陽だまりシリーズ:小日向未来<放浪>   作:ヨザリイコイ

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今回は予定を少し変更し、最初にロンドンを脅かすものの正体を明かし、その次に愛情省への突入をすることにします。


chapter14. 海の絡繰と愛情省侵入

 降下しているとバイザーに警告表示が出てきた。後ろから何か飛んでくると出ている。

 振り返るとミサイルが飛んで来ていた。初日に私を吹き飛ばしたのと似たものだ。

 アームドギアから光線を2発撃ち込む。ミサイルは直ぐに爆発四散した。

 やれやれと思っているとまた2発程飛んで来た。これもまた撃ち落とす。するとまた飛んでくる。また撃ち落とす。

「一体どこから飛んで来てるんだろ?」

 気になって飛んでくる方へ行くことにした。こんなところで道草していたらハンナさんが危ないのは確かだ。でも一々ミサイルを撃ち落としていたらきりが無い。

 ミサイルが飛んでくる方向へ飛ぶと、海の上に何か立っているのがみえた。2つの口がついた箱状のものが柱の上に建てられていて、その横にMinipaxと書かれた大きなパラボラアンテナと監視塔のようなものが設置されている。

「ミサイルの発射基地かな?」

 とりあえず中に人がいないか確かめる。誰もいなさそうだ。バイザーも生命反応なしと表示している。それならばすぐに壊してしまおう。アームドギアから光線をパラボラアンテナ目掛けて撃ち込んでこれを壊し、返す刀でミサイルの発射口も吹き飛ばす。これで大丈夫だろう。

「さて、すぐに行かないと」

 ミサイル基地の残骸を後にして、私はロンドン目指して飛び立った。ハンナさんがどうか無事でいて欲しいと願いつつ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ロンドンの街が見えてきた。4つの白いピラミッドが私の目の前に現れる。

「大きいなぁ」

 どれも形は同じだが犯罪者とした人を閉じ込める施設だから、警備が厳重そうなものがそれに違いない。飛びながら探す。

 一回りしていると機関銃で武装された物々しいピラミッドが見つかった。多分あれだ。

「入り口は他にないのかな?下から行くとかなり時間がかかりそうだし」

 真っ正面から飛び込むのは危ない。もしギアが解除されたら危ないからだ。だから他の入り口を探している。

 それにしてもヘリコプターがよく飛んでいる。あちらこちらで飛び回っているからぶつからないようにするのが大変だ………まてよ。

 ヘリコプターがこんなに飛んでいるんだ。それならどこかにヘリポートがあるはずだ。

 しばらく探しているとヘリポートらしきものが見つかった。あそこから中に入れそうだ。

 こうして私は愛情省への侵入に成功した。早くハンナさんを見つけなきゃ。

 そんなことを思いながら私は廊下を滑っていった。一体、あの人は何処に閉じ込められているのか。探すのがかなり大変そうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




如何でしたか。
実はあのミサイルは、かつてジュリアが言及していたようにオセアニア政府が自らロンドンに撃ち込んでいたものだったのです。
さて次回はハンナさん救出戦です。
乞うご期待!
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