月の少年の休日日記   作:ゆるポメラ

38 / 75
ゆるポメラです。
お待たせしました。ファイト回5回目になります。
今回、ヴァレオスの蒼波デッキは、GZで使われたカードを中心にしています。枚数を数えてみたんですが、どうも枚数が足りない部分があったので、ヴァレオスがデッキに入れてるかもしれないカードを足してみました。
楽しんでいただけると幸いです。

それではどうぞ。


第23話 海未のアクセル連波(ウェーブ)

「「スタンドアップ……!」」

「Z……」

「「ヴァンガード!」」

 

ヴァレオスに実力を示して見ろと言われ、ファイトする事になった海未。

それを見守る紗夜、ティア、そして悠里。

 

「『士官候補生アストレア』」

 

海未はいつも通り、アクアフォース。

 

「『蒼波新兵(そうはしんぺい)コスティ』!」

 

対するヴァレオスもアクアフォース。お互いに同じクラン同士のファイトだ。

ここで海未がある事に気づく。

 

「ユニットが実体化?」

 

スタンドアップした時、海面から自分のファーストヴァンガードが出現したのだ。アストレアが視線に気づき、海未に微笑む。

 

「……この場所でのファイトでは、ユニットが実体化する。私の力を行使してる部分もあるがな。先攻は貴様から始めるといい」

 

海未の疑問が顔に出ていたのか、ヴァレオスが説明する。

 

「ドロー。『戦場の歌姫オルティア』にライド。先駆でアストレアを中央後列に移動してターンエンドです」

「……私のターン、ドロー。『蒼波兵長(そうはへいちょう)ベラギオス』にライド。先駆でコスティを左後列に移動。ベラギオスでヴァンガードにアタック」

「ノーガードです」

「ドライブチェック……」

 

1『蒼波竜サブマージ・ドラゴン』

 

「ノートリガー……」

「ダメージチェック」

 

1点目『ケルピーライダーニッキー』

 

「ターンエンド」

「私のターン。スタンド&ドロー……ライド。『潮騒(しおさい)水将(すいしょう)アルゴス』更に『戦場の歌姫メラニア』を左前列にコールです!」

 

V『潮騒の水将アルゴス』

中央後列『士官候補生アストレア』

左前列『戦場の歌姫メラニア』

 

「メラニアでヴァンガードにアタックです」

「ノーガード。ダメージチェック……」

 

1点目『蒼波兵長ベラギオス』

 

「アストレアのブースト、アルゴスでヴァンガードにアタック。スキル発動、このターン2回目以降のバトルなら、カウンターブラスト1枚とソウルブラスト1枚する事で、自分のリアガード1枚をスタンド。メラニアをスタンド」

 

アルゴスのスキルで、メラニアがスタンドする。

 

「ノーガード。ダメージチェック……」

 

2点目『蒼波兵ブルーギル・トルーパー』引

 

「ドロートリガー。1枚ドロー、パワーはヴァンガードへ」

 

ダメージトリガーにより、ベラギオスのパワーが7000から12000へと上昇する。

 

「……ドライブチェック」

 

1『戦場の歌姫マリカ』引

 

「ドロートリガー、1枚引いて、パワーをメラニアへ」

 

『戦場の歌姫メラニア』POW 7000→12000

 

「スタンドしたメラニアでヴァンガードにアタックです」

「……ブルーギルでガード」

 

SLD 5000、ガード成功

 

「スタンド&ドロー……ライド。『蒼波水将(そうはすいしょう)ガレアス』ヴァンガードにアタック!」

「ノーガードです」

「ドライブチェック……」

 

1『蒼波水将メドラ』

 

「ダメージチェック……」

 

2点目『海域の守り手プラトン』

 

「ターンエンド」

 

ヴァレオスがターン終了を宣言する。

 

「お互いに仕掛けませんね……」

「クランがクランだからね。返しのターンを警戒してるんだと思うよ?」

「そうね。相手が自分と同じクランだと、ウミと同じ状況になるものよ」

 

ファイトを静観しながら、紗夜の呟きに悠里とティアが答える。

 

「スタンド&ドロー……(まだ仕掛けてこない……なら……) ライド。『終末の切り札レヴォン』!」

「なるほど。それがお前の分身か……」

 

海面から現れ、海未を守るかのように宙に浮くレヴォンの姿を見たヴァレオスが呟く。

 

「メラニアを後列に移動。『戦場の歌姫ニコレッタ』をコール。アストレアのブースト、レヴォンでヴァンガードにアタックです」

「ノーガード」

「ツインドライブ」

 

1『戦場の歌姫クロリス』

2『ケルピーライダーペトロス』☆

 

「クリティカルトリガー。効果は全てレヴォンに!」

 

レヴォンの攻撃がヒットし、ヴァレオスに2ポイントのダメージが入る。

 

2点目『蒼波元帥ヴァレオス』

3点目『蒼波兵ブルーギル・トルーパー』引

 

「ドロートリガー。1枚ドロー、パワーはヴァンガードに」

 

ダメージトリガーの効果でガレアスのパワーが9000から14000に上昇する。

 

「メラニアのブースト、ニコレッタでヴァンガードにアタックです」

 

『戦場の歌姫ニコレッタ』POW 9000+7000=16000

 

「スコープ・セイラーでガード」

 

SLD 5000、ガード成功

 

「……ターンエンドです」

 

ダメージドロートリガーが出た事により、ヴァレオスに1枚手札を増やしてしまった事に後悔する海未だったが、5000ガードを要求させたので、実質的にプラマイゼロである。

 

「スタンド&ドロー……ライド! 轟け! 尽きる事無き蒼き波動! 『蒼波元帥(そうはげんすい)ヴァレオス』!」

 

海面からアクアロイドの姿をしたヴァレオスが降臨する。

 

「見よ。我がアクアフォースの力……」

 

超越コスト

『蒼波竜アーセナルフリート・ドラゴン』

 

 

「破滅を呼ぶ蒼波の衝撃! ストライドジェネレーション! 『蒼波帥竜(そうはすいりゅう)フラッドハザード・ドラゴン!』」

 

Gユニットを降臨させる。

それを見た海未は、直感的に"これは防がないと危険"と感じた。自分のユニット達に目線で警戒してくださいと伝える。

 

「……ストライドスキル。お前のヴァンガードは、()()()1()1()0()0()0()()()()()()()

「っ!? レヴォン!?」

 

その言葉を聞いた海未が宙を見上げると、水流の縄で縛られ、身動きが取れなくなってしまったレヴォンがいた。

 

「…これはちょっと……いや。かなりマズいな」

「ええ。ダメージトリガーが出たとしても、ヴァンガードのパワーは上昇はしないまま。しかも相手は、園田さんと同じアクアフォース……」

「ウミ……踏ん張りなさいよ……」

 

悠里、紗夜、ティアが不安そうな表情をしながら海未を見守る。

 

「絶対正義の無敵艦隊アクアフォースは、私が創り上げた。お前達の知っているアクアフォースとは格が違う!」

「くっ……」

 

圧力のある言葉に海未は冷や汗を流す。

 

「『蒼波竜(そうはりゅう)サブマージ・ドラゴン』を左前列、『蒼波水将ガレアス』を右前列、『蒼波兵長ベラギオス』を右後列、そして『蒼波水将(そうはすいしょう)メドラ』を中央後列にコール」

 

V『蒼波帥竜フラッドハザード・ドラゴン』

中央後列『蒼波水将メドラ』

左前列『蒼波竜サブマージ・ドラゴン』

左後列『蒼波新兵コスティ』

右前列『蒼波水将ガレアス』

右後列『蒼波兵長ベラギオス』

 

「ベラギオスのブースト、ガレアスでヴァンガードにアタック。カウンターブラスト1枚と手札から"蒼波"を含むカードを1枚捨てる事で2()()()()()()を獲得。第1のスキル。このターン1回目のバトルであれば、ガレアスはスタンド」

 

『蒼波水将ガレアス』POW 9000+7000=16000

 

「ペトロスでガード!」

 

SLD 10000、ガード成功

 

「スタンドしたガレアスでニコレッタにアタック!」

「マリカでガード!」

 

SLD 5000、ガード成功

 

「絶望の深海に響け! 死の蒼き咆哮! 蒼波帥竜フラッドハザード・ドラゴンでヴァンガードにアタック!」

 

(ここでニコレッタをガーディアンサークルに移動を……)

 

インターセプトして、残りを手札ガードで凌ごうとした海未だったが……

 

「ガレアスの第2のスキル。ヴァンガードがアタックした時、スタンド。パワー+2000」

 

『蒼波水将ガレアス』POW 9000+2000=11000

 

「1体のユニットが3回も攻撃するんですか!?」

 

紗夜の驚きは海未の代弁でもあった。1体のユニットが連続攻撃をするとなると、コストが重かったり、ペナルティ効果で、パワーがマイナスされるが殆ど。

ところが、ガレアスのスタンド効果は、カウンターブラストが1枚と手札を1枚捨てるだけという点のみ。

アクアフォースは決められたバトル回数で、強力なスキルが発動する。

 

「(私のダメージは2。手札も充分とは言い難いですが……)……ノーガード」

 

ノーガードを彼女は選択した。

 

「トリプルドライブ」

 

1『蒼波兵ブルーギル・トルーパー』引

 

「ドロートリガー。1枚ドロー、パワーはサブマージ・ドラゴンに」

 

POW 7000→12000

 

2『蒼波兵スコープ・セイラー』

3『蒼波兵ブルータル・トルーパー』☆

 

「クリティカルトリガー。効果は全てフラッドハザード・ドラゴンに!」

 

POW 26000→31000 ☆2

 

「ダメージチェック……」

 

3点目『潮騒の水将アルゴス』

4点目『戦場の歌姫マリカ』引

 

「ドロートリガー。1枚ドロー、パワーはレヴォンに……」

「だがパワーは11000に固定されたまま!」

 

予想はしていたが、ヴァンガードのパワー固定がこれほど苦しいものとは、海未も実際に味わってみて分かった。

 

「サブマージ・ドラゴンでアタック!」

「っ!? ニコレッタでインターセプトです!」

 

SLD 5000、ガード成功

 

「ユーリ、サヨ。今の攻撃……どう思う?」

「後列にコスティがいるのにも関わらず、ブーストは敢えて付けずに攻撃。戦略的には間違ってないね……」

「ええ。園田さんに確実にインターセプトをさせる為の攻撃でしょう……」

 

ティアの質問に悠里と紗夜が冷静に答える。

 

「4回目のアタックの終了時、フラッドハザードのスキル発動……」

 

発動させた効果

【自】【V】:「蒼波」を含むリアガードがアタックしたバトルの終了時、「蒼波」を含むハーツカードがあり、このターン4回目のバトルなら『カウンターブラスト1、Gゾーンから、同名の裏のカードを1枚、表にし、手札から2枚選び捨てる』事で、このユニットをスタンドし、ドライブ-3。

 

「……スタンド。ドライブ(マイナス)3。ベラギオスのスキル。ヴァンガードがスタンドした時、自らをスタンド!」

 

(なんていう波状攻撃……否が応でもガードしろって事じゃないですか!)

 

ドライブチェックを失っても尚、アタックできるとはいえ、海未は心の中で嘆いていた。これがもし、フラッドハザードにクリティカルが乗ってなかったら堂々とノーガードと言えたのだが……

 

「ベラギオスのブースト、ガレアスでヴァンガードにアタック!」

「ノーガード……ダメージチェック……」

 

5点目『終末の切り札レヴォン』

 

「蒼波帥竜フラッドハザード・ドラゴンでヴァンガードにアタック!」

「フラッドハザードはパワー31000のクリティカル2です。この攻撃を受けたら……」

「ウミ!! 絶対に防ぎなさい!!」

「分かってます!」

 

紗夜とティアの言葉にガードに使う手札を確認する海未。ドライブチェックを無くしてるので、フラッドハザードのパワー31000をこちらが上回ればいい。つまりシールド30000をガーディアンサークルに出さなければ自分は負ける……

 

「手札の『戦場の歌姫カロリーナ』をコストに、ジェネレーションガード。『蒼嵐障竜(そうらんしょうりゅう)アイスバリア・ドラゴン』! アイスバリアの連波、1回目か4回目以降のバトルなら、シールド+10000。更にニキタスでガードです!」

 

『蒼嵐障竜アイスバリア・ドラゴン』SLD 15000→25000

 

手札にあったヒールトリガーが幸いし、Gガーディアンとシールド5000のユニット2枚で切り抜ける。

これにより、フラッドハザードの攻撃は通らない。

ひとまず安心した海未だったが……

 

「気を抜いちゃダメだよ、みーちゃん!! まだヴァレオスの攻撃は終わってない!! 」

「えっ……?」

 

悠里の声に間の抜けた声を上げてしまう海未。

6回の攻撃をした筈なのに、彼はまだヴァレオスの攻撃は終わってないと言った……

 

「流石は水無月悠里だ。そうだ。私の攻撃はまだ終わっていない。メドラのジェネレーションブレイク発動。私のヴァンガードが「蒼波」なら、メドラは後列からアタック可能。尚、メドラが後列からアタックする際、攻撃対象がヴァンガードなら、パワー+3000を得る!」

 

悠里の言葉にヴァレオスは称賛し、その意味を海未に解説する。

つまり今から7()()()()()()が襲ってくるのだ。

 

「メドラでヴァンガードにアタック! スキルでパワー+3000!」

 

『蒼波水将メドラ』POW 8000→11000

 

「クロリスでガード!」

 

SLD 5000、ガード成功

 

「ターンエンド。貴様のターンだ、園田海未。お前の実力を見せて見ろ」

 

ターン終了を宣言したヴァレオス。

相手は、手札が少ないとはいえ、まだダメージ3。こちらはもうダメージ5という、このターンで決めなければ負けてしまうのは明白だった……

 

(()()()()()を引き当てるしかないですね……)

 

1つだけ。たった1つだけ。ヴァレオスを倒せるかもしれないカードが海未のデッキの中に眠っていた……

それは海未が12歳の誕生日の時に、悠里からプレゼントされたカード。ただ当時は、アクアフォースを使いこなせてなかったので、慣れるまでは封印していた。

 

「スタンド&ドロー……()()()()()()()()!」

「ウミがファイナルターン宣言!? そんな事、今までなかったわよ!?」

「えっ!? そうなんですか!?」

「ほぅ……」

 

海未のファイナルターン宣言にティアは驚き、紗夜はティアがその理由に驚き、ヴァレオスは興味深そうに笑う。

 

「ライド。『ネイブルゲイザー・ドラゴン』!」

「ネイブルゲイザー・ドラゴンだと!? だがパワーが10000ではなく、12000なのはどういう事だ!!」

 

ヴァレオスは海未が聞き覚えのある名前のユニットにライドした事を驚きながらも、訊ねる。

 

「その答えはこれです! イマジナリーギフト・アクセル!」

 

Gゾーンが置いてある領域から、1枚のカードが飛び出し、海未の手に加わる。

そして……

 

「アクセルサークルを左前列にセットです。ここもリアガードサークルとして扱われ、私のターン中、このサークルにいるユニットはパワー+10000されます」

「リアガードサークルが増えたという事か……」

 

そして海未は、メインフェイズに移行する。

 

「『潮騒の水将アルゴス』をアクセルサークルに、『終末の切り札レヴォン』を左前列、『ネイブルゲイザー・ドラゴン』を右前列にコールです!」

 

V『ネイブルゲイザー・ドラゴン』

中央後列『士官候補生アストレア』

アクセルサークル『潮騒の水将アルゴス』

左前列『終末の切り札レヴォン』

左後列『戦場の歌姫メラニア』

右前列『ネイブルゲイザー・ドラゴン』

 

「アルゴスでヴァンガードにアタック。スキル発動、このターン1回目のバトルなら、カウンターブラスト1枚払う事で、アルゴスはスタンド!」

「ノーガード……」

 

4点目『蒼波盾将ヨルゴス』

 

「リアガードのネイブルゲイザーでヴァンガードにアタック!」

「スコープ・セイラーでガード!」

 

SLD 5000、ガード成功

 

「メラニアのブースト、レヴォンでヴァンガードにアタック!」

 

『終末の切り札レヴォン』POW 11000+7000=18000

 

「ブルータルでガード!」

 

SLD 10000、ガード成功

 

「ネイブルゲイザー・ドラゴンでヴァンガードにアタック。スキル発動、アタックした時、このターン3回目以降のバトルなら、カウンターブラストを1枚払う事で、私のリアガードを1体スタンド。対象効果はレヴォンに! そして、ネイブルゲイザー自身にパワー+10000」

 

『ネイブルゲイザー・ドラゴン』POW 12000→22000

 

「くっ……ノーガード……」

「ツインドライブ」

 

1『海域の守り手プラトン』

2『アウトライド・ドラコキッド』前

 

海未がツインドライブチェックをした時、2枚目で見た事もないトリガーが出現した。

 

「フロントトリガー。私の()()()()()()()()()()()()()1()0()0()0()0()です!」

「前列全てだと!? くっ……ダメージチェック……」

 

5点目『蒼波竜サブマージ・ドラゴン』

 

「スタンドしたレヴォンにでヴァンガードにアタック!」

「ツインヘッドシャークでガード! 更にガレアスでインターセプト!」

 

SLD 10000、ガード成功

 

「アルゴスでヴァンガードにアタックです!」

「ノー……ガード……ダメージチェック……」

 

6点目『蒼波元帥ヴァレオス』

 

「見事……私の負けだ……」




読んでいただきありがとうございます。
フラッドハザードのスキル表記は、スタンダード版のように簡略化させてしてみました。
スタン版風にするなら、多分これで合ってる筈……(違ってたらすみません)
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。