本編は下です
AM9:00
キリト「ふぅ」
今日は土曜日。
仕事も一息ついたことだし、俺はゲームを満喫したいと思った。
キリト「どうしようか・・・」
今、俺はメニューを開いて、装備画面を見ていた。
《夜空の剣》
を常時しておくべきか、悩んでいたのだ。
・・・まぁ、常時していてもいいか。
俺は《夜空の剣》を片手剣に装備した。
もちろん右手に。
左手には右手に装備していた片手剣を。
キリト「一応試しておくか・・・」
二刀流の状態で《記憶解放術》が使えるのかどうかである。
もし使えなかったら意味がないのだ。
早速俺は外に出て草原に出た。
キリト「一応できるかどうかだ」
もしできたら、彼女らから身を守れるはず・・・。
キリト「いくぞ」
俺は剣二本を同時に鞘から抜き放つ。
そして俺は漆黒の剣《夜空の剣》を前に突き出す。
キリト「・・・ふぅ、いくぞ・・・。リリー「キリトくん!」・・・!!」
レイン「何しているの?」
キリト「い、いや!別に・・・」
レイン「?なんか剣を前に突き出していたけど・・・」
キリト「えーっと・・・練習だよ!そう!」
もし、もし俺がこの世界で《記憶解放術》を使えることがばれたら、少しは彼女たちも何か抵抗を示すはず。できれば奥の手はばれたくないものだ。
背負っている剣は見ただけではただの剣だ。だから突っ込まないはずだ。
キリト「そ、それより、どうしたんだ?レイン」
レイン「キリト君を見つけたから教えてもらいことがあって声をかけたの」
キリト「教えてもらいたいこと?」
レイン「うん、私も二刀流なんだけど・・・キリト君のほうがとても剣術は上だから、教えてもらいたいなぁって・・・思って・・・」
キリト「そ、そっか、いいよ。どこで教えようか?」
レイン「じゃあ・・・ここでいっか。もうちょっと奥でお願い」
キリト「いいぜ。じゃあ行こうか」
俺とレインは羽ばたいて、場所まで飛んだ。
キリト「それより、どこなんだ?」
レイン「あそこ」
指さしたところは、何故か人も敵もいない。
まぁ、稽古には適した場所だが。
キリト「わかった」
俺は降下する。
レインも一緒に降下した。
キリト「ふう」
レイン「じゃあ、二刀流のコツ、教えてくれるかな?」
キリト「わかった」
俺は剣を両方引き抜く。
もちろん右手には《夜空の剣》だ。
レインも腰から剣を引き抜く。
キリト「まず剣を二本持つことは、連続攻撃が飛躍的あがることだ。だからスピードを求められる。レインの持つスキルの《サウザント・レイン》は強力だが、隙が大きい。それは最後に使うべきと言ってもいいかな。だから、俺の使っている《ナイトメア・レイン》や《ジ・イクリプス》が使えたら、かなりいいと思う」
レイン「速さねぇ・・・難しそう。だけど、敵に隙を作らないのが二刀流だもんね!がんばってみる!」
キリト「あぁ、じゃあちょっとスキルを試していこう」
レイン「うん、わかった」
レインは懸命に二刀流を練習していた。やはり上達ははやい。
キリト「ちょっと休憩にしようか」
レイン「うん」
俺はレインに背を向ける。向こうに座るために向かう。
レイン「・・・と、その前に・・・」
キリト「・・・ん?」
レインは何か装備を変えていた。短剣を装備していたのだ。
そしてその刃は俺の背中めかげて振り下ろしてくる。
グサッ・・・。
キリト「・・・な、なんで・・・」
ビリ・・・はぁ・・・。
まただ。まだ、麻痺毒だ。
レイン「ごめんね?けど、こうしないとね・・・」
レインは笑顔で近づいてくる。
レイン「今キリト君は動けない。だから私を頼っていかないと・・・」
キリト「・・・冗談はよせ。今すぐ解毒剤を・・・」
レイン「これほしい?」
キリト「・・・」
手に揺らす解毒ポーション。
俺は学んでいなかった。なんで俺は麻痺毒に対抗できるアクセサリーやベルトなど買わなかったのだろう。
俺はうつ伏せ状態だ。動けぬまま。
レイン「これ渡してほしいんだよね?なら・・・」
キリト「ならなんだ・・・」
レイン「私と・・・キスして?」
キリト「!?」
ストレートな発言だった。
一瞬レイン本人なのか疑ったくらいだ。
キリト「そんな・・・そんなこと・・・」
ここで《夜空の剣》が使えたら、なんて思ったのだが。
手もびくともしない。
ただ唱えるだけでは神器は力を発しない。
キリト「・・・」
レイン「どうする?もっとひどい目に遭いたいの?」
キリト「・・・・」
誰か・・・う・・・。
キリト「・・・わかった。それですむなら・・・了承しよう・・・」
アスナ・・・ごめん。
レイン「うふふ・・・。受け入れてくれてうれしいよ」
レインは俺をうつ伏せ状態から仰向け状態する。
キリト「・・・」
レイン「顔を向けて?」
いわれた通り、俺はレインに顔をむける。
前レインは店で俺にすべて尽くすとか言ってた気がするけど・・・なんか違う・・・。
レイン「近いね」
キリト「・・・」
無言を貫き通す。
そしてレインは徐々に顔を近づけてくる。・・・本気なんだ・・・。
そして、レインは目を瞑る。
俺は見ていられなかった。だから俺も目を瞑った。
そして、レインの唇が俺の口をふさいだ。
触れ合った赤い唇は、離されてはまた触れ合う。
レイン「ん・・・む・・・」
キリト「・・・」
そして、数十秒後。
レイン「・・・美味しかったよ///」
キリト「・・・」
そして、狙ったかのように今、麻痺が解けたのだ。
なんだこの気持ちは・・・。
キリト「・・・」
レイン「麻痺切れたね・・・」
キリト「・・・」
レイン「今日やったことは二人だけの内緒だよ?わかった?」
キリト「・・・」
レイン「もし破ったら・・・想像以上に恐ろしいことが起こるからね?」
キリト「・・・うん」
流石に返答しないとまずい脅しだった。・・・今のレインなら、脅しじゃないかもしれないが。
レインはそのまま笑顔で俺と別れた。レインは飛び立っていったのだ。
キリト「・・・もう麻痺毒耐性つけようか・・・」
今日のことはこれからずっとわすれないだろう・・・。
お読みいただきありがとうございました!
どうでしょうか、これからキリトはどんどんエスカレートしていきます!
レインはぶっこんできましたね。他のキャラも負けませんよ☆
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