バミューダのエクストラブースターが発売してから、8日くらい経ちました。
パッケージユニットのイヴの『トリガー2倍』効果は、ヤバいですね……(苦笑)
相手ターンでもトリガー2倍が発動するんですもん……(涙目)
それでは本編どうぞ。
「ふんふん~♪ ふふふ~ん♪」
「「「…………(((一体何の歌を歌ってる(のかしら?)だろう?)))」」」
とある道にて。
鼻歌を歌いながら道に沿って歩く瑠菜。その背中を見ながら同じ事を思う友希那、リサ、燐子の3人。
「アイス~♪ チョコレ~ト♪ ゆうくんにお茶菓子~♪」
謎の歌を歌いながら、目の前にあるコンビニに入る瑠菜。
「るなちゃん……な、何事もないかのように、コンビニに入っちゃった……」
「あー……瑠菜って昔からあんな感じでお店に入るんだよね……アタシは見慣れてるから、言わなかったけど」
「そうね。あの様子だと、5分で出てくるから、このままここで待ってましょう」
買い終わるまで待ってようと思った3人だが……
「お待たせ~♪」
瑠菜がコンビニから出てきた。
「も、もう買ったの!? 早過ぎない!?」
「ふふふ~♪ 今日は、ゆうくんの家に遊びに行くから、少しやる気出してみたよ~♪」
「…………(そうだったわ。やる気出した瑠菜は、こんな感じだったわね。忘れてたわ)」
驚くリサに買った物をドヤ顔で見せびらかす瑠菜。
今しがたコンビニに入ったばかりなのに、その買い物時間、約3分未満。友希那が呆れ半分、尊敬半分思っていると……
「えっと~……今の時間は~、そろそろかな~?」
再び歩く4人。
そして瑠菜は、デッキケースの時刻を入念にチェックしている。
普段マイペースな彼女にしては、珍しいなと友希那、リサ、燐子が思ってると……
「は~い、じゃあ友希那ちゃん達は少し右側に寄っててね~?」
瑠菜が足を止め、友希那達に声をかける。
「ここって……アタシ達の学校の近くの駅だよね?」
「そう……ですね。わたしも……よく通ります」
リサと燐子が話してると……
「あ♪ 電車、来た来た~♪」
「「「…………えっ?」」」
瑠菜の言葉に目を向けた友希那とリサ、燐子は唖然とした。
何故なら、
「じゃあ3人共、乗るよ~。段差に注意してね~?」
「「「…………」」」
そして瑠菜に言われるがまま、驚いた表情をしながらも友希那達は電車に乗る。乗客が乗った事を確認した電車は、再び空に向かって走るのであった……
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同時刻、音ノ木坂学院前。
「さあて。泊まりに必要な物も持った! ゆうり君にお土産とお菓子も買った! デッキは当たり前で持ってる! これ以上必要な物はなーい!」
「花怜ちゃん、騒いだら近所迷惑……」
「大丈夫、大丈夫! 私達しか居ないし聞こえやしないから♪」
「…えー……でも……(お母さんに聞こえたりしないかな? 今日は学校で作業があるって言ってたし……)」
はっちゃける花怜を止める穂乃果だが、問題ないと花怜は言う。
一方でことりは、理事長である母に花怜の声が聞こえたりしないか心配していた。何故なら今は絶賛夜だから。
「瑠菜ちゃんとも会うのも久しぶりだなー♪ 最近までメールとかだったし」
「「えっ!? 瑠菜ちゃんも来るの!?」」
「あれ? 言ってなかったっけ?」
「「初耳だよっ!?」」
もう1人の幼馴染みの名前が花怜の口から出てきた途端、穂乃果とことりは詰め寄る。一応、花怜は2人には言ったつもりだが、どうやら言ってなかったらしい……
「ごめんごめん♪ そろそろ電車くるから。向こうに着いてから話すよ」
「電車って……ここ、学校だし駅じゃないよ?」
「うん知ってる。あ! ちょうど来た! 2人共、あれ見てみて?」
そう言いながら上空を指差す花怜につられ、穂乃果とことりは空を見ると……
「「…………えっ?」」
その光景に穂乃果とことりは開いた口が塞がらない…………
「じゃあ2人共、乗るよー♪ あ。段差には注意してね?」
「「えっ……? う、うん……」」
なんとか落ち着いた穂乃果とことりは電車に乗る。全ての乗客が乗った事を確認した電車は、再び空に向かって走るのであった……
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空を飛ぶ電車の中。
花怜達3人は、車内を歩いていた。
「いやー♪ 久しぶりのトレインは乗り心地がいいねー♪ おっと、瑠菜ちゃんに今無事に乗れたって連絡しようっと♪」
一方で穂乃果とことりは、未だに驚きを隠せなかった。
何せ、空から電車が走って来たのだから。車内を見渡すと、テレビでよく見かける高級電車の中とさほど変わりなかった。
そして再び花怜を見ると……
「うん、今無事にトレインに乗ったところ♪ えーと……今? 3両目の車両にいるよ? 瑠菜ちゃんは? 5両目の車両に向かってるの? 分かった、じゃあこのままそっちに行くね? うん。ばいばーい♪」
ちょうど電話を終えたのか、通話終了ボタンをタップした花怜は……
「ごめんごめん♪ ちょうど瑠菜ちゃんに連絡終わったから、このまま5両目の車両に行こっか?」
穂乃果とことりに声をかけた。
各言う2人も瑠菜に会うのは久しぶりなので、もう何も驚くまいと割り切り、花怜の後をついて行くのであった。
ついて行ったのだが…………
「瑠菜ちゃんー♪ 久しぶりー♪ いえーい♪」
「いえ~い♪」
「「「「「…………(((((えっ? 誰?)))))」」」」」
5両目目の車両に着き、花怜と瑠菜がハイタッチしながら再会を喜ぶが、他の5人……穂乃果、ことり、友希那、リサ、燐子は蚊帳の外状態だった。
しかも見知らぬ人がいるので、お互い誰?という感想だった。
「じゃあ無事に揃った事だし!」
「ゆうくんの家に~」
「「GOー♪」」
「「ちょっと待って!?」」
さあ目的地にいざ行かんとばかりに進める花怜と瑠菜に、リサとことりがストップをかけた。
「ねぇ瑠菜!? その子達は誰!? 瑠菜の知り合いっていうのは何となく解るけど!」
「瑠菜ちゃん、久しぶりに会ってそうそう悪いんだけどその人達は誰!? 瑠菜ちゃんの友達っていうのは解るけど!」
「うえ~!? そんなにいっぺんに聞かないでよ~!?」
リサとことりが瑠菜に詰め寄る。
そしてその光景を見かねた花怜が2人を止め、落ち着かせるのであった…………
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「っていう感じだよ~」
「ごめんねー? なかなか説明する時期が合わなくて……」
瑠菜と花怜がお互いに何も知らない5人に事情を話した。
悠里との関係、自己紹介等……
とりあえず必要な事は、ある程度話しておいた。
「あの……この電車が空から来たのって……なんでなんですか?」
「ん? トレインがどういう原理かって事?」
「はい……」
燐子の質問に花怜がうーんと唸った後、真剣な表情をしながら口を開いた……
「少なくともオーバーテクノロジーって事かな。一言で言うなら」
「ついでにギアクロニクルの力も働いてるって考えてもらえればいいよ~」
更に分かりやすく瑠菜が補足説明する。
「ねぇねぇ。そういえば、ゆうちゃんの家って、ここからどれくらい?」
「ゆうくんの家~? もうすぐで着くよ~?」
「楽しみだなー♪」
「…………(((ゆうちゃん……か)))」
早く悠里に会いたいなーとウキウキしてる穂乃果を見て、友希那、リサ、燐子の3人は悠里の渾名を聞いて何とも言えない心境なのであった……
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ところ変わって水無月家。
「…よいしょっと。これで荷物は全部かな」
「結構買いましたね……」
「寧ろ……買い過ぎましたね……」
「…殆どが食材だもん。しょうがないよ。ただ……紗夜ちゃんの言う通り、買い過ぎたかもね……」
リビングに置いた買い物袋の量を見て何とも言えなくなる悠里、海未、紗夜の3人。
普段は食材の買い物は頻繁にしない悠里だが、安売りセールには敵わなかった。今後は安くても買い過ぎないようにしようと決めた悠里だった。
「…まぁでもタイミング的には良かったんじゃないかな。今からお客さん来るし」
「お客さん……」
「ですか……?」
悠里の言葉に顔を首を傾げながら見合わせる海未と紗夜。
その時であった。
ーーピンポーン!ーー
来客を知らせるインターホンが鳴る。
ちょっと出てくるね?と海未と紗夜に断りを入れて玄関に向かう。
「…はい、どちら様……」
「ゆうり君、来たよー♪」
「ゆうくん~、こんばんは~♪」
ドアを開けると、花怜と瑠菜だった。
そして2人の後ろには……
「……2人からメールで聞いてたけど、いらっしゃい」
「「「「「こ、こんばんは……」」」」」
穂乃果、ことり、友希那、リサ、燐子の5人がいた。
珍しい事に友希那でさえ何故か敬語になってしまっていた……
「まぁ寒いと思うし、入って入って」
「お邪魔しまーす♪」
「お邪魔しま~す♪」
「「「「「お、お邪魔します……」」」」」
そして悠里の案内されリビングに入ると……
「あ。悠里君、食品は冷蔵庫に入れて置きまし……た……よ……」
「悠里さん、予備のラップは何処に置けばいいで……す……」
「「「「「…………」」」」」
海未と紗夜がエプロン姿で出迎えていた。
そして彼女達2人は知り合いの姿を見て冷や汗をかく。
当然、穂乃果、ことり、友希那、リサ、燐子が黙ってる筈もなく……
「「……海未ちゃん?」」
「「……紗夜?」」
「……氷川さん?」
目のハイライトを消しながら……
「「「「「ナニヲシテイルノ(ルンデスカ)?」」」」」
言ったのであった。
まさかまさかの巡り逢い……
この後……一体全体、どうなってしまうのか?
読んでいただきありがとうございます。
次の投稿は来年になると思います。
本日はありがとうございました。