キリト「皆がヤンデレすぎて怖い」   作:エーン

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キリト会社へ向かう

本編は下です








※この作品に出てくるキリトの仕事内容は、原作とは一切関係なく、行っている行為もまた自分のご都合主義です。ので、それをあらかじめ分かった上でご覧ください。




26話 キリトは会社内で色々する

和人「ふぅ」

 

溜息が出た。この難しい設計がかなり苦戦する。

手をまた休めて、しばらく画面を見る。

 

[皆それぞれのプログラムを作る]。ということで進められているが、俺の作っているプログラムは、何も特別というわけではない。

 

それは

 

[Proglam:Eugeo]

 

そう、名付けた。

 

この画面に残るフラクトライトが入ったライトキューブ。この水色に輝く、そう、まるで〈青薔薇〉の花びらの一枚一枚のように。

 

この中に、このライトキューブの中に、彼のデータが初期化されたものが眠っていた。

 

またいつか、彼と出会えてたなら・・・なんて考えが、すぐに俺を決断させた。

 

俺は再開を望むべく、今日も作業に入る。

 

和人「待っててくれ・・・頼む」

 

小声で言った声は、彼には届いたのだろうか。

どうか、そういてほしい。

 

女社員「あの・・・和人さん・・・」

 

和人「ん?」

 

女社員「これ・・・」

 

手に持っていたのは・・・BENTOだった。

 

和人「・・・」

 

フラッシュバックだ。スグのあの怖い眼・・・。

 

和人「だ、だれからか、わかるか?」

 

女社員「えっと・・・なんというか、落ち着きのある女性・・・。眼鏡かけていて、短髪。かなりクール系・・・というんでしょうか?」

 

和人「ありがとう。よ~くわかったよ」

 

この弁当を作ったのはきっと・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

詩乃「さて、今日の観察はもうやめようかしら」

 

ぱっぱと尻をはたいて、双眼鏡をバックに入れようとする。

 

詩乃「キリトはしっかり食べてくれるだろうし・・・それにしても・・・あの女・・・だれだろう・・・。随分と仲良かったし・・・本当、私・・・何しちゃうかわからないわ・・・」

 

黒い笑みを浮かべ、屋上を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和人「まぁ、今日は社内で食うか」

 

女社員「はい♪」

 

弁当を開ける。パカっと開いた弁当の中には、色とりどりの具材、ごはん、等々。

いたってシンプル。まぁ彼女ならこういう弁当だろうな・・・とは思っていた。

 

セブンほどバーンと♡を書いてなくてまだましだった。

 

女社員「もしかして和人さん・・・モテモテだったり・・・?」

 

聞こえるように質問する女社員に俺は慌てて答えた。

 

和人「いや、別に・・・そういうわけじゃ・・・」

 

女社員「怪しいですけどね」

 

などと言って、俺らは飯を食べ始めた。

 

 

しばらくして、俺はスグの弁当を手に取る。

 

和人「はぁ・・・」

 

女社員「どうして和人さんは弁当二つ持ってるんですか?」

 

和人「いや~なんというか・・・」

 

いうべきではないだろう。

それを察したのか、彼女から断ってくれた。

 

女社員「まぁいいですけどね」

 

和人「あはは・・・」

 

俺は必死に弁当を食った・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後17:32

 

胃の消化に悩まされながら、俺は画面を見る。

 

和人「・・・」

 

確か、彼の魂自体は〈青薔薇の剣〉という剣の中に入っている・・・というはず。

 

俺は今、あのアリシゼーションのこのデータほぼ全部を菊岡にもらい、今はその青薔薇の剣、今絶賛捜索中である。

 

多分だが、何か名前があるはずだ。その青薔薇の剣にかかわる名前が。

 

否、青薔薇・・・か・・・もしくは〈赤薔薇〉か・・・。

 

正直俺にはどっちかわからない。けれど、探して、彼の魂をどうにか再生したい。

 

俺は懸命に探した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和人「はぁ~見つからないなぁ」

 

ぐっと伸びをする。しかし、彼のデータにかかわるであろう〈青薔薇の剣〉もしくは〈赤薔薇の剣〉が見つからない。

 

俺は予想を外してしまったのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時だった。

 

和人「ん?これは・・・」

 

疲れた目で、文字を見る。データ名。

 

そこに乗っていたのは

 

[Sword of Blue roses]

 

そしてもう一つ。

 

[Sword of Red roses]

 

この二つのデータが、目に入っていたのだ。

 

和人「もしかして・・・これが・・・」

 

俺はしばらく固まっていた。

 

女社員「あの~大丈夫ですか?」

 

とんとんと肩をたたかれ、ハッと戻る。

 

和人「ごめん、ちょっと疲れててな」

 

女社員「もうお帰りになった方が・・・」

 

和人「いや、あと少しだけ。そっちも無理するなよ?」

 

女社員「今の和人さんが言っても説得力ありません」ぷい

 

和人「あはは」

 

調子が戻ってきた。

あと少し。

 

和人「落ち着け、ここまで菊岡、比嘉、彼らの手伝いがあってここまでできたんだ。絶対、このプログラムを成功させて見せる!」

 

俺はマウスを動かし、ファイル、それぞれを見て、データを再構築。

 

ライトキューブに初期化された彼の魂に、きっとこの〈青薔薇の剣〉にかかわるデータを流し込み、〈赤薔薇の剣〉のデータを流し込み、そこからが問題だ。

 

どうしたら・・・彼を戻せるのか。

 

俺は思考を動かし、習ったことを必死につかって、データを操作する。

 

きっと成功すると、そう信じて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スグ「うーん、まだ会社みたいだけど・・・なんか遅いなぁ・・・」

 

メッセージの返信がなかった。

 

スグ「どうして・・・なんだろ・・・」

 

誰もいない家に帰ってきたスグは、机の上で突っ伏していた。

 

スグ「またなんか・・・してんのかな・・・」

 

少しずつ、何かがゆがむ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和人「はぁはぁ・・・」

 

どうだ、まだか。

 

比嘉「大丈夫っスか?」

 

和人「んぁ!?」

 

突然の変わった声に身を反射的に動かす。

 

後にいたのは、金髪のとげとげした無茶苦茶頭のいい男。比嘉タケルがいたのだ。

 

和人「ど、どうも、比嘉さん」

 

比嘉「久しぶりっスね。何してるっスか?」

 

和人「えっと・・・」

 

PCの画面に目を送る。

 

比嘉「なるほど、プログラム構築の仕事っスね・・・。こりゃ骨が折れることをしてるっスね」

 

和人「あはは・・・」

 

比嘉「頑張って・・・としか言えないっスね」

 

和人「えぇ!?何かアドバイス的なのは・・・」

 

比嘉「このくらい、和人君なら絶対にできるっスよ。君がしなくちゃいけないっス」

 

和人「・・・」

 

比嘉「救ってみてくださいっス」

 

二コっと笑うと、その場から去っていった。

 

和人「心配をかけていたのか」

 

来た意味を理解する。

 

和人「俺にはできる。きっと、このプログラムが・・・」

 

俺は、シャットダウンをすると、椅子から立ち上がって、伸びをする。

 

和人「帰るか~」

 

おれは会社から家へ向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スグ「おかえり~・・・」

 

和人「ただいま」

 

スグ「なんかいつもより遅かったけど・・・なにかあったの?」

 

和人「いや・・・別に・・・」

 

スグ「また嘘ついているでしょ?」

 

和人「んなわけ・・・」

 

するとバッとバッグを盗まれた。

 

ガサゴソと手でスグは探っている。

すると・・・。

 

スグ「これは?」

 

まただぁ・・・。

 

和人「・・・弁当です・・・」

 

スグ「誰の?」

 

和人「・・・し、詩乃の・・・です」

 

スグ「・・・」

 

スグはぐっと腕をつかんでくる。

 

和人「ど、どうしたんだ?」

 

スグ「・・・今・・・お兄ちゃんの・・・胃の中は汚染されてるんだね」

 

スグは俺の腹を見る。

 

和人「は・・・?」

 

スグ「待っててね・・・」

 

スグはキッチンへ向かうと、なにかシャキンと音がするものを持つ。

 

和人「ちょっ!?」

 

スグ「えへへ・・・お兄ちゃんが汚されちゃう・・・どうにかしなきゃね・・・?」

 

スグは狂った思考で、輝く包丁を舐めながら、笑みを浮かべ近づいてくる。

 

俺は、またまた同じ過ちを・・・。

 

 

 




久しぶりでごめんなさい!
(つд⊂)エーンです!

もう忙しくて投稿できるのが限られています!すいません!

えー・・・もしかしたらね、キャラがね、追加っていうかね、ね?

では、次回も・・・いう投稿できるかわかりませんが、ご期待ください・・・。

評価、感想、励みになるのでよろしくお願いします☆
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