キリト「皆がヤンデレすぎて怖い」   作:エーン

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ユージオと戦闘開始

本編は下です


40話 キリトは親友と戦う

互いの剣がある剣技の構えをする。

 

そう、これは俺が整合騎士になった後、キリトと戦った際の一番最初の剣技。

〈ソニックリープ〉だ。

 

剣が光る。

突進した2秒後、剣が右上から左下へ下る技だ。

 

互いの剣が、ぶつかり緑色の火花が散った。

 

ユージオ「思い出すんだ!この技も、最初はキリトに教わったんだ!」

 

キリト「知らない、君のことも、技を教えたことも!」

 

剣が互いにはじかれる。

 

剣技が終わると、キリトは離れ更に剣技を行う構えをする。

目は殺気に満ちていて、攻撃も容赦なかった。

 

あの構えは、僕も頑張ってできた技。僕の元いた世界では出来なかった《連撃》の技。その名も、《ホリゾンタル・アーク》。

 

青く光るキリトの剣が、僕に向かってくる。

 

ユージオ「なら僕も!」

 

青く光る剣、互いに同じ剣技をし向かう。

 

剣が衝突すると、腕に来る振動、そして2連撃目の攻撃も互いに剣が衝突しては離れた。

 

ユージオ「キリト!思い出すんだ!僕たちの思い出を!君は、整合騎士なんかじゃない!キリト・シンセシス・ワンなんかでもないんだ!」

 

キリト「俺は、整合騎士」

 

次の剣技が始まった。

ユージオは直ぐに剣技を見破り、互いに剣を構える。

 

これは連撃数の多い、《ホリゾンタル・スクエア》。

 

ユージオ「はぁぁああ!!」

 

キリト「せぇあああ!」

 

一回目、二回目、互いに同じ剣技がぶつかり合う。

そして3回目。

 

剣が振動し、火花が散る。

力は強く、押し返されそうにもなる。

 

そして4連続の技が終わる。

 

互いに四角い水色の枠が2つ、僕たちを囲った。

 

ユージオ「はぁ・・・はぁ・・・」

 

キリト「・・・」

 

このままじゃいけない。しっかり親友を戻すために、僕は思い切り先制攻撃をする。

 

キリト「・・・」

 

キリトは構え、僕の攻撃を待った。

 

僕が使う技は、キリトに教わったものだ。

それも、アインクラッド流。

 

ユージオ「せぁああああ!」

 

剣が緑色に光る。

《スネーク・バイト》

 

二連撃の1撃目が、キリトに襲い掛かる。

 

キリトは冷静に受け止め、2連撃目も防御すると、キリトは3mほど下がる。

 

キリトは、剣先をまっすぐ僕に構える。

 

まさか・・・。

 

キリト「リリース・・・」

 

ユージオ「なにっ!?」

 

キリト「リコレクション!!!」

 

叫んだ声に反応し、剣が光る。

 

キリトの《記憶解放術》は、ギガスシダーの攻撃だ。

枝分かれし、襲ってくる。悪魔の樹だ。

 

ユージオ「くっ!」

 

どうすればいいのか。

キリトの奥義が、迫ってくる。

枝が来るのだ。大きい枝が。

 

キリト「終わりだ!」

 

ユージオ「まだだ!!!」

 

枝に向かって僕の持つ青薔薇の剣を構える。

 

中心の枝が、最も大きい。

 

その枝にむかって僕は、思い切り青薔薇の剣を突き刺した。

他の枝が襲ってくる前に、俺は口にした。

 

ユージオ「リリース・リコレクション!!!」

 

枝が、黒い枝が、僕の剣の攻撃で凍らされていく。

 

キリト「なにっ!?」

 

枝が凍っていくと、枝の動きは止まり、その氷は夜空の剣の柄元まで迫ってくる。

 

しかし、柄までは凍らずその前でとどまった。

 

僕は青薔薇の剣の柄から手を離した。記憶解放術は手を離しても瞬時に泊まるものではない。しばらく放っておいても大丈夫だ。

 

僕はキリトに歩み寄る。

 

キリトも自分の夜空の剣から手を離し、数歩下がり始めた。ガシャン、ガシャン、整合騎士の装備が鳴っている。

 

キリトはまだ警戒心むき出しなため、ずっと構えている。

僕は構わず、近づいていく。

 

そして数メートル離れて、僕はキリトと向き合う。

 

ユージオ「キリト、思い出すんだ!僕たちの過ごした思い出を!君は、僕とルーリッドの村で出会って、アリスを助けるために整合騎士を目指すためセントラル・カセドラルにいったはずだ!けど整合騎士は記憶を失ってなっている。だからそこにいる、アドミニストレータを倒してアリスを救おうってなったんだよ!君は、操られているんだ!思い出すんだ!」

 

キリト「・・・」

 

アドミニストレータ「そいつを、殺すのよ」

 

ユージオ「キリトにはただ記憶がないだけなんだ。思い出せてないだけなんだ!キリトには大事な人だっているじゃないか!最愛の人なんだよね!アスナさんのことまで忘れてしまったのかい!?」

 

キリト「・・・」

 

アスナ・・・なんとも親密である名前だろう。

・・・そして、その名前を聞かされた時、俺の頭にあるときの、大事なような記憶がよぎった。

 

-----愛しています。いつまでも・・・

 

その記憶は、とても懐かしい。

ある上空の床で、ある城が崩壊した後、それを眺めた後のことだった。

ある白衣の男もその前に消えた。

ここは・・・。

 

隣にいたのは、俺の・・・大事な・・・あの人だった・・・。

 

ここは・・・あの・・・浮遊城・・・。

 

そして・・・彼女は・・・。

 

アスナ

 

 

 

 

ユージオ「・・・キリト?」

 

キリト「・・・」

 

すると、キリトは自分の剣、夜空の剣へ歩み寄った。

歩き始めたと同時についに青薔薇の剣の記憶解放術は解かれた。

 

夜空の剣はどんどん姿を戻していき、ついには夜空の剣になった。

僕の剣も刀身がもどった。

 

草の上で二つの剣が落ちた。

 

すると、キリトは夜空の剣を拾いあげる。

柄をしっかり握っていた。そうすると、僕の所をへ歩み寄ってくる。

 

もしかして、まだ敵意があるのか!?

僕は剣を拾いにはいかない。僕は敵意がないことを証明するためだ。

 

ユージオ「・・・」

 

殺されるのか。

キリトはじわじわと歩み寄ってくる。

 

キリト「・・・」

 

剣が光る。

そして、3メートルほど離れたところで、キリトは止まった。手には夜空の剣がある。

 

ユージオ「・・・」

 

すると、キリトが口を開き始めた。

 

キリト「・・・俺には、倒すべき敵がいる」

 

まだ・・・整合騎士の記憶があるのか・・・。

僕をまだ敵認識しているのか・・・。

 

キリト「俺が・・・倒さなければいけない敵だ・・・」

 

僕は息をのむ。

 

キリト「それは・・・」

 

僕は構える。キリトが攻撃してくるだろうと・・・。

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・。

 

 

 

 

 

 

 

僕はキリトに殺されるんじゃないかと・・・。

 

 

 

 

 

 

 

そうなってほしくはない・・・。

 

 

 

 

 

 

僕は次の言葉を待った・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリト「それは・・・」

 

キリトは目を見開いた。柄をぐっと握り、僕とは反対方向を向いたのだ。

そして、大きな声で発した。

 

キリト「お前だ!アドミニストレータ!!!」

 

キリトの発した声とともに、キリトの格好が変わっていたのだ。

髪が少し長くなっていて、服は黒く裾が長い。

 

そして、この姿は僕もみた。セントラル・カセドラルで。

 

アドミニストレータ「その姿・・・いったいなぜ!!!」

 

キリト「アドミニストレータ・・・俺が誤って連れてきてしまった。だから、俺が決着をつける!!!」

 

キリトの姿が・・・変わっていた。

 

ユージオ「・・・キリト・・・」

 

キリト「ごめんな、ユージオ。傷つけてしまって」

 

ユージオ「いいんだよ、親友」

 

キリト「ありがとう」

 

アドミニストレータ「もうシンセサイズはできなくなりつつあるってわけね」

 

キリト「アドミニストレータ、悪いがここで消えてもらう」

 

アドミニストレータ「ごめんね?私にはある計画があるから、ここで倒されるわけにはいかないの。だから、またね?」

 

キリト「っ!?」

 

すると、アドミニストレータがなにか口を動かしている。

あれは・・・術式・・・なのか!?

この世界で術式が!?

 

キリト「逃がすかぁ!!!」

 

キリトは剣を思い切り後にもってきて、キリトの体と剣が思い切り光り始めたのだ。

なんだこの剣技は!?

 

キリトの周りを紫色の綺麗な風が包み込む。

剣が思い切り暴走寸前のように光っていく。

 

キリト「アインクラッド流!!!」

 

ユージオ「なんだあの剣技!?」

 

キリト「片手剣 秘奥義!!!《シャドウ・エクスプロージョン》」

 

キリトの剣が輝きを増す。

あの技は、秘の奥義。すなわち、隠された奥義ということだ。

 

キリト「くらえぇ!!!」

 

アドミニストレータ「くっ!!」

 

一撃、また一撃、しかし、音を聞くだけでもわかる。

 

その一撃がものすごく、重い。

重く、強く、まっすぐな技。

 

キリト「はぁぁああ!!」

 

アドミニストレータ「くそっ!!!」

 

アドミニストレータが直に受けてしまっている。

このままなら、倒せる!!!

 

キリト「終わりだぁぁあああ!!!」

 

キリトの剣が上から下への最後の連撃。

これで・・・!?

 

アドミニストレータ「さよなら♪」

 

キリト「なに!?」

 

どうやら・・・俺は遅かったのかもしれない・・・。

 

アドミニストレータが・・・術式を言い終えたのだ・・・。

 

キリト「うわっ!?」

 

目の前に、とてつもない閃光が起こる。

 

そのまぶしい光景が消えた後・・・アドミニストレータは姿を消していた。

 

キリト「くっそ・・・逃がした」

 

ユージオ「アドミニストレータ・・・」

 

キリトは、元の姿に戻っていった。

 

キリト「・・・俺はなんていうことを・・・」

 

ユージオ「いいんだ、キリトが戻ってきてくれただけで、もう」

 

キリト「ありがとう」

 

ユージオ「戻ろう?皆のところに」

 

キリト「あぁ」

 

俺とユージオは、皆のところに戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アスナ「キリトくん!!!」

 

キリト「ぐはっ!?」

 

閃光のように、俺に抱き着いてきたのだ。

 

アスナ「おかえり!キリト君!」

 

キリト「た、ただいま・・・」

 

アスナ「もう~、心配したよ!あんなクソBBAに乗っ取られて、そしてアドミニストレータのこと好きになって、熟女が好きなの?そんなわけないわよねー?キリト君は今も、これからも、私のことが好きなんだよね?そうだよね?キリト君?」

 

キリト「あぁ・・・も、もちろん」

 

また、ヤンデレ達が戻ってきた。




どうも、(つд⊂)エーンです!

ちょっと更新遅れてすみません。もうキリトは戻ってきました!
大丈夫です!また、ヤンデレびよりがはじまりまぁす★

あれれ?なんかアドミニストレータが怪しいっすね

評価、感想、励みになるのでよろしくお願いします☆
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