな、でどうだった?」

「分かりましたよプラグの寿命です」

 

( ; ゜Д゜)こんな顔に一瞬なった おいおいここも点検しといてよ

 

「交換部品ある?」

「えぇ」

 

工厰備蓄倉庫

 

「これとかですかねぇ」

「・・・」

 

それって飛行機のプラグじゃね?

 

「もしかしてそれって」

「はい零戦(妖精仕様)のです」

「絶対入らんな」

「ですよねぇ」

 

お前わざとだろと思いつつ他の物は有るかと尋ねると

 

「これとか?」

「それ90式戦車だろ」

「はい」

「じゃ無理だな」

「ですね」

「この近くに車屋ある?」

「北海道本土になら」

「そう」

「なら行ってくるわ」

「ではこちらに俺達の調達の時使ってるのがありますので」

「了解あとプラグ一個貸して」

「どうぞ ですが何故?」

「いやプラグの番号分からんから」

「あぁ」

「じゃ」

 

そうして俺は整備長に見送られ出発し北海道のとある港にボートで乗り付けるとタクシーでオートなバックスに向かった

 

「おじさんありがとう」

 

さて来たは良いもののどこにプラグ置いてあるか分からん

 

「あのー」

「はい」

 

イケメンの部類に入る人が応対してくれた(チッどーせモテんだろ?死ね!)←非モテの妬みである

 

「このプラグってどこにありますか?」

「あぁそちらでしたらこちらに」

 

入り口から入ってすぐ右の突き当たりを案内された(てか、ここかよ!)

 

「このプラグだと思います」

「ありがとうございます」

 

番号見たらおんなじのだったので三本で足りるが予備として計六本買っといた

 

「ただいまー」

「お帰りなさい」

「これで頼める?」

「はい承知致しました」

 

30分後

 

「終わりましたよ」

「ありがとうございます」

「いえいえ」

「じゃあ試運転行ってきます」

「行ってらっしゃい」

 

 

「さて行きますか」

 

 

そう言って鍵を回すと・・・やったぜ掛かった

エンジンを吹かした後ギアを入れて近くの山を一周してきた

 

「最高」

「あとこれ混合比とかベルトとかオイルも変えてね?」

 

車庫に入れて執務室に戻った

 

「提督」

「はっはい!」

「何やってたんですか?仕事は?」

「車の部品買ってきて直して貰ってました」

「仕事の方は?」

「空き時間に終わらせました」

「ならいいです」

 

良いんだ・・・( ;´・ω・`)今度飛行機乗りたいな

 

「加賀さん」

「はい」

「飛行機を操縦してみたいです」

「はい…はい!?」

「だから飛行機乗りたいです」

「馬鹿ですか?いえ馬鹿なのは今更でしたね」

「まぁいいです明日私の自慢の子に話しときます」

「俺は馬鹿じゃねぇ!・・・まぁありがとう後お休み」

「えぇお休み」

 

今日は疲れたとか思う間もなく寝た

 

「よう」

「おう」

「飛行機頑張れよ」

 

ここんとこ波音さんがちょっとばかし優しいです

 

「あぁ」

「それだけだお休み」

「お休み」

 

その後飛行機で赤レンガ造りの建物の上を旋回している夢を見た




船の免許何処で取ったんだろ?
えっ何?学校でやった?マジか!だから自然に出来たのか

2019/01/18一部変更

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