キリト「皆がヤンデレすぎて怖い」   作:エーン

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女子に囲まれる

本編は下です



45話 キリトはまたまた助けられる

俺は早く振りほどこうとしたが、思うように体は動かないものだ。

 

キリト「は、離してくれ!」

 

しかし、俺の意見なんて全く通用せず、力は強まるばかりに。

 

「放さないもーん!」

 

「えへへ~」

 

「とらえたもんね~!」

 

全く解こうとせず、俺は本当にまずい状況だったのだ。

 

このままではいずれ連れていかれる。

 

だからといってウィンドウを開くことは不可だ。

 

そもそも、なぜ彼女たちが俺にまとわりついてくるようになったのかが今のところ全く分からないのだ。

 

サクヤの命令だろうか?しかし、それだけで動くものなのか。

 

俺は振りほどけないまま、このままではもうどうしようもないと思った。

 

その刹那。

 

紫色のライトエフェクトが、俺の頭上から降ってきた。

たちまちそれは、彼女たちを退けていく。

 

1撃。

 

俺の右腕拘束人が退かれ。

 

2撃目

 

俺の左腕拘束人が退かれ。

 

3撃目

 

俺の背中に腕を回していた拘束人が退かれた。

 

爪で切り裂くような、素早い斬撃スキル。

 

3連撃 シャープ・ネイル

 

俺は安心のため息をすると、俺を守ってくれた人を見た。

 

そこにいた人は。

 

ユウキ「危ないところだったね!」

 

キリト「ユ、ユウキ・・・」

 

あの絶剣、ユウキが俺を救ってくれたのだ。

 

ユウキは彼女たちの方に振り向いた。

 

ユウキ「キリトに触れた者は絶対に許さないよ!僕がそれ相応の体罰をするから!」

 

剣先を彼女らに向ける。

 

ユウキ「安心して?圏内ではHPが減らないから。軽いノックバックが発生するだけだよ」

 

まるで、SAOで聞いたセリフと同じだ。

 

「あの人って絶剣?」

 

「やばいよ!早く逃げよ!」

 

「うん!」

 

「もう!あと少しだったのに!」

 

「かないっこないよ!」

 

次々と彼女らは帰っていった。

 

俺は一息下ろすと、ユウキを見た。

 

キリト「あ、ありがとうな、ユウキ。おかげで助かったよ」

 

ユウキ「うんうん、大丈夫だよ。キリトが無事ならね!」

 

周りを見渡すと、彼女らはもう帰っていったようだ。

 

ユウキ「シルフ領から出よう?」

 

キリト「そうだな」

 

俺とユウキはシルフ領から去っていった。

 

 

 

 

 

 

しばらく歩いていた。

 

飛んでもよかったのだが、このRPG世界を満喫するのも悪くないだろう。

 

俺はユウキと一緒に森の中を歩いている最中だ。

 

キリト「やっぱユウキは強いな」

 

ユウキ「えへへ、そういわれると照れるなぁ。けど、二刀流のキリトには負けちゃうかも」

 

キリト「そうでもないと思うぜ。俺だって二刀流は確かにできるけど、互角かっていったら、そうじゃないかもしれない」

 

そこで俺は、ある疑問が生じた。

 

どうやってユウキは俺がピンチだということがわかったのだろう?

 

俺は聞いてみた。

 

キリト「なんで俺がピンチだってわかったんだ?」

 

ユウキ「あぁ、それはね、リーファにキリトの居場所を教えてもらいたかったから聞いたんだよ。そしたらサクヤと一緒にシルフ領に行ったって言ってたから僕は危険だと思って行ったんだ」

 

キリト「うん・・・うん?どうして俺がサクヤさんといると危険だと思ったんだ?」

 

ユウキ「女の、勘、だよ!」

 

そ、そうか、と俺は返した。

 

勘ってすごいな。

 

ユウキ「それよりさ・・・キリト」

 

キリト「うん?どうしたんだ?」

 

ユウキ「いや、どうしてキリトはサクヤのところにいったのかなぁって」

 

キリト「え、あ、いやただの茶会・・・だよ」

 

ユウキ「二人きりで?」

 

キリト「まぁ・・・」

 

ユウキ「・・・なんかされなかった?」

 

キリト「うーん・・・されはしなかった・・・というのは少し違うかな・・・。えっと・・・サクヤさんが茶をもってきたらそれをサクヤさんは飲んだんだけど・・・その中に媚薬が入ってたんだ」

 

ユウキ「・・・」

 

キリト「まぁ・・・その・・・そしたら火照ったらしくて、俺に「脱がしてくれないか」って要求されたり、脱がされそうになった・・・ってところかな・・・」

 

ユウキ「・・・そうなんだ」

 

ユウキは一歩こっちに歩み寄る。

 

ユウキ「・・・キリトは危ないんだよ。僕以外に犯されちゃうよ?」

 

キリト「・・・え?」

 

ユウキ「話を聞く限りではキリトもその媚薬を飲むところだったのかもね。もし飲んでいたらキリトは今頃サクヤに捕まって覆い被されて服とか脱がされて○○○○や○○〇とかされそうだったんだよ?そもそもサクヤの誘いなって断ってた方がよかったんだよ。色仕掛けとかしてくるよ?キリトってそういうのに対抗とかできなさそうだから心配だよ。だからもう今後誘われたりしたら断んないとキリトが危ないよ?それより僕と一緒に居た方が安心だよね。そうだよね。うん、その通りだよ。じゃあ今から僕の家行こ?僕の家ならだれにも邪魔されず安心だよ?」

 

キリト「・・・」ゾクゾク

 

ユウキ「・・・怖がってるの?なんでかなぁ・・・。一緒にいることが安心だよね?」

 

キリト「・・・え・・・っと・・・」

 

ユウキ「じゃあ僕が連れていくよ・・・二人だけの家に・・・ね?」

 

キリト「・・・くっ・・・」

 

俺は咄嗟に右手を伸ばし、手のひらを見せてある術式を唱えた。

 

ユウキ「!?」

 

キリト「・・・!!」

 

これは俺がユージーンにやった同じ術式。

 

周りの視界を奪う漆黒の霧。

 

キリト「・・・ごめんな」

 

ユウキ「ど、どこに!」

 

俺は即座に上空へはばたいた。

 

下を見ると、森の一部が黒い霧だ。

 

俺は咄嗟にユウキから逃げたのだ。




長い間、投稿できなくてすいませんでしたぁ!

テスト明けだったので投稿できました!

待ってくださった方!とても感謝しています!

どうかこれからもご朗読お願いします!

評価、感想、励みになるのでよろしくお願いします☆
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