カキンッ!カキンッ!カキンッ!キンッ!
俺は目の前の盾に自身の二刀流で追い込みをかける。
右、左、左上、上、下、右上、次々と角度を変えながら俺は斬撃を繰り返していた。
あいつはこのゲームを作った茅場だ。よって俺のソードスキルはすべて読まれる!ソードスキルに頼らず、'自分だけの力'で倒すしかない!!!
しかし、聞こえるのは盾に塞がれる音だけ。
クソッ!もっと!もっと早く!
キリト「ハァァァ!!!!」
全力で振るう。しかし、少しもヒースクリフの体をかすめられない。まるで盾は大きな城壁のように固い。大きい壁である。
すべて塞がれている。だめだ・・・もっと!もっとスピードを!!!
キリト「うあぁぁぁぁ!!!」
俺はほえていた。無神経で。
俺は右上から左下への斬撃が止められた直後だった。
俺はすこし隙を作ってしまったのだ。次の攻撃の左手がまだ盾にたどり着いてない。
その隙を逃すまいとヒースクリフは目を細める。
ザシュッ
ヒースクリフの細い片手剣は俺の頬をすこしかすめた。
俺は・・・もてあそばれてるのかっ!?
俺は怒りに火が付いたせいか・・・俺は死を感じていた。焦っていた。怖くなっていた。
そして俺は・・・ついにやってしまったのだ。
キリト「アアアアァァァァァァアアッ!!!!!!!!!!」
水色のエフェクトが剣二つをまとう。そう。
二刀流最上位技《ジ・イクリプス》
俺は絶望からさらに絶望への道を作ったのだ。しかし、もう遅い。
ヒースクリフは笑っていた。
カキンッ!カキンッ!カキンッ!
全方位からくるこの27連撃。しかし、読まれている。すべてだ。きかない。効くわけがない。クッソッ!
全て防がれてしまった直後。クールタイムだ。大きな隙が生まれてしまった。
しかし、その時だった・・・。
アスナ・リズ・シリカ「「「キリト君(さん)に・・・傷つけた・・・・」」」
わからないが、後ろからすさまじい声が聞こえている。
そのせいだったのか・・・
ヒースクリフ「ッ!!!?」
俺にとどめの突きをしようとしたとき、ヒースクリフの腕が急に切れ目ができていたのだ。ドット絵のような。オレンジ色の切れ目。(ホロウ・フラグメント)
ヒースクリフの動きが一気に鈍くなる。今しかない!!!
キリト「ハァァァァ!!!!!」
自分の連撃で追い打ちをかける。もっとだ。もっと追い詰める!
ヒースクリフ「くッ!!!」
焦っている。いまだ!もっと、もっとだ!
ヒースクリフの体がおかしい。所々でオレンジ色のドット絵の切れ目が数か所にできている。一体何なんだ。
カキンカキン!
追い打ちをやめず、追いやる。
その時だった。
キリト「せぇりやああああああああ!」
俺は上に剣を振り上げた。盾がついに目の前から姿をいったんなくす。
この期を逃せばもうない!
俺は全力で左手にある剣で刃をヒースクリフに向ける。
おわりだ!ヒースクリフ!!!!!!!!
その時。
ザシュッ!!!!!
少し重なった音が俺の目の前で起こった。
・・・え?
ヒースクリフが俺ではなく別のものに切られていた。
その正体は。
アスナ「私のキリトに傷をつけたなんてね・・・」
リズ「絶対に許さないわ・・・」
シリカ「死んじゃえ・・・」
ヒースクリフ「ぐわぁああああ!?」
ヒースクリフはその場から消えた。
俺がとどめをさしていなかったのだ。
そう、とどめを刺したのは・・・
アスナ、リズ、シリカ。目が黒くそまった3人だったのだ。
その後は俺はフィリアと出会ってストレアとも出会ってシノンとも出会って、100層ボスを倒した。
そして、そこにあいつはいた。
キリト「ヒースクリフ・・・」
ヒースクリフ「・・・久しぶりだね・・・キリト君・・・」
ヒースクリフが立っていた。100層の紅玉宮で。
ヒースクリフ「愛の力は大きいものだと、75層のときわかったよ」
キリト「・・・え?」
ヒースクリフ「あの3人が動けたのは・・・怒りによるシステムを超える心意・・・ということなのだよ」
キリト「システムを超えるほどの・・・心意?・・・」
この時からもしかしたら3人はもう様子がおかしかったのかもしれない。
連続で投稿させていただきましたw
手が痛いwけど、かけてよかったです!
実はアインクラッドではこういうことが起きてました☆
次回はALOにしっかり戻ります。お楽しみに☆
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