月の少年の休日日記   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
しばらくぶりの投稿です。
タイトルは半分関係ないかもです(苦笑)

それではどうぞ。


第11話 理事長室で事情聴取

(どうしてこうなったんだろう……?)

 

みーちゃんとのファイトを終えた後、

南先生に何故か理事長室に連行されました。

 

「ごめんなさいね? 急に連れてきちゃって」

 

「…あ、いえ。別に僕はいいんですが……」

 

ソファに座りながら話す。

というか、女子高の……それも理事長室に入るとは思わなかったよ。

…あ、この紅茶、美味しい……♪

 

「…僕をわざわざ理事長室(ここ)に連れて来た理由って、娘に知られたくない事でもあるんですか?」

 

「それは貴方も同じなんじゃないの?」

 

「「…………」」

 

そこから先はお互いに黙ったままだった。

室内に備え付けられた時計の音だけが支配していた………

 

「それじゃあ本題に入らせてもらうわね? 率直に言わせてもらうけど………()()()()()()()を払ったのは……悠里くん、貴方ね?」

 

(…またほんとにド直球な事を……)

 

南先生の瞳は僕が知ってる穏やかな感じではなく、

少し怒った感じもありの真剣な瞳だった……

はぐらかしても良かったが……この人の前では無意味なだけなので……

 

「……はい。そうです」

 

正直に認める事にした。

別にその件に関してはバレてもその時になったら話そうと思ってたし……

 

「はぁ…… 最初に聞かされた時は何事かと思ったのよ?」

 

「…あの、聞かされたって誰にですか?」

 

「昔の同期よ……って言っても正確には、ことりの担当した先生から内容を上司だった私の同期の子に聞かされたが正しい……のだけど」

 

要するにこうだ。

その際に僕は、ことちゃんの治療費を出した事については口止めをお願いしたが、その後に上司の誰かに話さざるを得ない状況になってしまったのだろう。

まさか南先生の知り合いに伝わるなんて僕個人としても予想外だったんだけど……

 

「花怜ちゃんからも聞いたけど、家ごと引っ越したんですって?」

 

「…はい。 その方が効率が良いなと思ったので」

 

「藍音学院に通う事を考えると確かにその方が効率が良いのかもしれないけど…… もしかして家も藍音学院にあるのかしら?」

 

「…南先生のお察しの通りです」

 

「ティナもティナでよくやるわね……まぁでも昔から似たような事もあったし……」

 

南先生は溜息を吐きながら、

紅茶を再び飲み始めた……

 

「でも良かったわ。悠里くんが元気そうで……」

 

「あ、あはは……ホントは精神面ではボロボロですけど

 

一通り話した後、

気づけば夕方近くになっていた。

…えっ? 早くない?

 

「そういえば悠里くんは、この後どうするの?」

 

「行きつけのスーパーに材料の買い足しと甘い物が食べたいのでチョコレートでも買いに行こうかなぁ……と」

 

「あらあら♪ 随分と張り切ってるのね♪」

 

「…特売セールとはいえ、買えるかは怪しいですけどね」

 

「ことり達も聞いたら張り切りそうね~♪ 尤も日にちを覚えてればだけど……

 

 

南先生が何やら含み笑いもしていたが、

これには僕も理由が分からなかった……




読んでいただきありがとうございます。
次回はバレンタインデーが近いので、
それ関連にしようかな~と思っています。
本日はありがとうございました。
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