月の少年の休日日記   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
友希那ちゃん、誕生日おめでとう。
スタンダード版のレヴォンキター!(大歓喜)
その前に次のブースターパックは、グレートネイチャー、ゴールドパラディン、ネオネクタール。
ネオネクタールに、新種のトークン(ブースト&インターセプト持ち)が出たので、効果の解決等が大変になりそうです……(苦笑)
でも、マルティナとトゥーレの元・双闘(レギオン)ズがスタンダード版で帰ってきてくれて嬉しいです。

それではどうぞ。


特別編 友希那の誕生日

「……これも違う」

 

夜の湊家にて。

友希那は、自室である物を探していた。

何を探しているかというと……

 

「…あった」

 

アルバムだった。

悠里と買い物に行き、燐子の家に戻ると、何故かリサと燐子がアルバムを楽しそうに見ていたからだ。

アルバムの中身は、幼い頃の燐子や悠里が写っており、見終わった後にリサが一言……

 

『ねぇ燐子、今日アタシと友希那で夕飯食べるんだけど、燐子も一緒に食べない? いいでしょ、友希那?』

 

その言葉に自分は構わないの一言で決まった。

そしてアルバムをお互いに見せ合おうという事があり、今に至る。

 

「友希那~。そろそろ夕飯が……って、うっわ……凄い散らかってるね……」

 

ちょうどその時、件のリサが友希那の部屋に入ってきた。

部屋の惨状を見たリサは、思わずうわっ……と言ってしまった。

 

「ごめんなさい。アルバムを探してたら、いつの間にかこうなってしまったの。無事に見つかったから、すぐに片づけるわ」

「アタシも手伝うよ。2人でやった方が早いし」

「……じゃあ、そっちをお願いしてもいいかしら? 燐子を待たせては悪いから」

「了解~☆」

 

1階で客人である燐子を待たせてるので、2人はテキパキ動いた。

幼馴染みの息もあってか、5分で終わった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

1階に戻り、客人である燐子と3人で、リサと友希那が昼間に作っていたシチューを仕上げる。

 

「友希那~、お肉は鶏肉で大丈夫?」

「脂身は入れないで」

「わたしも……友希那さんと同じで脂身は無い方が……」

「じゃあ満場一致で♪」

 

キッチンでそんなやり取りをしてた時……

 

 

ーーピンポーン♪ーー

 

 

玄関のチャイムが鳴った。

 

「……? 2人共、ちょっと出てくるわ」

「オッケー。後はこっちでやっておくから~」

「お客さん……でしょうか?」

 

リサと燐子に断りを入れ、家主である友希那がこんな時間に誰だろうと思いつつも玄関に向かいドアを開ける。

 

「こんばんは~」

「…瑠菜?」

 

訪問者の正体は、幼馴染みの瑠菜だった。

 

「せっかくだから中に入って」

「お邪魔します~」

 

彼女が来るのは、珍しいので、友希那は瑠菜を家に招き入れた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「友希那~? さっきの人誰だったの……って瑠菜!?」

「えっ……る、るなちゃん!?」

「リサちゃんこんばんは~♪ あ、燐子ちゃんも~♪」

 

瑠菜の姿を見て驚くリサと燐子。

 

「……? 燐子……貴女、瑠菜と知り合いなの?」

「えっ? あ、あ……はい。両親が知り合いで、仲良くさせてもらってます……あの、友希那さんと今井さんとるなちゃんって……」

「あはは……えっと、燐子なら察しがつくかもしれないけど、瑠菜はアタシと友希那と悠里の幼馴染み……」

「いえ~い♪」

 

友希那の疑問に答える燐子。

苦笑い気味に説明するリサ、ペースを崩さない瑠菜。

 

「これ差し入れだよ~」

 

瑠菜が友希那に渡したのは、風呂敷きで包まれた物。

とりあえずテーブルに置いて、中を開けて見ると……

 

「すご……」

「おかずが……たくさん……」

「…………(瑠菜の事だし、多分……)」

「えへへ~、()()()()()()で作り過ぎちゃった~」

 

大量のおかずが入っていた。しかも全て瑠菜の手作り。

揚げ物はもちろん、煮物、玉子焼き、洋菓子的なナニカも入っており、てんこ盛りだった……

ありがたい差し入れだが、この量を3人で食べきれるのか?と疑問に思う友希那。

リサと燐子に視線を向けて見たが、2人も友希那と同じ事を思ったのか、首を横に振っていた。

 

「そういえば瑠菜? さっき明日が楽しみって言ってたけど、明日どこかに出かけるの?」

 

リサが気になったのか、瑠菜に訊く。

普段の瑠菜は余程の事がない限りは出かけないのだ。何せ、羽丘女子学園での瑠菜の渾名は『お昼寝瑠菜ちゃん』なのだから。

彼女の性格は、リサと友希那も知っている。幼馴染みだから。

 

「えっとね~? 明日ね~、お母さんが帰ってこれない日が続くから、ゆうくんの家に遊びに行くの~。あとお泊り会~♪」

「「「…………えっ?」」」

 

瑠菜の言葉に目が点になる友希那、リサ、燐子の3人。

彼女は今、なんて言ったのだろうか?

 

「それでね~? せっかくだから、友希那ちゃん達も良ければ一緒に行こうって誘いに来たの~」

「「「…………えっ?」」」

 

本日2度目の驚きの言葉。

3人さえ良ければ、一緒に悠里の家に行こうと瑠菜は言ってるのだ。

悠里は昔、リサの家の隣に住んでいた為、友希那も小さい頃だが、遊びに行った事がある……

だが、今は行った事すらない。燐子に至っては、悠里の家すら知らない。

 

「行くわ」

「早っ! アタシも行きたい!」

「わ、わたしも……ゆうりくんの家に……行きたい……」

「は~い。じゃあ~決まりね~♪ ゆうくんに連絡するから、ちょっと待ってて~」

 

3人の返事を聞いた瑠菜は、デッキケースの画面を開き手慣れた手付きで操作する。そして、数分後にピロンと電子音がデッキケースから鳴った。

 

「ゆうくんに説明したら、いいよ~だって」

 

その言葉を聞いた3人は喜びの余りハイタッチ。友希那に至っては、『わ、私は何を……ち、違うのよ……こ、これはその……』と顔を真っ赤にしながら、弁解していた。

 

「じゃあ~、場所が場所だから~、ご飯を食べて、30分くらいしたら出発ね~?」

「「「えっ!? しかも出発するの今日なの!?」」」

 

自分達は、あと何回驚けばいいのだろうと思う友希那、リサ、燐子だった。

そして、この瑠菜の誘いがきっかけで、思わぬ遭遇をするとは……それは、もう少し先のお話である。




読んでいただきありがとうございます。
間に合って良かったです……(汗)
今回の時系列は、友希那ちゃん誕生日回(1回目)→第19話→リサちゃん誕生日回(2回目)→そして今回の話になります。
次の投稿は、いつになるか分かりませんが、なるべく早めに投稿ができるように頑張ります。
本日はありがとうございました。
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