月の少年の休日日記   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
ことりちゃん、誕生日おめでとう。
シンさん編を視てて思ったんですが、目の保養シーンが多過ぎませんかね?
気のせいかもしれませんが……(いや、大歓迎なんですが)

それではどうぞ。


特別編 ことりの誕生日

────これは悠里がことりを家まで送ってく事になった時の話である。

 

「えへへ~♪」

「(なんでことちゃん……こんなに機嫌が良いんだろう……?)」

 

帰り道、偶然ことりと会い、彼女を家まで送る事になった悠里。

その際に手を繋ぎたいとお願いされたので、快く承諾したのだが、何故か腕組み状態になってしまったのである……

 

「……ねぇ、ことちゃん」

「えへ~♪ なあに~?」

「……やっぱなんでもない」

 

試しに悠里が呼ぶと、ことりは満面の笑みで悠里を見る。

あっ、これは深く聞かない方がいいと察したので、なんでもないと悠里は答えた。

 

そして気づけば、ことりの家に着いた。

 

「じゃあ僕はここで……」

「待って!」

 

ことりを送り届けた事だし、自分も帰るかと思った悠里は背を向ける。

ところが、ことりに呼び止められてしまった……

 

「あ、あのね……? その……今日、お母さんが帰ってくるのが遅いの……その……」

「……要約すると、南先生が帰ってくるまで一緒にいてほしい……とか?」

「うん……ダメ?」

 

ことりが言いたい事が分かった悠里は言い当ててみる。

すると、彼女は上目遣いでお願いしてきた……

 

「……まぁ、ことちゃんがそれでいいなら僕は構わないけど」

 

悠里がそう答えると、ことりは嬉しそうな表情をしながら着替えてくるからリビングで待ってて?と言い、悠里を家の中に招き入れた。

その際に自分の部屋に続く階段を上る際に……

 

「……覗かないでね?」

「…それは逆に覗いても良いよって解釈に僕は聞こえるけど?」

「っ~~~~!? で、でも……ゆーくんに着替えてるところを覗かれるのも……き、着替えてくるね~!!」

 

ちょっとだけからかってみようと悠里に言ってみたが、逆に澄ました表情で答えた悠里を見て恥ずかしくなったことりは、その場から逃げるように自室に向かって行った……

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

10分した後、制服から私服に着替えたことりが戻ってきた。

そして彼女の案内され自室に入らせてもらうと……

 

「飲み物持ってくるから、ゆーくんは座ってて?」

 

そう言ってことりは1階にあるリビングに行ってしまった。

彼女が戻ってくるまで、くつろがせてもらおうかなと思った悠里は、テーブルの下に置いてある座布団に座る事に……

 

(…昔と変わらないなぁ。ことちゃんの部屋……あ、でも可愛らしい物が増えたのかな?)

 

そう思いながら、ことりの部屋を見回す。

あんまり見てると彼女に失礼なので、鞄から藍音学院から支給されてる超薄型ノートパソコンを取り出す。

コードを出し、デッキケースと連動させ、起動させる。

 

(そういえば、課題の提出期限っていつまでだっけ……?)

 

藍音学院で出されていた課題の提出期限を調べていると……

 

「ゆーくん、お待たせ~♪」

 

この部屋の主、ことりが戻って来た。

両手に持っていたお盆をテーブルの上に置き、自分も悠里の隣に座った。

 

「何してるの~?」

「…えっ? 課題の提出期限の確認。僕が通ってる学校……提出期限があるから。一応それの確認」

「へぇ~、そうなんだ~」

 

ことりも画面を見てみると、数字がたくさん表記されており、まるで集計表のような画面になっていた……

悠里を横目でチラッと見ると、真剣な表情をしつつ、右手で何かを数えながら左手でタイピングを行っていた。

 

(…真剣な表情(昔とは違う顔)をしてる時のゆーくん……カッコいいなぁ……)

 

そんな悠里に見惚れながら、ことりはさり気なく悠里に寄り添う形でくっついた。

作業の邪魔にならないように。勿論、自分がとんでもない行動をしてるのは分かってるが気にしたらいけない。

 

「…ことちゃん?」

「すぅ……すぅ……」

「……寝ちゃってるし」

 

いつの間にか、ことりが寝てる事に気が付いた悠里は、さてどうしようかと思っていると……

 

『ことり、寝ちゃったの?』

『…ん。ことり、ぐっすり』

『寝てますね。あんなに幸せそうな表情で。よっぽど嬉しかったんでしょうね♪』

 

ことりのユニット、ゲダエル、アズライール、そしてサリエルが悠里のパソコンの画面に乱入し、(ことり)の寝顔を見て言った。

 

「……何ちゃっかり、僕のパソコンに入ってるのさ?」

『ここすごーい! 前の時より広いよー♪』

『…ズルい。この空間(場所)は共有すべき』

「……あの、画面が視えないんだけど……」

『まぁまぁ♪ 今日くらい別にいいじゃないですか♪』

 

悠里のパソコン内で好き放題をやってるゲダエルとアズライールに不満を言いつつ、サリエルがニコニコしながら悠里を宥める。

何故この3体が悠里と仲が良いかというと、悠里が幼い頃、エンジェルフェザーを使ってた時期に尤も信頼していたユニットだからだ。

そして、ことりがエンジェルフェザーを使ってみたいと言ってた時に、その記念として3体を彼女に譲ったのだ。

 

「…あのさ。僕がいない時のことちゃんって……」

『自分の胸に聞いて考えてください』

「……サリエル、拗ねてるでしょ?」

『す、拗ねてません!!』

 

画面内でプイッと頬を膨らませるサリエル。

やっぱ拗ねてんじゃんと言うと余計に拗ねるので、悠里は心の内に秘めておく。

 

「…ことちゃん、今まで寂しい想いをごめんね?」

「……んぅ」

 

ことりの髪を優しく撫でながら、悠里は謝る。

 

「……ゆーくん……ことり……ゆーくんの事……好き……

「…はいはい。ことちゃんの気持ちはちゃんと僕も分かってるから……」

 

それを見た3体のユニットは……

 

『ねぇねぇ、ゆうりってズルいよねー』

『…別の意味で質が悪い。でも鈍感な人間と比べたら、こっちの方がマシ』

『いいじゃないですか。ずっと前から悠里は、()()()()の想いに気づいてるんですから……』

 

各々の意見を述べながらも、悠里は相変わらずだなと思ったのだった。




読んでいただきありがとうございます。
そういえば、12月発売のバミューダ△のエクストラブースターのSPのテーマが『イルミネーション』というのがオシャレでした。
歴代アイドルの『リヴィエール』、『コーラル』、『パシフィカ』のデザインが発表されてテンションアゲアゲです。
……自分が好きな『レインディア』が見当たらない事に疑問を感じてるんですが(あの子もレジェンドアイドルだよ!?)

『カラフル・パストラーレ』の1人、ソナタの効果も発表されちょっとだけ驚いてます。
何せ、グレードが3かな?と思ってたのが、まさかのグレード2です!!
……この調子だと、他の4人もグレード2なのか、はたまたグレードがバラバラなのか……発売日まで楽しみです。

次回は、梨子ちゃんの誕生日に投稿すると思います。
頑張りますので、次回もよろしくお願いします。
本日はありがとうございました。
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