キリト「皆がヤンデレすぎて怖い」   作:エーン

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アドミをどうするか考える

本編は下です


56話 キリトは夢でも怖い

和人「じゃあまた」

 

女社員「はい、お疲れ様です」

 

駅で別れて、俺はそのまま電車に乗っていく。少々警戒心もゆるく、俺はイヤフォンを耳に当て音楽を流した。

 

和人「何聞こうかな・・・」

 

特に音楽はあまり入れていないので、Ubiquitous dBでも聞こうか。ユナの曲だ。

 

和人「・・・」

 

駅につくと、ある女性が改札のところに立っていた。知り合いなので、目が行くのも無理はない。

 

和人「詩乃・・・どうしてここにいるんだ」

 

詩乃「いえ、最近あなたの仕事が気になってね」

 

和人「理由にはなっていないだろ」

 

詩乃「まぁいいじゃない。それより、仕事で部下を持っているわよね?」

 

和人「あぁ、そうだけどなんで知っているんだ?」

 

詩乃「いつも見ているからね」

 

和人「・・・」

 

詩乃「まぁ、別にいいけど」

 

和人「用は一体・・・」

 

詩乃「あぁ、そうよね。和人君ってALOにアドミニストレータを放ったのよね?」

 

和人「あぁ、俺のミスで・・・」

 

詩乃「もし封印に失敗したらどうするの?」

 

和人「あ・・・えっと、彼女を倒すしかない・・・。悲しいけど、あのまま権力の強い彼女を放っておいたら、ALOはまずいことになるから」

 

詩乃「やっぱり、倒すしかないわよね」

 

和人「あぁ。けど強い、俺たちだけで倒せるかどうかさえ怪しい。俺だって、彼女に整合騎士にされた経験があるからな」

 

詩乃「大丈夫よ。倒すことになったら、彼女たちは全身全霊をもって倒しにかかるから」

 

和人「ど、どうして」

 

詩乃「だってあなたを奪おうとしたからね。もう怒りがやばいでしょうに」

 

和人「そ、そういうこと・・・」

 

詩乃「もちろん私も、太陽神ソルスの力はないけど痛めつけたいし」

 

和人「そ、そう・・・。倒すことになったらよろしく・・・」

 

詩乃「ええ。そうね」

 

和人(彼女たちが本気出したらアドミニストレータがどうなるかわかったもんじゃないな・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和人「ただいま」

 

スグ「おかえり、お兄ちゃん」

 

和人「あぁ、今日は飯はスグだったよな」

 

スグ「うん。もうすぐできるから着替えて待ってて」

 

和人「あぁ」

 

部屋に向かい、スーツを脱いで私服に着替える。

スグもそろそろ仕事が見つかったらしい。なんとも、俺と近い仕事だとかなんだとか

。まぁ大人にもなるし、仕方ないんだろうな。

 

和人「おいしそうだな」

 

スグ「うん、食べて食べて」

 

食事を食べているとスグから話を振られた。

 

スグ「お兄ちゃん、仕事でいま何やっているの?」

 

和人「あぁ、アドミニストレータのことについて会議してどうするか考えている。まぁ発端はおれだし、皆協力してくれるし」

 

スグ「そ、それ仕事・・・?」

 

和人「な!し、仕事だよ!大事のな・・・」

 

スグ「そう。まぁALOにあんな美人(クソ野郎)が来たわけだし、けどお兄ちゃんを堕とそうとしたし・・・」

 

和人「まぁいつか頑張ってどうにかするさ。さ、食べようぜ」

 

手が止まっていたので、再び手を動かし食事を続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和人「ふぁあ~眠い・・・」

 

もう11時である。明日も仕事あるし、もう眠いし。

風呂とか歯磨きかもう終わったわけだし、あとは寝るだけである。

確かにALOにログインすることもできるが、もう眠くてそんなことしたら寝落ちログアウトすることになる。

 

和人「寝るか・・・」

 

布団に倒れこみ、毛布をかぶって光を落とした。

やることは色々ある。けど別に慌てる必要はない。一つずつ確実に終わらせていこう。俺は目を瞑り、眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリト「・・・ここは・・・」

 

見慣れない黒い空間。ここは一体どこだろうか。

 

キリト「・・・うーん」

 

???「ねぇ、キリト。私、大好きだよ」

 

キリト「え?」

 

誰の声だろう。聞いたことある。

 

???「覚えているよね、私のこと」

 

キリト「え・・・」

 

ギュ・・・

 

???「ハァ・・・ハァ・・・・ほんもののキリト・・・。久しぶりだよ・・・」

 

キリト「だ・・・だれだ・・・」

 

後から抱き着かれた。しかし、いったい誰だろうか。

 

???「大好きだよ、キリト。またこうやって会えるなんて嬉しいよぉ・・・」

 

聞いたことある声だ。この声はたしか、SAOで・・・。

 

???「もう離さない・・・。このまま二人で、どこまでも一緒にとろけて堕ちよう?もうあんしんして・・・このまま私のことだけ意識して・・・」

 

キリト「あ・・・あ・・・」

 

???「ねぇ・・・キリト?」

 

キリト「お前は・・・」

 

俺は震えながら振り返った。そこにいたのは青髪の短髪少女。

スピアを使う。

あの時死んだ・・・。

 

キリト「サ・・・サチ・・・」

 

サチ「やっと思い出してくれたんだね。キリト君。もう、離れないで・・・」

 

キリト「ダメだ・・・放してくれ・・・」

 

サチ「逃がさない・・・このままずっと・・・」

 

キリト「だめだ・・・だめだだめだ・・・」

 

サチ「キリトぉ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

和人「はぁあぁあ!?」

 

毛布を思い切り飛ばし、起き上がった俺の体は、汗でびしょびしょだ。

 

和人「あ・・・あ・・・」

 

あの夢は・・・夢?

 

和人「夢か・・・はぁ・・・」

 

サチが夢の中で俺に語り掛けてくるなんて・・・もう・・・。

 

和人「なんて夢だ・・・」

 

スグ「お、お兄ちゃん・・・?」

 

ゆっくりドアを開けて入ってくるスグ。とても心配してた顔だ。

 

スグ「大丈夫?大声出してたけど・・・」

 

和人「あ。あぁ・・・ははは・・・。大丈夫、ちょっと変な夢見ててさ」

 

スグ「そう・・・って、汗まみれじゃん・・・、タオル持ってくるから待ってて」

 

和人「ありがとう・・・」

 

顔に手をあて、意識をしっかり取り戻す。本当に夢でよかった。もしこれが正夢になったら俺はもうきっと、奈落の底に落ちていただろう。

 

和人「・・・もう、早く起きるか」

 

布団から立ち、スグを待った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特になにもなかった金曜日の夜。

あの夢も見なかった、詩乃にも会わなかった、ALOにもログインしてなかった。

最近はずっと仕事で疲れてもう眠かったのだ。ただ明日から土日。明日からならログインできるだろう。

 

女社員「一週間お疲れ様です。じゃあまた月曜日」

 

和人「あぁ」

 

別れて、俺は家に帰った。

 

スグ「おかえり。もう眠そうじゃん」

 

和人「疲れているんだよ。はぁ。今日は俺が飯だっけ」

 

スグ「いいよ、私が作る。お兄ちゃんは休んでて」

 

和人「ありがとうな・・・」

 

スグももうすぐ働き始める。どちらも忙しくなるだろう。いつか親が帰ってくる。その時まで二人で頑張るんだ。

 

スグと飯を食べているとき、スグから質問された。

 

スグ「今日はインするの?」

 

和人「そうだな。せっかくの金曜日の夜、インしてみようかな。ここ最近インしていなかったわけだし」

 

スグ「そう、じゃあ私もしてみようかな」

 

和人「わかった」

 

食べ終え、部屋へ戻りアミュスフィアを手に取る。

 

和人「リンクスタート」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリト「ふぅ・・・」

 

久しぶりのALOだ。また楽しめる・・・ん?

なんか目線が低い・・・?ていうかなんだ、この手。

小さい・・・どうして・・・。

 

キリト「・・・え」

 

急いで、鏡がある自室へ戻り自分のアバターを確認する。

すると・・・。

 

キリト「な・・・ななな・・・」

 

体が・・・。

 

キリト「なんじゃこりゃあああああああ!?」

 

俺の体が、縮んでいた・・・。

 

 




久しぶりです。(つд⊂)エーンです。最近は東方の方に投稿ばっかしていて、ISもこっちも全然投稿できていませんでした。すみません。

最近はギターをよく弾くので、SAOのCatch the momentとかよく弾きますね。

次回 キリトは小さくなった

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