あなたへおくる物語   作:紫炎.2

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どうも、お久しぶりです。紫炎です。

まずは謝罪を。
いくら情緒不安定だからといって、感想を催促するような真似をして申し訳ありませんでした。本当、感想を書く書かないは読者の自由なのに、まるで乞食のような感じで催促をしてしまいました。

それで、今もなお情緒不安定な状態が続いていますが、もう催促するようなことはしません。皆さん、書きたいと思ったら時にご自由にお願いします。

正社員としての仕事も始まり、色々なことをありまして余計に情緒不安定になっている紫炎ですが、これからも小説をは続けていく所存です。どうか、生暖かい目で見守ってくだされば幸いです。

それでは、どうぞ。


第22話:やってきた少女ともう一人の悩み

「雄二」

「翔子、離れろ」

「いや」

「あのなぁ・・・・・・」

 

意識を取り戻した後、目を覚ました俺の腕に翔子は抱き着いていた。離そうとするが、力強くしがみ付いて翔子は離れない。

 

「しょうがないよ、坂本君。代表は君がいなくなって相当取り乱したんだから」

 

それぐらい甘んじて受け入れるべきだよと工藤は俺に言い聞かせてくる。そんな風に言われると、明久がいなくなった時のことを思い出し何も言えなくなる。とりあえず翔子はそのままにして、話を続けることにした。

 

「翔子、それに工藤も。どうしてここにいるんだ?」

「雄二を追ってきた」

「いや、そういうことじゃなくてな・・・・・・」

「雄二を・・・・・・追って・・・・・・きたの・・・・・・」

 

元の世界にいるはずの翔子が何故ここにいるのか聞きたいのだが、どうも翔子は情緒不安定な状態らしく、まともに会話ができないようだ。その証拠に、急に俺の腕にしがみ付いて泣き始めてしまった。その気持ちは分かるので、無理に離そうとはせずにこのままの状態を維持した。

 

「工藤。お前たちは一体どうしてここにいるんだ?」

「君たちが姿を消してから、すぐに代表が最後に会った人物を突き止めてね。その人に聞いたんだよ」

「学園長じゃな」

「うん、その通り。あの人は君たちの行方を知っていて、そこに行く手段も知っていたから、僕たちは学園長先生に頼んでここに送ってもらったんだよ」

「良かったのか? 帰る手段はまだ見つかっていないんだぞ?」

「そりゃ、僕はいろいろ考えたけど、代表は躊躇せずに“行く”って一点張りだったね」

 

何よりその状態の代表は放っておけないしと、工藤は今も俺の腕にしがみ付いて泣く翔子を見ながら言う。まぁ、この状態の翔子を放っておくのは俺も無理だ。

 

「それに僕もムッツリーニ君に会いたかったからね」

「な、何故だ」

「だって、君にまだ保健体育で勝っていないもん」

「・・・・・・そ、そうか」

 

自分を追ってきた理由に若干落ち込むムッツリーニ。何だかんだこいつ、工藤に関しては弱いところがあるのな。

 

「・・・・・・全く、素直じゃないのぉ」

 

小声でポツリと秀吉が何か言ったが、二人には聞こえていないらしく、工藤がムッツリーニを茶化していた。全く、こいつらは相変わらず変わらねぇ・・・・・・本当、うらやましい限りだ。

 

「そういえば、ムッツリーニ君に坂本君。二人して何か話していたみたいだけど、何を話していたの?」

「うん? いや、大したことじゃ・・・・・・」

「ウソ」

 

思い出したように俺とムッツリーニが何かを話していたことについて尋ねられ、俺ははぐらかそうとしたが、翔子に力強く否定されて俺は口ごもってしまう。というか・・・・・・

 

「翔子・・・・・・力を弱めてくれないか?」

「雄二は嘘つき」

「翔子・・・・・・頼む、力を・・・・・・!」

「嘘つき」

「翔子・・・・・・! 力を・・・・・・!」

「嘘つき」

 

俺の腕にしがみ付いていた翔子だが、どんどん俺の腕をしがみ付く力が強くなっていき、腕の感覚がなくなってきた。というよりも、それ以前に痛い。

 

「分かった! 翔子! 話す、話すから力を緩めてくれ!?」

「嘘つき」

「翔子!?」

「だ、代表! 落ち着いて!? 坂本君の腕が・・・・・・!?」

「霧島よ! 一旦落ち着くのじゃ!?」

「霧島・・・・・・!」

「しょ・・・・・・!」

 

ゴキッ!!

 

お、おぉ・・・・・・久しぶりに来たぜ・・・・・・この痛み・・・・・・

 

久しぶりに来た痛みに俺は再び意識を飛ばした。

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

「いやぁ~、やっぱりいいね! スイーツ巡りは!」

「さやかさん、少し食べすぎじゃないの?」

「いえいえ! これぐらい許容範囲ですよ、マミさん!」

 

おいしいスイーツはそれだけで幸せな気持ちになるね。私は一つ上の先輩である巴マミ先輩と当麻と同じもう一人の幼馴染のまどかと一緒に放課後のスイーツ巡りをしていた。

 

「さすがに食べすぎだよ、さやかちゃん」

「大丈夫だって! その分さやかちゃんは動くからね!」

「それにしても食べ過ぎよ。もう4品目よ?」

 

マミさんの言う通り、今食べているクレープで今日は4品目である。いつもなら2品目で終わり、あとは適当なお店でおしゃべりして過ごすのだが、今日はいつになく気持ちが晴れず、食べ巡りを続けている。ちなみに、まどかとマミさんはいつも通り2品目で済ませている。

 

「う~ん・・・・・・やっぱり食べすぎかな?」

「そうよ? あんまり食べ過ぎると太っちゃうわよ?」

「うぅ、それは勘弁したいけど・・・・・・」

「・・・・・・さやかちゃん、やっぱり何かあったの?」

 

うぐぅ・・・・・・さすがにこれ以上誤魔化すのは難しいかな。私は図星を突かれて内心慌ててしまう。

 

「そ、そんなことはないよ~。いつも通りの元気なさやかちゃんですよ~」

「そう言うなら、こっちをよ~く見て言って」

 

今回ばかりは絶対に引かないとばかりにまどかがこちらを見つめてくる。いつもならここでまどかを茶化すのだが、まどかの後ろからマミさんも同様にこちらを疑うように見つめてくるため誤魔化すのが難しい。

 

「さやかちゃん・・・・・・」

「美樹さん・・・・・・」

「わ、分かりました。話しますから、そんなに詰め寄らないで」

 

二人してジト目で詰め寄られて、観念して話すことにした。こうなると、二人とも意地でも引かないのだ。私はパフェの最後の一口を味わうことなく食べて、飲み込んだ後近くにあったベンチに座った。

 

「えっと・・・・・それで、何を聞きたい?」

「ゴールデンウィーク後よ。いつものメンバーから離れて、私たちとだけ遊んでいるでしょ?」

「何か考えていることから逃げるように私やマミさんを誘っているし・・・・・・」

「あ~・・・・・・さすがに分かるかぁ・・・・・・」

 

まどかとマミさんは先ほどまでと違って心配そうにこちらを見る。私が思っていた以上に二人を心配させてしまっていたようだ。やっぱりうまくいかないなぁ・・・・・・私って・・・・・・。

 

「それで、一体ゴールデンウィーク中に何があったの? 美樹さん、あの後からちょっと様子が変だったし」

「いつも遊んでいる人たちとも距離を取っているようだし・・・・・・何より当麻君からも距離を置いているし」

「いや、当麻とは別に何かあるわけじゃないし・・・・・・」

 

当麻とはまどか同様、小さい頃からの幼馴染でいつも一緒にいただけだし、放っておいたら怪我しまくるからいつの間にか目を離せなくなっただけである。別にアイツに特別なにかあるわけじゃないし。

 

「それに・・・・・・当麻も多分同じようなことで悩んでいるだろうし」

「当麻君も?」

「うん、当麻も」

「確か・・・・・・いつも不幸だーって言っている子よね? その子も悩んでいるって・・・・・・」

「私っていつだって無力だな・・・・・・ってね」

「さやかちゃん?」

 

恐らく当麻も、そして雄二も同じように悩んでいることだろう。託された明久と違って、私たちは・・・・・・

 

「ゴールデンウィーク中にね? 私、回復魔法が使えるようになったの」

「魔法を? それって、凄いじゃない!」

「そうだよ! しかも回復魔法ってことは、当麻君の怪我も治せるようになったってことだよね!」

「うん、そうかもね・・・・・・」

 

正直、幻想殺しがある当麻に本当に効くかどうかは分からないけど、案外喧嘩っ早い明久や承太郎とかには効果的だろう。でも・・・・・・

 

「使えるようになったばっかりだから、弱い回復魔法しか使えないみたいなの」

「まぁ、能力に目覚めたばかりならそうなんじゃないかしら?」

「もしかしてさやかちゃん・・・・・・」

「あはは・・・・・・できれば、私は物語のヒロインになりたかったよ」

 

本当に・・・・・・物語のヒロインみたいになりたかった。魔法を使えるようになったというのに、私の雰囲気にまどかが何か察したように、こちらを心配そうに覗き込んでくる。

 

「それが使えるようになった瞬間っていうのが、目の前で命の恩人が死んでいく時だったんだよ」

「それは・・・・・・」

「えっと・・・・・・」

 

予想外の事にマミさんもまどかも言葉を詰まらせている。まぁ、当然だよね。目の前で誰かが死ぬなんて学園都市でも早々ないのにね。

 

「目の前で大切な人が死んでいくのを私は助けることが出来なかった・・・・・・回復魔法が使える癖に」

「さやかちゃん・・・・・・」

「あの人は悔いはない様に逝ったけど、どうしても思っちゃうんだ。もっと私に力があれば・・・・・・って」

「美樹さん・・・・・・」

 

今でも覚えている。あの人が、縁さんの体から止まらない血・・・・・・消えていく体・・・・・・もっと力があれば、縁さんを助けることができたのではないのかと。

 

「もっと力があれば・・・・・・」

「・・・・・・美樹さん」

 

口にすると後悔ばかり浮かんでくる私に、しゃがみ込んで手を取ってマミさんがこちらを見据えてきた。なんだろう、何かあるのかな?

 

「その人は最期、どんな顔をしていた?」

「最期・・・・・・?」

「そう、最期。その人はどんな風に美樹さん達を見ていたの?」

「最期に・・・・・・」

 

最期・・・・・・縁さんは確か・・・・・・

 

「笑って、ありがとうって・・・・・・」

「そう・・・・・・なら、美樹さん。多分だけど・・・・・・」

 

一瞬、躊躇するようにマミさんは目を伏せるけど、意を決したかのように顔を挙げてこちらを再度見据えてくる。

 

「その人は報われたんじゃないかしら」

「報われた?」

「えぇ、そうよ」

 

報われた? でも、私はあの人を助けられなくて・・・・・・

 

「あなた達が必死にその人を助けようとしたこと、その行動からその人のことを助けたいっていう気持ちが伝わった。それが嬉しくて、だからその人は最期、笑顔であなた達にありがとうって言えたのよ」

「そうかな・・・・・・」

「えぇ、きっとそうよ。そうじゃなければ、最期に笑って“ありがとう”ってお別れはできないわ」

 

そう言ってマミさんは一度目を伏せた後、もう一度こちらを見る。

 

「だから美樹さん、これ以上そのことにとらわれないで。その人はきっと、あなたに未来に進んでほしいと思っているから」

「マミさん・・・・・・」

 

マミさんはそう言って私に優しく微笑んでくれる。マミさんに言われ、私は縁さんの最期の瞬間を思い出す。あの人は消えゆく中、私たちに笑った後安らかに消えていった。それはきっと・・・・・・。

 

「さやかちゃん・・・・・・」

「まどか・・・・・・」

 

私が思い出しているとまどかが横からこちらを心配そうに見つめてくる。まどかも何か言いたいことがありそうにしているけど、言葉に出来ず、でも何か伝えたそうにしていた。そうだよね・・・・・・。

 

「うん・・・・・・きっとそうだと思います。あの人は最期『悔いはない』って言ってくれたから」

「えぇ、だから元気を出して、美樹さん」

「・・・・・・はい!」

「さやかちゃん・・・・・・よかったね」

「いや~、心配かけてごめんね、まどか。それにマミさんも」

「いいのよ、気にしないで」

 

あなた達の先輩だものとマミさんは優しく微笑んでくれる。まどかもホッと一息吐いてから嬉しそうに笑う。こうしてみると、本当に心配をかけたみたいで、少し罪悪感が出てくる。

 

「よ~し! これからさやかちゃんはいつもの元気なさやかちゃんですよ!」

「うん! それでこそさやかちゃんだよ!」

「うんうん。やっぱり美樹さんは元気なのが一番ね」

 

今まで悩んでいたことが解決し、私は二人を連れてカラオケに行こうと提案する。二人もそれにのって一緒にカラオケに行くのであった。

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

「雄二・・・・・・ごめんなさい」

「いや・・・・・・別に気にしてないから大丈夫だ」

 

翔子の久しぶりの締め付けに気絶した俺は、すでに復活してゴールデンウィーク中に何があったかを話した。その後、翔子は俺の腕を締めたことを謝っていた。

 

「そんなことが・・・・・・」

「異世界ってことだけでお腹一杯なのに、本当の冒険をしていたなんて・・・・・・」

「う~む、思っていたより問題が深そうじゃの」

 

話した内容が内容だっただけに、他の三人も驚きを隠せないようだ。話した俺自身も未だに受け入れきれていないから、そう言われてもしょうがないのだが。

 

「まぁ、そんなことがあったから、ちょっと受け入れるのに時間がかかっているだけだ」

「確かにちょっと受け入れるのには時間がかかりそうだね」

「うむ、そういうことなら・・・・・・」

 

そういうことにして、先に翔子たちの身の上を相談しようと思ったが、横から鋭い視線を感じ、横を向く。そこにはこちらをじっと見ている翔子がいた。

 

「ど、どうした翔子。俺の方を見て・・・・・・」

「雄二、まだ話していないことがある」

「いや、そんなことは・・・・・・」

 

何かの確信を持って、こちらの誤魔化しを見破ってくる翔子に俺はたじろいでしまう。どうにか誤魔化そうと考えるが、掴まれている腕に再度力が入り始めたのを感じ、俺は正直に話すことにした。決して、力に屈したわけではない。

 

「滞在中にな、俺は自分の無力を味わらされたんだよ」

「無力を?」

「そうだ。そもそも俺は明久を助けるためにこの世界に来た。なのに、足を引っ張るどころか、アイツに命を救われてしまった」

「それは・・・・・・」

「それだけじゃねぇ。状況を良くしようとやったことが全然効果がなくて、挙句全員の足を引っ張る事態になっちまった」

 

今まで絶対に話さないようにしていたことが、一度話した途端後悔があふれ出してきた。そのまま止まらず、俺は話し続ける。

 

「終いには、世話になった人の命を助けることが出来なかったんだよ・・・・・・」

「雄二・・・・・・」

「坂本君・・・・・・」

「何なんだよ、二度と後悔しないように鍛えたっていうのに、助けるどころか足引っ張って、失っているんだよ・・・・・・」

 

全てを言い終わった後には後悔だけが俺の中に残り、頭を抱える。中学の頃、力を求めて喧嘩に明け暮れ、守れる力を手に入れたと思っていた。なのに、肝心なところで力を発揮できず、知らないからとはいえ、何も出来ずに縁さんを死なせてしまった。結局、俺は小学校の時から弱いガキのままだった。

 

「クソが・・・・・・」

「・・・・・・雄二」

 

頭を抱えて込む俺に翔子は声を掛ける。俺は一旦、頭を上げて翔子の方を向くが、それと同時に翔子が俺を抱きしめてきた。

 

「翔子、何を・・・・・・!」

「雄二、苦しかったよね」

「なっ、何が!」

「ごめんなさい。私は自分の事ばかりで、雄二が今どんな気持ちでいるのかなんて、考えもしなかった」

「それは・・・・・・」

 

何も言わずに何処かに消えて、今まで連絡すらしなかった俺が悪いと言おうとするが、強く、だが優しく翔子は抱きしめる。

 

「雄二・・・・・・雄二はこっちに来ても色々なことを背負って頑張っている」

「・・・・・・そんなことねぇよ」

「でも、一人で抱え込まないで。雄二には大事な友達がいるから」

 

友達・・・・・・そうか、俺にはあいつ等が・・・・・・。

 

「今は私もいるから。だから、一人で悩まないで、私たちにも話して?」

 

頼ってくれないのは辛いからと翔子は優しく俺に言い聞かせるように話した。翔子の言葉は今まで暗い気持ちに沈んでいた俺の心を救い上げ、優しく包み込むようだった。

 

「・・・・・・そうだな。一人で考えすぎだったかもな」

「雄二は頭がいいから。だから一人で何とかしようとする」

「あぁ、そうだな。周りがバカばっかりだったからな」

 

もう大丈夫だと、俺は抱きしめる翔子からゆっくりと離れた。翔子は多少名残惜しそうにしていたが、さすがにこれ以上は俺も恥ずかしい。

 

「情けないところを見せたな」

「ううん、気にしてない」

 

翔子も一杯一杯のはずなのに・・・・・・全く、こうゆうところは敵わないな。優しく微笑む翔子に俺は久しぶりに肩の重荷が下りた気がした。

 

「いや~、さすが代表。坂本君の内緒にしていることをいとも簡単に喋らせちゃうなんてね~」

「うむ。わしらでは何度聞いても答えはしなかったのに」

「さすがは雄二の彼女」

「あっ・・・・・・」

 

横から茶化すような声が聞こえ、俺は今この場には翔子以外にも他にいたことを思い出した。

 

「やっぱり坂本君には代表がお似合いだね」

「うむ。雄二には霧島が必要だな」

「ちょっ、待て、お前ら」

「照れるな・・・・・・お似合いだぞ」

「おい、ムッツリーニ。そのカメラを渡せ、今すぐに」

 

先ほどの場面を撮ったであろうカメラを俺は急いで奪い取ろうと俺は立ち上がる。ムッツリーニはそれを察して、すぐさま逃げようとしている。

 

「おい待て、ムッツリーニ!? 今すぐカメラを渡せ!」

「断る!」

「お似合い・・・・・・照れる」

 

後ろで翔子が何か言っているが、俺はとにかく今の一部始終を撮ったであろうムッツリーニのカメラを奪うために全力でムッツリーニを追いかけるのであった。

 

 

 




どうでしたか? 

あとは上条君だけなのですが、彼の場合はちょっと長めになると思います。

次回もお楽しみに。

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