月の少年の休日日記   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
大変お待たせしました。ファイト回4回目になります。
拙い内容ですが、楽しんでいただけると嬉しいです。

それではどうぞ。


第20話 穂乃果の開花(ブルーム)

「「スタンドアップ・ヴァンガード!」」

 

大会が近いというのもあり、『練習』という形でファイトする形になった穂乃果と海未。

そしてそれを見守る花怜とことり。

 

「『士官候補生アストレア』」

 

海未はアクアフォース。そして穂乃果は……

 

「『桃園(とうえん)乙女(おとめ)エルミ』」

 

(((ファーストヴァンガードが変わってる?)))

 

ネオネクタールだった。しかし海未を含めた3人は、穂乃果のファーストヴァンガードを見て首を傾げた。

 

「先攻は私からです。ドロー……『戦場の歌姫オルティア』にライド。先駆でアストレアを中央後列に移動してターンエンドです」

 

先攻は攻撃が不能な為、海未のターンが終了し、穂乃果のターンに移る。

 

「穂乃果のターン。えっと、ドローして……よし! 『快音(かいおん)乙女(おとめ)イマルート』にライド! エルミは先駆で中央後列に移動。メインフェイズに移動して、右前列にイマルートをコール!」

 

(いつもならバニラユニットにライドする穂乃果が別のユニットに……)

 

「いっくよー! 先ずはリアガードのイマルートでヴァンガードにアタック!」

「ノーガードです」

 

1点目『ケルピーライダーニッキー』

 

「次はエルミのブースト。ヴァンガードのイマルートでヴァンガードにアタック!」

 

『快音の乙女イマルート』POW 7000+5000=12000

 

「そこもノーガードです」

「ドライブチェック」

 

1『メイデン・オブ・ディモルフォーセ』☆

 

「クリティカルトリガーゲットだよ。効果は全てヴァンガードに」

「ダメージチェック」

 

2点目『蒼波竜テトラボイル・ドラゴン』

3点目『戦場の歌姫マリカ』引

 

「ドロートリガー。1枚引きます」

「これで穂乃果はターンエンドだよ」

「私のターン。スタンド&ドロー……」

 

クリティカルを引かれ、いきなり3ポイントのダメージを受けてしまった海未。

 

(ネオネクタールはデッキの構築次第で、アクアフォースのように速攻を仕掛ける事ができるクラン……となれば……)

 

自身の手札を確認しながら、彼女は考える。

 

「ライド。『蒼波帥将フォイボス』 更に『戦場の歌姫ニコレッタ』を右前列にコールです」

 

V『蒼波帥将フォイボス』

中央後列『士官候補生アストレア』

右前列『戦場の歌姫ニコレッタ』

 

「ニコレッタでヴァンガードにアタックです」

「ノーガード!」

 

1点目『開墾の戦乙女パドミニ』

 

「次です。アストレアのブースト、フォイボスでヴァンガードにアタックです」

「ここは……ノーガード!」

「ドライブチェック」

 

1『ケルピーライダーペトロス』☆

 

「クリティカルトリガーです。お返しです! 穂乃果!」

「だ、ダメージチェック……」

 

2点目『矢車菊の花乙女イーネス』

3点目『ラナンキュラスの花乙女アーシャ』

 

「ターンエンドです……(やはり穂乃果、貴女デッキを……)」

 

穂乃果のダメージゾーンに落ちたカードを見た海未は、ある確信に迫っていた。

 

「穂乃果のターン、スタンド&ドロー。『理想(りそう)乙女(おとめ)トゥーリア』にライド! 『桜吹雪(さくらふぶき)乙女(おとめ)リルガ』を右後列にコール!」

 

V『理想の乙女トゥーリア』

中央後列『桃園の乙女エルミ』

右前列『快音の乙女イマルート』

右後列『桜吹雪の乙女リルガ』

 

(完全ガードのリルガを後列に……? しかも前列にはイマルート。あれ? ちょっと待って……この陣形、もしかして……)

 

穂乃果の陣形を見た花怜は、ある人物がその昔やってた事を思い出す。

 

「バトルだよ! リルガのブースト、イマルートでヴァンガードにアタック!」

 

『快音の乙女イマルート』POW 7000+6000=13000

 

「(ガード要求値が5000ですか……インターセプトという手もありますけど、ここは……) ペトロスでガードです」

 

SLD 10000、ガード成功

 

「エルミのブースト、トゥーリアでヴァンガードにアタック!」

 

『理想の乙女トゥーリア』POW9000+5000=14000

 

「ノーガード」

「ドライブチェック」

 

1『日車の乙女ウラニ』

 

「トリガーは無しだよ」

「出られても困りますけどね……ダメージチェック……」

 

4点目『ケルピーライダーニキタス』

 

「穂乃果はこれでターンエンド」

「私のターンです。スタンド&ドロー……『終末の切り札レヴォン』にライド。『ケルピーライダーニキタス』を左前列、『戦場の歌姫クロリス』を右後列にコール」

 

V『終末の切り札レヴォン』

中央後列『士官候補生アストレア』

右前列『戦場の歌姫ニコレッタ』

右後列『戦場の歌姫クロリス』

左前列『ケルピーライダーニキタス』

 

「バトルです! ニキタスでヴァンガードにアタック」

「ディモルフォーセでガード!」

 

SLD 10000、ガード成功

 

「クロリスのブースト、ニコレッタでヴァンガードにアタックです」

 

『戦場の歌姫ニコレッタ』POW9000+6000=15000

 

「ウラニでガード!」

 

SLD 5000、ガード成功

 

「アストレアのブースト、レヴォンでヴァンガードにアタックです! そして……レヴォンのリミットブレイクスキル発動です!」

 

リミットブレイクとは、自分のダメージポイントが4以上の時に発動するスキル。そして、海未の分身ユニットであるレヴォンのリミットブレイクスキルは……

 

「私の前列のアクアフォースのユニットが合計で3枚以上レスト状態なら、カウンターブラストを1枚使って、このバトル中、レヴォンにパワー+3000とクリティカル+1です!」

 

前列のレスト状態のアクアフォースが3枚……つまりヴァンガードを含むという条件を満たした後、カウンターブラストを1枚払う事によって、レヴォンにパワー+3000とクリティカルを1追加する能力である。

 

『終末の切り札レヴォン』POW 11000+4000=15000→18000 ☆2

 

「(無理にガードしても……ここは……)ノーガード!」

「ツインドライブ」

 

1『戦場の歌姫カリスタ』

2『蒼嵐戦姫ドリス』醒

 

「スタンドトリガーです。効果は全てニコレッタへ……」

 

『戦場の歌姫ニコレッタ』POW 9000→14000

 

「ダメージチェック……」

 

4点目『理想の乙女トゥーリア』

5点目『花園の乙女マイリス』☆

 

「クリティカルトリガー。効果は全部トゥーリアに……」

 

ダメージトリガーが出た事により、トゥーリアのパワーが9000から14000に上昇する。

 

「アストレアのスキル発動。自身をソウルに置き、リアガードを1体スタンド。効果対象はクロリスです」

 

これにより、ニコレッタの後ろにいたクロリスが再び立ち上がる。

 

「クロリスのブースト、ニコレッタでヴァンガードにアタックです」

 

『戦場の歌姫ニコレッタ』POW 14000+6000=20000

 

「防いで! マイリス!」

 

SLD 10000、ガード成功

 

「ターンエンドです……よく防ぎましたね、穂乃果」

「海未ちゃん! それどういう意味!?」

 

海未の言葉に頬を膨らませ、両手をジタバタさせながら訴える穂乃果。

 

「だって穂乃果ちゃん、ダメージ4でもいつも『ノーガード!』って言うし……」

「ことりちゃんまで!?」

 

いつものプレイングをことりにも指摘され、ちょっと涙目な穂乃果。否定したいが、今までそうだった為、何も言えない……

 

「ほら。穂乃果のターンですよ?」

「うぅ……スタンド&ドロー……」

 

気を取り直して自分のターンに移る穂乃果。盤面を確認し、先程のドローフェイズで引いたカードも確認し、頷く……

 

「煌めく蕾よ、今こそ花開け! 『ラナンキュラスの花乙女(はなおとめ)アーシャ』にライド!」

 

自身の分身ユニットにライドした。そして……

 

「ジェネレーションゾーン、解放!」

 

超越コスト

『ラナンキュラスの花乙女アーシャ』

 

「ストライドジェネレーション! 『信念(しんねん)花乙姫(はなおとひめ)セリーヌ』!」

「「「えっ!?」」」

 

Gユニットを超越させる。

その超越させたGユニットを見た海未、ことり、花怜の3人は驚きの声を上げた。そんな3人をよそに穂乃果はターンを進める。

 

「先ずはアーシャのストライドスキル。使用コストにカウンターブラストを1枚払う。リアガードを1枚選んで、山札から選んだユニットと同名のカードをリアガードサークルにコール。穂乃果が選ぶリアガードは……『快音の乙女イマルート』だよ!」

 

アーシャのストライドスキルにより、穂乃果が盤面にいる右前列のイマルートを選択する。すると、穂乃果の山札から同名のカードが彼女の手に渡り、山札はオートシャッフルされる……

 

「このイマルートを左後列にコール。そして、この効果で呼び出したユニットは、そのターン中、パワー+2000だよ!」

 

『快音の乙女イマルート』POW 7000→9000

 

「次はセリーヌのスキル。登場した時、カウンターブラストを1枚払う事で、手札から1枚までリアガードサークルにコール。コールした場合は、そのユニットにパワー+5000。穂乃果が手札からコールするユニットは……『快音の乙女イマルート』!」

 

そして穂乃果の手札から最後のイマルートがコールされる。

 

「コール先は、左前列。セリーヌのスキルでイマルートにパワー+5000」

 

左前列の『快音の乙女イマルート』POW 7000→12000

 

(穂乃果のデッキと……この盤面……まさか!)

 

海未は穂乃果の盤面を改めて見て、冷や汗を流す。

それは……

 

V『信念の花乙姫セリーヌ』

中央後列『桃園の乙女エルミ』

右前列『快音の乙女イマルート』

右後列『桜吹雪の乙女リルガ』

左前列『快音の乙女イマルート』

左後列『快音の乙女イマルート』

 

リアガードサークルの3ヶ所が同名ユニットで埋められていたのだ。

それはつまり……

 

「これで準備完了! 今こそ花開け、イマルートの開花(ブルーム)!」

 

発動させた効果

開花(ブルーム)-【自】【R】【ターン1回】:他のあなたの「快音の乙女イマルート」がRに登場した時、そのターン中、このユニットのパワー+2000し、『【自】【R】【Gブレイク1】:このユニットが、アタックかブーストしたバトル中、アタックがヴァンガードにヒットした時、あなたのRの「快音の乙女イマルート」2枚につき、1枚引く。』を得る。

 

「合計で3回発動だよ!」

 

右前列の『快音の乙女イマルート』POW 7000→13000

左前列の『快音の乙女イマルート』POW 12000→18000

左後列の『快音の乙女イマルート』POW 9000→15000

 

「うっわ~……え、エグい……しかも、この状況でイマルートの開花は……」

「これを4点ダメージの状態で防ぐのは、ことりでも厳しいかも……」

 

とんでもないパワー増加に顔が引き攣る花怜とことり。

 

「最後にセリーヌのスキル。コールされたユニットが開花能力なら、カウンターチャージ1と、ソウルチャージ1」

 

これにより、2つ使ったカウンターブラストが1つ回復する。

 

「バトル! リルガのブースト、右前列のイマルートでヴァンガードにアタック!」

 

右前列の『快音の乙女イマルート』POW 13000+6000=19000

 

「ノーガード、ダメージチェック……」

 

5点目『戦場の歌姫メラニア』

 

「イマルートのアタックがヒットしたから、1枚ドローだよ! 次はエルミのブースト、セリーヌでヴァンガードにアタック!」

 

『信念の花乙姫セリーヌ』POW 26000+5000=31000

 

「手札の『戦場の歌姫カロリーナ』をコストに、ジェネレーションガードです。『蒼波鎧将(そうはがいしょう)ガルフィリア』! ガルフィリアの連波スキル発動、2回目~3回目のバトルなら、シールド+5000。更にドリスでガードです!」

 

発動させた効果

【永】【G】連波(ウェーブ)-2~3回目(各ターンの指定されたバトルで有効):このユニットのシールド+5000。

 

『蒼波鎧将ガルフィリア』SLD 15000→20000

 

ヴァンガードのパワーも合わせて、レヴォンのパワーは合計で41000。このガードを突破する為には、穂乃果はトリガーを2枚引かなければならない……

 

「トリプルドライブ」

 

1『桜吹雪の乙女リルガ』

2『矢車菊の花乙女イーネス』

3『ウォータリング・エルフ』醒

 

「スタンドトリガーゲット! 効果は全て右前列のイマルートに!」

「この状況でスタンドトリガーですか!?」

 

右前列の『快音の乙女イマルート』POW 13000→18000

 

「よーし、もう一回イマルートでヴァンガードにアタック!」

 

まさかのスタンドトリガーに困惑する海未。スタンドしたイマルートのパワーは18000。要求されているシールドは10000。ガードは出来なくはないが、次の左側のイマルートのアタックが防げなかった……

 

「ヒールトリガーに賭けます。ダメージチェック……」

 

そして、最後のダメージは……

 

 

6点目『終末の切り札レヴォン』

 

ノートリガーだった。

 

 

「ふぅ……私の負けです。穂乃果」

「……ゃ……やった~~~♪」

 

勝者は穂乃果という形で決着した。




読んでいただきありがとうございます。
……開花形デッキのファイト描写……難しかった(HP1)
多分これで合ってる……筈。
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。
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