本編は下です
キリト「うぁ・・・ここは?」
俺は天井を即座に見上げた。見慣れない天井を。
ていうか・・・ここはどこだろうか。
アスナ「はい・・・なので今日はお休みさせていただきます」
奥でしゃべり声が聞こえる。アスナだ。
しかしなぜ?
キリト「アスナ?」
アスナ「あ、起きたんだ?よかった」
キリト「・・・っ!?」
俺はいま気づいた。このベッドに俺は今縛られている。
両手両足、それぞれベッドの角に縛られている。
つまり俺は今、大の字っぽいポーズで寝ている。
アスナ「少し心配しちゃったよ」
キリト「いや・・・それより今のアスナの電話は?」
アスナ「あぁ・・・ラースからの欠席連絡。私が言っといたよ」
キリト「えっ?ちょ、ちょっと待て、な、なんで・・・」
アスナ「今どう見ても動けないし、今日は無理だよ」
冷えた声が、この空間に響いた。
部屋は窓があるがカーテンでとじられている。上の蛍光灯二本とこのベッドのみ。
俺の荷物などはなかった。
アスナ「さぁ・・・誰も邪魔する人はいないよ?」
キリト「は・・・?」
アスナは俺の寝ている体にまたがる。・・・あれだ・・・スタンダードポジションだ・・・。
アスナ「縛られているキリト君、動けないなんて魅力的だね・・・」
キリト「・・・」
アスナ「じゃあ・・・」
そういうと、アスナは上から身を守る服を少しずつ脱いでいく。
キリト「ア・・・」
アスナ「うふふふ」
今のアスナの姿は下着一枚。
アスナ「じゃあキリト君も・・・」
キリト「!?っちょ、ちょっと待て!!?」
俺のシャツをすっと胸元まで上げる。
アスナ「やっぱ細いねぇ・・・きれいな肌・・・」
アスナはそっと胸元に手を乗っける。
アスナ「聞こえるよ?心臓の音」
キリト「生きてるからな・・・・」
アスナは少し口をにやりとする。
アスナ「下も・・・ぬごっか?」
キリト「脱がせないだろ・・・」
アスナ「うふふふふ」
チョキチョキと音が・・・ハサミ!?
キリト「ちょっと!待てって!」
アスナ「こんなズボン、パンツとかあったら・・・キリト君を犯せないよ・・・」
チョキチョキ・・・チョキ…チョキ・・・
キリト「アスナ・・・・」
アスナ「キリト君♡」
俺は・・・上は胸元までシャツがめくられているが、下が・・・下半身がもう・・・服が破れていた。
キリト「や、やめようぜ・・・な?」
アスナ「やーだ♡」
キリト「う・・・」
アスナ「SAOではシたけど・・・現実世界ではまだだったね・・・・初めてだね・・・私たち・・・」
キリト「・・・アスナ・・・」
アスナ「私も脱ぐね、こんな下着いらないね・・・」
そっとピンク色の下着までアスナが脱いでいる。
今俺は下半身が裸、アスナは全裸だ・・・。
アスナ「キリト君♡えへへへ・・・このときを待ってた…♡」
キリト「アスナ・・・」
アスナ「私のはじめて・・・この世界で、受け取って♡」
そのあとは、もちろんこの部屋は防音壁がしっかりしていたため、外に聞こえない。
なにかが交わる音、誰かの喘ぎ声。苦しむ声。
誰も気づかず、その部屋で二人はヤッていた。
キリト「・・・」
アスナ「また・・・いっぱい・・・♡」
今俺は・・・疲れ果ててもう動けない。俺の眼はもう活気がなくなっているだろう。
アスナはとろんとした眼でこちらをみていた。頬をそめ、笑っていた。
アスナは俺の胸に顔を寝かせる。俺の上にのったまま。
アスナ「よかった・・・えへへへへ・・・・」
キリト「ア・・・アスナ・・・」
一方的だ。一方的で、俺の・・・初は終わった。
アスナも疲れ果てていたが、俺ほどではない。しかしやはり疲れていてか、俺の上からやっとどいてくれた。
アスナ「ちょっとくらっとしちゃう・・・えへへ」
キリト「・・・」
アスナはそういうと俺の隣に寝た。布団を一緒に共有しながら。もちろん裸で・・・。
キリト「・・・。・・・。・・・。アスナ・・・ア・・・あぁ・・・・」
俺はもう動けない。しばらく俺もまた寝始めた。しかし俺の初めてが奪われ、そしてもう俺は活気がない。
ここまでくると・・・さすがに警戒をせざるをえない。これまで以上に。
俺はこの部屋を脱出する手段を考えながら、そっと瞳を閉じていった。