本編は下です
ティーゼ「服はそのままね!」
ロニエ「そうだね!じゃあ・・・まずキリト先輩を探しに行こうよ!」
ティーゼ「そうね、どこにいるのかしら・・・。ステイシアの窓は開けるのかしら・・・?」
指を下ろす。
ウィンドウ画面が表示される。
ロニエ「だせるね!」
ティーゼ「やっぱりここでもステイシア様はいるのかな?」
ロニエ「そんなことより、キリト先輩どこかなー?」
ティーゼ「探してみようよ!」
ロニエ「うん!」
キリト「・・俺の・・・おかげ・・・?一体何言っているんだ?」
???「キリトが私をこの世界に復活させてくれたんでしょ?・・・ここは・・・なんとも発達した場所ね」
キリト「んなことはどうでもいいんだ。・・・俺が・・・復活させたのか?」
目の前にいる奴を復活させてしまったのは、俺だけしかいないはず。なぜなら、俺しか向こうに行っていないからだ。あの時は。
これは・・・そういえばあの時、1つ多かった気がした。そうか、それがこいつのデータファイルだったのか。そうか、あの時おれが一つ多くなにかを移動させてしまったのか。それが、こいつだ。
キリト「俺が・・・復活させたんだな・・・。〈クィネラ〉・・・いや、〈アドミニストレータ〉とでもいうべきか」
アドミニストレータ「アドミニストレータの方がいいわ。昔の呼び方は嫌だからね。・・・キリト、あなたは私を倒した本人・・・そうね?」
キリト「どうだかな、ユージオじゃないか。あいつがあんたを倒したんだ」
アドミニストレータ「そう、どっちでもいいわ。・・・キリトに会えたこと、幸福とでもいうべきかしらね」
キリト「・・・は?」
すると、不気味な笑みをして、俺に歩み寄ってくる。
俺は反射的に後退る。
キリト「・・・なんだよ」
アドミニストレータ「この世界では私の権限レベルは知らないけれど・・・そうね。今度はあんたを・・・あんたを私の・・・私だけの・・・〈整合騎士〉にしようかしら・・・うふふふ」
キリト「・・・この世界でできるはずないだろ」
アドミニストレータ「知らないわよ?・・・それに、私の純粋なる愛があれば・・・あなたをすぐに私のものに、そして、永遠の快楽におぼれさせてあげるわよ?だからおいで?もしかしたら成功するかもしれないしね・・・うふふふふ」
アドミニストレータも・・・まさか皆と同じなのか!?
キリト「・・・こ、こないでくれ・・・」
ここでは戦闘不可。つまり、俺をどうこうできるわけが・・・。
アドミニストレータ「・・・私の本体データがそのまま移植されたならば・・・アクセス権限を使えば・・・」
アドミニストレータ「ほら、このウィンドウ・・・うふふふ」
キリト「まさか!?アンダーワールドの術式ですべてのアクセス権限メニューを!?おい、やめるんだ!」
アドミニストレータ「・・・麻痺♡lv100」
キリト「なに!?うがっ!?」
俺はその場に麻痺状態で倒される。
アドミニストレータは笑みが終わらない・・・。
アドミニストレータ「・・・私の力をもってすれば・・・こんな世界ね・・・うふ、ふふふふふ」
キリト「・・・・・(まずい・・俺はなんていう奴を・・・)」
しゃべれない。lv100の麻痺を使われれば動けなくなるのも当然だ。
アドミニストレータ「・・・私の言う通りにすればいいのよ?苦しまずに、楽に、そして私のものになれるわ」
キリト「・・・・・」
アドミニストレータ「無言っていうことは肯定でいいかしら?うふふふ」
アドミニストレータは俺の体を持ち上げる。
キリト「・・・」
アドミニストレータ「私の家はもうあるわ・・・行きましょう・・・うふふふ」
ティーゼ「キリト先輩どこなんだろうね?」
ロニエ「先に見つけたらデートできる!なんてどう?」
ティーゼ「ほんと?言ったら後悔するわよ?」
ロニエ「いいわよ?先に見つけてやるわよ!」
にらみ合っている中、ガシャン。ガシャン。ガシャン。
重い重装備の歩く音が聞こえる。
その音に驚き、ロニエとティーゼはビクっと体を震わせる。
一体誰だろうと目を向けると・・・。
ティーゼ「!!キリト先輩!」
ロニエ「キリト先輩!」
キリト「・・・・」
しかし、キリトは笑み一つしない。
とても鋭い眼光。
黒い瞳が、細くみえる。
キリト「・・・誰だ?あんたたちは」
ロニエ「・・・え?キ、キリト先輩?」
ティーゼ「・・・先輩?どうしたんですか?」
キリト「・・・・」
すると、キリトの後から一人の影が出る。
長身的で、誰もかなわないような美しい顔の整った顔の女性。
甘い声で、言う。
アドミニストレータ「君たちの知るキリトは、もう私のもの。あなたたちのことなんて覚えてないわよ」
ロニエ「えっ?」
ティーゼ「せ、先輩!」
キリト「・・・」
アドミニストレータ「キリトは私だけを愛してくれると誓ったの。そして、私に尽くしてくれる。私もキリトだけを愛する。愛して、愛して、そして私の虜にさせるの。だから、あなたたちのことなんて、もう知らないの。本当に、なんて素晴らしいことなの、こんなにも簡単にわたしの最愛の人を自分のものに・・・うふふふ」
キリト「・・・」
ロニエ「キ、キリト先輩!」
ティーゼ「先輩!」
必死に止めようとキリトに走って寄ってくるが。
キリト「近寄るな。アドミニストレータ様に。俺の名前は〈キリト・シンセシス・ワン〉。アドミニストレータに仕える整合騎士だ」
そういうと、剣を向ける。
黒い剣が、向かれていた。
重そうな、重装備の黒い騎士用装備。
そしてキリトは剣を顔前で顔に半分持ってきて、顔を隠す。
ロニエ「・・・キリト先輩・・・」
ティーゼ「・・・そんな・・・。・・・そこの女!なんでこんなことするの!私の恋人を、操るなんて!最低なBBA!」
ロニエ「そうだそうだ!私だけの先輩をそんなふうに!」
アドミニストレータ「叫ぶがいいわ。私のものよ。あなたたちに見向きもしてないじゃない」
そこに居たキリトは、皆をもう忘れていた。
アドミニストレータでした!
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