ジャックちゃんを喚ぶ   作:完全院さん

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気が向いたら次回投稿。
何故か文字数稼ぎの違反認定された為編集。


燃え盛る冬木の街で

………………どうしてこんな事になってしまったんだろう?

俺はただ普通に、平和に、幸せに生きたかっただけなのに…………

燃え盛る街並みの中ただ1人立ち尽くしながら思う。どこで間違えてしまったのか。

他の班のメンバー同様瀕死覚悟で冷凍保存されようとした時か?

あるいはカルデアに来てしまったことか?

それとも20年前転生を望んだ時?

 

 

 

前世の俺は大学入試に失敗しただけのオタクだった。

バイトを見つけ来年度の入試に備えながらアニメやゲームをするだけの只のオタク。

当時オカルトにもハマっていてよく心霊スポットとか、神隠しの名所とかよく行ってたのを覚えてる。

 

ある時バイト先のチャラい後輩に誘われて輪廻転生を司る神様が祀られてるとかいう祠に放浪癖のある先輩と行った。先輩が言うには輪廻転成は仏教や、ヒンドゥー教の概念だから日本にそんな神様が祀られてるのはおかしいと聞いて面白そうとかいうノリだった。そういえば後輩だったかな?あの時「せっかく輪廻転成の神様なんだから来世のことでも祈ろうぜ!」と言い出したのは。俺も先輩も元々ノリと勢いで来たところがあったので皆んなで来世どんな人生を送りたいかを祈ることにした。

 

バカなことしたと今でも思う。

なんせそんときの願いがまさか叶ってしまうなんて思いもよらなかった。

 

その後のことは覚えてない。なんせ最期の一礼をしたと同時に意識を失い気がついたら目の前に天狗の仮面を被った男がいて「その願い聞き届けてやる」とか言ってまた意識を失い、起きたら子供になっていたのだから。

 

そこからは早かった。あっという間に前世の年齢に追いつきたまたま受けた献血でカルデアの一般公募で全48人中47番目のマスターに選ばれた。当然その後の未来を知っていた俺は世界を救う勇気もなく、かといって仕事漬けも嫌ということでいっそのこと死ぬかと思いコフィンに入り爆破を受けた。

 

 

 

なのになぜか俺は生きていた。

この絶望しかない街並みの中立ち尽くしていた。

そして物音に気づき全力で走り出す。生き残る為に。

目指すは衛宮邸、自分のサーヴァントを召喚する為に。

そして、最優であるセイバーの中でも最上であるアーサー王を引けるかもしれないと期待して。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーー素に銀と鉄

 

礎に石と契約の大公

 

志は人理の修復

 

降り立つ風には壁を

 

四方の門は閉じ

 

王冠より出で

 

王国に至る三叉路は循環せよ!

 

閉じよ

 

閉じよ

 

閉じよ

 

閉じよ

 

閉じよ

 

繰り返すつどに五度

 

ただ、満たされる刻を破却する!

 

――――――告げる

 

汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に

 

フェイトの寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ!

 

誓いを此処に

 

我は歴史の歪みを正す者、

 

我は人類悪に楯突く者。

 

汝三大の言霊を纏う七天

 

抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よーーーーーー!

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