本編は下です
キリト「けど、行くともしかしたらここに来れなくなってしまうかもしれない・・・。その覚悟の上でだぞ」
ロニエ「大丈夫です!どんなところでも、キリト先輩と一緒ならついていきます!」
ティーゼ「私もです!ロニエよりキリト先輩のこと思って、どこまでもついていきます!」
ロニエ「私が傍付きとしてキリト先輩と一緒だったんだよ?ティーゼより私の方がキリト先輩を愛しているにきまっているじゃん!」
ティーゼ「私の方がキリト先輩のことを好きだよ!影からキリト先輩を見ていたし、ユージオ先輩よりもずーっと好きだもん!」
キリト「・・・」
ロニ・ティー「キリト先輩はどっちですか!」
キリト「うぇ!?い、いや・・・。そ、そうだ、こんなところでけんかしていたら、連れて行かない「喧嘩してないよねー!」「うん!」
笑顔で言っているけど目が笑っていないように見えてしまう。
キリト「そ、そうか。じゃ、じゃあ行くんだな・・・。わかった、じゃあ君たちは・・・そうだな・・・。もしかしたら、転生は突然行われるかもしれない。けど慌てないで、すぐ心を落ち着かせて、目を瞑っていればすぐにこっちの世界にこれるさ」
ロニエ「わかりました!」
ティーゼ「楽しみにしていますね!」
キリト「あぁ」
ティーゼ「あ、あと、ユージオ先輩って・・・死んだんですよね・・・?」
キリト「あぁ・・・まぁな。けどこっちの世界で楽しく生きている。生き返ったんだ。・・・まぁ、ステイシア様の加護のおかげかな・・・」
ティーゼ「そうなんですか!?すごいですね・・・ステイシア様はやっぱりなんでもできるような神なんですね!」
まぁ、ここらへんで話しは終わらせよう。
キリト「じゃあ、俺が話したかったことはもうないよ。それじゃあ、俺はそろそろ出ようかな」
ロニエ「もう少し居てもいいんですよ?」
キリト「ありがとう。けどもうそろそろ行かないと。じゃあ、また会おう」
ティーゼ「はい、また会える時まで。それでは」
キリト「あぁ、じゃあな」
ロニエ「さようなら」
俺は家を出ると、賑わっているセントリア街でぶらぶらしてみる。
キリト「変わってないな・・・」
俺が〈アドミニストレータ〉を倒したことによって、きっと縛られるものがなくなったはず。
カーディナルは安らかに眠っているだろうか。
キリト「・・・あれがセントラル・カセドラル・・・」
俺がアドミニストレータと戦った場所だ。
アリスも救った。
キリト「・・・もうこの世界に用はない。もどろうか」
俺はステイシアの窓を開く。
外部通信を行う。
キリト「比嘉さん、目的を終えました。戻れますか?」
比嘉「早いっすね、まだ入れたばっかっスよ。じゃあ、戻すっスよ」
俺は謎の光に包まれながら、意識を戻しに行った。
和人「ふう、戻れました」
比嘉「お疲れ様っス。一応交渉は上手くいったみたいっすね。それじゃあ、戻ってほしいっス」
和人「はい、ありがとうございました」
俺はソウル・トランス・レーターから出て、自分のデスクに戻っていった。
和人「・・・まずロニエとティーゼのフラクトライトをアンダーワールドのデータから探さないとな・・・」
俺はすでにユージオを見つけ終わったため、探すのがかなり慣れていた。
下に流れ行く無数のファイルを目でしっかり一つ一つ追う。そして目を凝らして[ronie][teaze]を探す。
30分経過。
和人「あった!ティーゼのだ!」
ロニエのは探し終えた後、ティーゼのを探すのに苦戦した。
だが、見つかればもう後は楽だ。
カチッ。クリック音を鳴らす。
そしたら、移動するファイルを選択。
これを選ぶ。
そして移動。
これが最初の過程。
しかし・・・・・・。
この俺のある一つのミスが・・・。
あいつを呼び起こしてしまった・・・。
和人「えっと・・・フラクトライトをまずこのメモリに移動させて・・・。よし、あとは・・・ん?
ここで、気付いていればよかったのかもしれない。
女社員「もう終えたんですね?早いですね」
和人「あぁ、もう終わったよ」
PM6:00
もう外は夕日が東京を照らしていた。
和人「じゃあ、俺はそろそろ帰るよ。じゃあ、またな」
女社員「あ・・はい。あ///あの///。このあと少しだけでいいので、時間ありますか・・・?」
和人「あぁ、まぁいいよ。どうしたんだ?」
女社員「この近くにある喫茶店にいきたいなって思いまして・・・どうでしょうか?結構立派な人気のある喫茶店なんですよ///」
和人「そうか、それは行ってみたいな。じゃあ、案内してほしいな」
女社員「はい!では、行きましょう!」
てくてくと東京を通る。
六本木、この都会のレストランが綺麗に並ぶこの近くの喫茶店らしい。
和人「ここなんだな」
女社員「はい!」
見えたのは、外見はとても落ち着きのある洋風の喫茶店。メニューも少し豊富といえる。
女社員「入りましょう!」
和人「あぁ」
俺と女社員は入店した。
和人「へぇ、いい匂いがするし、きれいな店だな」
女社員「はい!」
店員「お二人様ですか?」
女社員「はい!」
店員「どうぞこちらへ」
俺と女社員は二人用のテーブルの席についた。
メニューを見る。
俺はとてもコーヒーが好きなため、やはり喫茶店のコーヒーは楽しみたいものだ。
和人「俺はこの・・・オリジナルブレンドコーヒーと、あと・・・この三角アップルパイにしようかな」
女社員「では、私は・・・このエスプレッソと・・・メイプルワッフルで」
俺は店員を呼び、それぞれ頼んだ。
和人「やっぱりパイは酸味とリンゴの甘さとジャムがおいしい。パイの生地もやわらかいな」
女社員「こっちのワッフルもメイプルを好きにかけられて、かかるところはふんわり、かかってないところはサクッとおいしいですよ!」
和人「おいしそうだな」
女社員「・・・か、和人さんのアップルパイ、少しいただいてもいいでしょうか///」
和人「あぁ、いいよ」
アップルパイを前に差し出す。
女社員「私のワッフルもいいですよ!」
和人「うん、わかった」
俺はワッフルを食い、女社員はアップルパイを食べた。
コーヒーの苦みと、この甘味のある菓子。とても合うおいしい体験。
こんな店があるなんて、感謝しないとな。
シノン「・・・あの女・・・憎たらしい・・・殺す。殺す。殺す。キリトとべたべたして・・・なにあの女、消えてしまえばいいのに・・・」
ひっそり店内を見ているあるひとりの女が、殺意をさらにむきだしにしていた。
女社員「今日はありがとうございました!」
和人「こっちもありがとう。とても美味しかったし、いい店を知れたよ」
俺たちは店の前で別れる。
女社員はなにか用があるようで、ここで別れることとなった。
女社員「では、また明日」
和人「あぁ、また」
女社員は背中をみせると、そのまま消えていった。
和人「帰るか」
俺も家に向かって帰っていった。
和人「ただいま」
誰もいなかったわけではないが、スグの声が帰ってこなかった。
和人「・・・やるか」
俺は自室へ向かった。
和人「メモリを・・・」
差し込む。
また成功すると祈って。
和人「リンクスタート」
ファン。
俺は夜にここに来た。
夜空に満点に輝く星達。
俺はユイを呼んだ。
キリト「ユイー!」
ユイ「はい、呼びましたか?」
キリト「あぁ、実は同じことなんだが・・・」
ユイ「またオブジェクトファイルに入れてほしいんですね?」
キリト「あはは、もうわかっちゃうか」
ユイ「パパのお願いなんて、すぐにわかります!」
キリト「じゃあ、頼んだ。ユイにしかできないからな」
ユイ「任せてください!///」
ユイ「えっと・・・この
ユイはキリトのアバターデータを見つめる。
3つのファイルが入っていたのだ。
ユイ「まぁ、入れちゃいましょうか」
ユイは慣れた手つきでコンソールをいじる。
???「意識がある・・・これは・・・復活・・・?ここは・・・一体・・・。私は生き返ったのか・・・?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キリト・・・」
美しい女性が、データファイルの中で一人先に目を覚ました。
その女性は、徐々に笑みを増やしていく。
???「生き返ったの・・・あ、あはははははは!」
狂気の笑みが、システムコンソールで響いた。
ロニエ「ふう・・・と・・・ここは?」
ティーゼ「・・・来たのね!キリト先輩のいる世界に!」
二人は、街でついに姿を現した。
しかし、キリトの方は・・・。
キリト「・・・ユイはできたかな・・・」
俺はうつむいていた。街のはずれで。すると、甘く脳全体に響くとろけた声が、耳に入ってくる。
???「うふふ・・・久しぶりね・・・キリト」
キリト「え?」
急に聞きなれない声だ。しかし、聞いたことはある。咄嗟に声の方に顔を向ける。
俺は驚愕した。
キリト「・・・え?なんで・・・なんであんたがここにいるんだっ!?」
???「それは・・・あなたのおかげでしょう?」
俺は、その見覚えのある、とても嫌な記憶が脳をよぎった。
なぜ、こいつがこの世界にいるのか・・・。
お読みいただきありがとうございます!
一体3人目の人は誰なんでしょうねぇ!?
次回明らかに!
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