キリト「皆がヤンデレすぎて怖い」   作:エーン

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2本目!どうかよろしく!

本編は下です


61話 キリトはついに解決法を見つけた

ユージオが、俺とアスナのこのやり取りを見てすっごい引いてる・・・のか。だが、仕方ない。こんな場面に普通出くわすことも、見ることもないだろう。そしてアスナの愛というのがすごい重いというのがユージオも理解したようだ。その証拠に同情したのか、否か、苦笑しているのだ。

 

アスナ「あ、見られちゃったね」

 

キリト「見られたっていうか・・・連れてきたのはアスナじゃないのか?」

 

アスナ「まぁ、キリト君がどこかに拉致されたっていう可能性が高いと思ってね、色々と家を見ているうちにユージオと合流したんだよね」

 

キリト「そうだったのか・・・。まぁ、とりあえずこれを解いてくれ」

 

アスナ「うーん・・・仕方ないかぁ。不自由だもんねぇ」

 

いや、本当に残念な顔をするなよアスナ・・・。まじでこのままでいてほしかったのか。全く、妻がこんなんだとは薄々感じていたが、もう危ない気がしてならない。アスナは俺の拘束された器具を一つずつ解いていく。四肢につけられた器具はすべて解かれた。

・・・あれ?そういえば、アリスはどこに行ったのだろうか。思った疑問を拘束具を外れた後、投げかけた。

 

キリト「アリスは・・・どうしたんだ?」

 

アスナ「あぁ、あの金髪の雌豚?安心して?しばらくは動けないだろうから」

 

キリト「・・・え?」

 

アスナ「キリト君と同じことをしてあげたんだよ?もう、本当は命を削りたいけど、そんなことしたらキリト君に嫌われるかもしれないからしてないんだよ?縛っているだけなんだよ?優しいよねぇ?私、優しいよね?」

 

キリト「あ・・・あぁ・・・」

 

ユージオも知らなかったのか、驚愕の顔を隠せない。そして、同時に恐怖を感じているのか、震えてもいる。無理もない。だって、こんなになったアスナをみたことがないと思うからだ。これは、うん怖い。アスナの眼が闇になっている。ハイライトオフであるため、より一層吸い込まれそうな恐ろしさである。

だが、ここで恐怖に負けず俺はしっかりアスナと会話しなければならない。

 

キリト「と、とりあえず出ようか。ここからさ」

 

アスナ「あ、そうだね。こんな居心地悪いとこいたくないよね!」

 

キリト「あ・・・うん」

 

肯定しておかないと、後々怖いのだ。正直、居心地悪いとかそんなの通り越して早く出たい。そろそろ、アルゴやユージオは俺が戻る方法を見つけてくれたのだろうか。俺はメニューウィンドウを手を動かして展開すると、フレンドメッセージの部分に通知マークが来ていた。メッセージボックスを開くとアルゴからのメッセージが来ていたのだ。

期待して開けると、アルゴからのメッセージはこうだった。

 

To.キリト

 

キリトの姿を元に戻す専用のイベントクエストが見つかったもいたいなんダ。ボスを倒したら報酬で〈変化の鏡〉って言うらしいんダ。どうダ?やってみるカ?

 

やるに決まっているだろ、と返信し、あとは詳細を知りたいから集合場所を決めてアルゴのもとへ向かおうと決めた。しかし、その前にしっかりアスナに言っておかないと、俺がかってに一人で行動したら血眼で探し始めるからな。俺はアスナにさっきの件を伝えた。

 

キリト「アスナ、どうやら俺の姿を元に戻してくれるクエストが見つかったらしいんだ。詳細を聞くために今からアルゴのところに向かおうと思う」

 

アスナ「えー!戻っちゃうの!?もったいないよぉ!もっとそのままでいてよー!」

 

キリト「君たちにとっては嬉しいのかもしれないけど、俺にとっては不便でしかないんだって、だからお願いだ」

 

アスナ「うーん・・・わかったよ。じゃあ、クエストっていうことだし、協力するよ」

 

ユージオ「僕もキリトに協力するよ。クエストっていうのは、何か倒すこともあるんだよね?」

 

キリト「あぁ、そうだ。じゃあ3人でアルゴのもとに向かうか」

 

アスナ「そうね、わかった。じゃあいこっか」

 

俺とアスナとユージオは、共にアルゴのところに足を進めた。しかし、このクエストを作った人は何がしたかったのだろうか。戻るからまだよかったけど、戻らなかったらもう終わってたぞ。

そういえばアリスはなにしているんだろうな。確か縛られているみたいだけど、脱出できんのかな。どこでどんな状態でどういうふうに縛られているか、そして、しっかり解けるのか。アリスはしばらくこないだろうな。

 

そして、俺とアスナとユージオは空都ラインの憩いの場に集合し、アルゴは少しびっくりした顔で迎えた。アスナがいることにびびたんだろうか。

 

アルゴ(なんでアスナがいるんだよぉ~・・・)

 

キリト「?」

 

まぁ、きっとアスナがこわいんだろうな。しかたない、しかたない。ユージオも怖がる正妻だからな。だが、とりあえず今は俺のこの姿を戻さないといけない。俺はアルゴに話を戻させた。

 

キリト「んで、クエストっていうのはなんだ?」

 

アルゴ「あ、そうだナ。そのクエストっていうのは氷山フィールドにある奥の洞窟に潜んでいるモンスター討伐だヨ」

 

キリト「ベターだな、それならいけるだろう」

 

アスナ「それで、そのモンスターっていうのは?」

 

アルゴ「ゴーレムだってかいてるヨ。それもでっかいゴーレムだヨ。強いかもしれないけど、倒せばその奥にある氷できた〈変化の鏡〉があるらしいんダ」

 

キリト「だったら待っててられないな。早速行こう。アスナ、ユージオ」

 

アスナ「えぇ、そうね」

 

ユージオ「うん、わかった」

 

アルゴ「俺っちはもう少し調べてみる。もしかしたらこのクエストが()()()()()()()()()()()()からナ」

 

キリト「そ、そうか、わかった。じゃあ、行ってくる」

 

アルゴ「がんばれヨ~」

 

一応クエストの詳細を知り、場所もわかったことだ。早速足を急がせ転移陣にのり白い光に包まれて氷山フィールドへと飛び立った。

氷山フィールドにくると、やはり一面まっしろな雪であり、寒さが肌を襲う。そして、このフィールドにある複数の洞窟のなかから、奥にあるあの洞窟に、氷のゴーレムがいるのだろう。アスナとユージオもわかったようで、頷いた。

俺たちは飛びたいが、ユージオは羽がないので歩いて洞窟へとむかっていった。




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