キリト「皆がヤンデレすぎて怖い」   作:エーン

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ロニエとティーゼとの再会

本編は下です


36話 キリトは連れていく

キリト「けど、行くともしかしたらここに来れなくなってしまうかもしれない・・・。その覚悟の上でだぞ」

 

ロニエ「大丈夫です!どんなところでも、キリト先輩と一緒ならついていきます!」

 

ティーゼ「私もです!ロニエよりキリト先輩のこと思って、どこまでもついていきます!」

 

ロニエ「私が傍付きとしてキリト先輩と一緒だったんだよ?ティーゼより私の方がキリト先輩を愛しているにきまっているじゃん!」

 

ティーゼ「私の方がキリト先輩のことを好きだよ!影からキリト先輩を見ていたし、ユージオ先輩よりもずーっと好きだもん!」

 

キリト「・・・」

 

ロニ・ティー「キリト先輩はどっちですか!」

 

キリト「うぇ!?い、いや・・・。そ、そうだ、こんなところでけんかしていたら、連れて行かない「喧嘩してないよねー!」「うん!」

 

笑顔で言っているけど目が笑っていないように見えてしまう。

 

キリト「そ、そうか。じゃ、じゃあ行くんだな・・・。わかった、じゃあ君たちは・・・そうだな・・・。もしかしたら、転生は突然行われるかもしれない。けど慌てないで、すぐ心を落ち着かせて、目を瞑っていればすぐにこっちの世界にこれるさ」

 

ロニエ「わかりました!」

 

ティーゼ「楽しみにしていますね!」

 

キリト「あぁ」

 

ティーゼ「あ、あと、ユージオ先輩って・・・死んだんですよね・・・?」

 

キリト「あぁ・・・まぁな。けどこっちの世界で楽しく生きている。生き返ったんだ。・・・まぁ、ステイシア様の加護のおかげかな・・・」

 

ティーゼ「そうなんですか!?すごいですね・・・ステイシア様はやっぱりなんでもできるような神なんですね!」

 

まぁ、ここらへんで話しは終わらせよう。

 

キリト「じゃあ、俺が話したかったことはもうないよ。それじゃあ、俺はそろそろ出ようかな」

 

ロニエ「もう少し居てもいいんですよ?」

 

キリト「ありがとう。けどもうそろそろ行かないと。じゃあ、また会おう」

 

ティーゼ「はい、また会える時まで。それでは」

 

キリト「あぁ、じゃあな」

 

ロニエ「さようなら」

 

俺は家を出ると、賑わっているセントリア街でぶらぶらしてみる。

 

 

 

 

 

 

キリト「変わってないな・・・」

 

俺が〈アドミニストレータ〉を倒したことによって、きっと縛られるものがなくなったはず。

カーディナルは安らかに眠っているだろうか。

 

キリト「・・・あれがセントラル・カセドラル・・・」

 

俺がアドミニストレータと戦った場所だ。

アリスも救った。

 

キリト「・・・もうこの世界に用はない。もどろうか」

 

俺はステイシアの窓を開く。

外部通信を行う。

 

キリト「比嘉さん、目的を終えました。戻れますか?」

 

比嘉「早いっすね、まだ入れたばっかっスよ。じゃあ、戻すっスよ」

 

俺は謎の光に包まれながら、意識を戻しに行った。

 

 

 

 

 

和人「ふう、戻れました」

 

比嘉「お疲れ様っス。一応交渉は上手くいったみたいっすね。それじゃあ、戻ってほしいっス」

 

和人「はい、ありがとうございました」

 

俺はソウル・トランス・レーターから出て、自分のデスクに戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和人「・・・まずロニエとティーゼのフラクトライトをアンダーワールドのデータから探さないとな・・・」

 

俺はすでにユージオを見つけ終わったため、探すのがかなり慣れていた。

 

下に流れ行く無数のファイルを目でしっかり一つ一つ追う。そして目を凝らして[ronie][teaze]を探す。

 

 

 

 

 

 

 

30分経過。

和人「あった!ティーゼのだ!」

 

ロニエのは探し終えた後、ティーゼのを探すのに苦戦した。

だが、見つかればもう後は楽だ。

 

カチッ。クリック音を鳴らす。

 

そしたら、移動するファイルを選択。

これを選ぶ。

そして移動。

 

これが最初の過程。

 

 

 

 

 

 

しかし・・・・・・。

 

この俺のある一つのミスが・・・。

 

あいつを呼び起こしてしまった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和人「えっと・・・フラクトライトをまずこのメモリに移動させて・・・。よし、あとは・・・ん?()()()()気がするな・・・まぁ、気のせいか」

 

ここで、気付いていればよかったのかもしれない。

 

 

 

 

女社員「もう終えたんですね?早いですね」

 

和人「あぁ、もう終わったよ」

 

PM6:00

 

もう外は夕日が東京を照らしていた。

 

和人「じゃあ、俺はそろそろ帰るよ。じゃあ、またな」

 

女社員「あ・・はい。あ///あの///。このあと少しだけでいいので、時間ありますか・・・?」

 

和人「あぁ、まぁいいよ。どうしたんだ?」

 

女社員「この近くにある喫茶店にいきたいなって思いまして・・・どうでしょうか?結構立派な人気のある喫茶店なんですよ///」

 

和人「そうか、それは行ってみたいな。じゃあ、案内してほしいな」

 

女社員「はい!では、行きましょう!」

 

てくてくと東京を通る。

六本木、この都会のレストランが綺麗に並ぶこの近くの喫茶店らしい。

 

和人「ここなんだな」

 

女社員「はい!」

 

見えたのは、外見はとても落ち着きのある洋風の喫茶店。メニューも少し豊富といえる。

 

女社員「入りましょう!」

 

和人「あぁ」

 

俺と女社員は入店した。

 

和人「へぇ、いい匂いがするし、きれいな店だな」

 

女社員「はい!」

 

店員「お二人様ですか?」

 

女社員「はい!」

 

店員「どうぞこちらへ」

 

俺と女社員は二人用のテーブルの席についた。

 

メニューを見る。

俺はとてもコーヒーが好きなため、やはり喫茶店のコーヒーは楽しみたいものだ。

 

和人「俺はこの・・・オリジナルブレンドコーヒーと、あと・・・この三角アップルパイにしようかな」

 

女社員「では、私は・・・このエスプレッソと・・・メイプルワッフルで」

 

俺は店員を呼び、それぞれ頼んだ。

 

 

和人「やっぱりパイは酸味とリンゴの甘さとジャムがおいしい。パイの生地もやわらかいな」

 

女社員「こっちのワッフルもメイプルを好きにかけられて、かかるところはふんわり、かかってないところはサクッとおいしいですよ!」

 

和人「おいしそうだな」

 

女社員「・・・か、和人さんのアップルパイ、少しいただいてもいいでしょうか///」

 

和人「あぁ、いいよ」

 

アップルパイを前に差し出す。

 

女社員「私のワッフルもいいですよ!」

 

和人「うん、わかった」

 

俺はワッフルを食い、女社員はアップルパイを食べた。

 

コーヒーの苦みと、この甘味のある菓子。とても合うおいしい体験。

こんな店があるなんて、感謝しないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シノン「・・・あの女・・・憎たらしい・・・殺す。殺す。殺す。キリトとべたべたして・・・なにあの女、消えてしまえばいいのに・・・」

 

ひっそり店内を見ているあるひとりの女が、殺意をさらにむきだしにしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女社員「今日はありがとうございました!」

 

和人「こっちもありがとう。とても美味しかったし、いい店を知れたよ」

 

俺たちは店の前で別れる。

女社員はなにか用があるようで、ここで別れることとなった。

 

女社員「では、また明日」

 

和人「あぁ、また」

 

女社員は背中をみせると、そのまま消えていった。

 

和人「帰るか」

 

俺も家に向かって帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和人「ただいま」

 

誰もいなかったわけではないが、スグの声が帰ってこなかった。

 

和人「・・・やるか」

 

俺は自室へ向かった。

 

 

 

 

和人「メモリを・・・」

 

差し込む。

また成功すると祈って。

 

和人「リンクスタート」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファン。

 

俺は夜にここに来た。

夜空に満点に輝く星達。

 

俺はユイを呼んだ。

 

キリト「ユイー!」

 

ユイ「はい、呼びましたか?」

 

キリト「あぁ、実は同じことなんだが・・・」

 

ユイ「またオブジェクトファイルに入れてほしいんですね?」

 

キリト「あはは、もうわかっちゃうか」

 

ユイ「パパのお願いなんて、すぐにわかります!」

 

キリト「じゃあ、頼んだ。ユイにしかできないからな」

 

ユイ「任せてください!///」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユイ「えっと・・・この()()でいいんでしょうか?」

 

ユイはキリトのアバターデータを見つめる。

 

3つのファイルが入っていたのだ。

 

ユイ「まぁ、入れちゃいましょうか」

 

ユイは慣れた手つきでコンソールをいじる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「意識がある・・・これは・・・復活・・・?ここは・・・一体・・・。私は生き返ったのか・・・?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キリト・・・」

 

美しい女性が、データファイルの中で一人先に目を覚ました。

 

その女性は、徐々に笑みを増やしていく。

 

???「生き返ったの・・・あ、あはははははは!」

 

狂気の笑みが、システムコンソールで響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロニエ「ふう・・・と・・・ここは?」

 

ティーゼ「・・・来たのね!キリト先輩のいる世界に!」

 

二人は、街でついに姿を現した。

 

 

 

 

しかし、キリトの方は・・・。

 

キリト「・・・ユイはできたかな・・・」

 

俺はうつむいていた。街のはずれで。すると、甘く脳全体に響くとろけた声が、耳に入ってくる。

 

???「うふふ・・・久しぶりね・・・キリト」

 

キリト「え?」

 

急に聞きなれない声だ。しかし、聞いたことはある。咄嗟に声の方に顔を向ける。

 

俺は驚愕した。

 

キリト「・・・え?なんで・・・なんであんたがここにいるんだっ!?」

 

???「それは・・・あなたのおかげでしょう?」

 

俺は、その見覚えのある、とても嫌な記憶が脳をよぎった。

 

なぜ、こいつがこの世界にいるのか・・・。

 

 

 




お読みいただきありがとうございます!

一体3人目の人は誰なんでしょうねぇ!?

次回明らかに!

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