月の少年の休日日記   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
前回の続きになります。
視点が色々と変わったりしますが、ご了承ください(*- -)(*_ _)ペコリ
楽しんでいただけると嬉しいです。

それではどうぞ。


特別編 バレンタインデー 中編

「…さてと。準備もできたし大丈夫かな」

「足りない調理器具はボクも持って来たよー」

「…念の為に温度計も持って来た」

 

今日は2月13日。

世間でいうバレンタインデー前日である。

夏々と心結の3人でチョコを作る事になった。

 

「悠里兄ー、学校の調理室とかは使えなかったのー?」

「…そういえば……悠里兄、どうして?」

 

そういえば、2人は知らなかったね……

 

「涼香に陣取られた」

「「あー……」」

 

2人共、今の言葉でよく納得できたね?

ちなみに涼香というのは僕の妹だ。

年は7歳で甘えん坊なのが悩みだ……

 

「火の扱いとか大丈夫なのかな?」

「未柚ちゃんやティナさんもいるし、念の為にメルにも護衛を付けといた」

「なら大丈夫そうだね☆」

 

えーと……最初は……

 

「夏々と心結は何を作るんだっけ?」

「ボクはチョコケーキと3色チョコシリーズ☆」

「…ホワイトチョコクッキーと適当な何か」

「2人共、本格的だね。とりあえずチョコレートを溶かすまでの工程までやろうか」

「「はーい」」

 

僕は何を作るのかって?

トリュフチョコ、チョコチップクッキー、ブランデーチョコ、100%型のビターチョコクッキー、パウンドチョコケーキetc……とまぁ後は残ったチョコで何か作ろうかなーと思ってます、はい。

 

 

 

 

ーーその頃、如月家では……ーー

 

 

 

 

「えーと、分量ってこんなんで大丈夫かなー?」

「ヒナ、どう見たって目分量で量ったでしょ?」

「だいたいで大丈夫っしょ!」

 

私、如月ティアは、

藍音学院の近くにある自宅で、

パスパレのみんなとバレンタインチョコを作っていた。

 

「はぁ……マヤ。ヒナがちゃんと分量通りやるか見てもらってもいいかしら?」

「あはは……無理かもしれませんがジブンに任せてください」

「お願いするわ」

 

ちなみに私は、

ある程度は作り終えているので他のみんなの見回りという訳。

アヤは……レシピを見ながら作ってるから大丈夫そうね。

 

「チサト、イヴ。調子はどう?」

「大分それっぽくなったってところかしら」

「私もです♪」

「じゃあ後は冷蔵庫に入れて冷やしておきましょうか」

 

2人が作ったチョコを冷蔵庫持っていき中に入れ冷やす。

 

「そういえば、イヴのチョコって1つは本命かしら?」

「あら? イヴちゃん、そうなの?」

「えっ!? あ、いえ……それは……///」

 

顔を真っ赤にしながら動揺しまくっていた。

意外とイヴって分かりやすいのよね……

ちなみに誰に渡すのかは私は見当は付いている。十中八九…いや100%、ナナね……

断言してもいいわ。

 

 

(毎年の事だけど、このイベントは退屈しないわ……)

 

 

 

 

 

ーー更に同じ頃、三日月家にて……ーー

 

 

 

「あー!? 間違えて餡子を入れちゃったよ~!?」

「それ以前に何をどうやったら間違えるんですか!!」

 

花怜だよー。

今日は穂乃果ちゃん達が私の家でバレンタインチョコを作ってるんだー。

で、今どんな状況かというと、砂糖を入れる筈が間違えて餡子を入れてしまい慌てる穂乃果ちゃんとそれにツッコむ海未ちゃん。

なんでもチョコ饅頭を作ってるらしいけど……

 

「えへへ~♪ ゆーくん、喜んでくれるかな~///」

 

ことりちゃんは、

ハート型のチョコを作っていた。だ、大胆過ぎる……

あと何故か目がヤバい。変な薬とか混入したりしないよね?

 

(よっぽど昨日ゆうり君に逢えたのが嬉しかったんだろうなぁ……)

 

実を言うと、

昨日ゆうり君に逢うまでの穂乃果ちゃん達は少し笑顔が減っていた。

なんていうか……幼馴染みの勘なんだけど、表情は笑ってるけど寂しさも見せてたっていうか……

 

(あれ? そういえば私、何か肝心な事を忘れてるような……?)

 

 

まぁ…いっか♪

 

 

 

 

ーー更に更に同じ頃、今井家では……ーー

 

 

 

 

「…リサ。型を固めるって、これでいいのかしら……?」

「うん、だいたいそんな感じだよー」

「あの……生クリームの分量って、どのくらいなんでしょうか……?」

「紗夜~、この計量カップを使って?」

 

今日はバレンタインデー前日という事で

Roseliaのメンバーでチョコを作らないか~ってなった。

なんか友希那以外のメンバーをアタシの家に招待するのなんて初めてな気がするんだけど……

 

「りんりん、そういえばリサ姉と友希那さんと紗夜さんの作ってるチョコってなんか本格的だよね。誰かにあげるのかな?」

「あ、あこちゃん……それは直球過ぎるよ……」

「えー? でもなんか気にならない?」

 

あこー?

できればその話は本人のいないところでして欲しかったなー……

丸聞こえだよー?

 

「あ! もしかして……リサ姉達があげる相手って、ゆうりんだったり?」

「「「ぶっ!?」」」

 

この子、思い切り当てにきたんだけど!?

しかも友希那も紗夜も同様しまくってるし……

 

「べ、別に……私は悠里に喜んで欲しいとかなんて……///

「違うんです。違うんです……悠里さんの喜んだ顔が見たいからだなんて……///

 

ちょっとそこの2人共~?

唸ってるところ悪いんだけど本音が丸聞こえなんだけど~?

あーあー……頭から蒸気が出てるし……

 

 

(あ~もうっ!! 悠里の事を考えたら余計に集中できなくなっちゃったじゃん/// )

 

 

 

 




読んでいただきありがとうございます。
次回の後編に続きます。
本日はありがとうございました。
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