10月のすでに中旬。俺と百代はいちゃいちゃを通り越して新婚生活真っ只中にいるのだが、最近よく耳にするようになった名前があった、それは板垣家と言う言葉だ。どうも悪質なヤンキーらしいのだが、しかしここのメンバーには関係がないようだ。
彰人
「大和、もうすぐハロウィンだけどよ。なんかやるのか、俺ら?」
大和
「キャップに聞いた方が早いだろうそういうのは」
彰人
「と、言っても当の本人がいないんじゃな~」
俺はそう言いながら空をみる。現在キャップは絶賛消えていた、大和の情報だと日本にいることは間違いないらしいがどこにいるのかは不明。あいつは本当に単位が足りてるのかが心配だ。
京
「前は確か、みんなで仮装大会で盛り上がったよね」
百代
「私は不参加だったがな」
モロ
「いや、あんなモモ先輩は誰も呼ばないと思うよ。だって布団の中で彰人彰人って呟いていた時期でしょ、このときって」
一子
「お姉さまが本当に大変だった時ね。挑戦者もあの時は本当に可哀想だったわ、確かあのときは大技を必要以上に入れて、爺ちゃんに怒られたんだっけ」
百代
「う、うるさいうるさい。あれはしょうがなかったんだ」
絶賛となりで俺の腕を掴んでいる百代がかわいく、うな垂れていた。ちなみに今日は岳人、クリス、まゆっちはいない。クリスは復活したのはいいが自分の鍛錬がいたらなかった事を悔い、マルギッテとともに朝はジョギングをしている。まゆっちは日直で今日はいない。そして岳人は
岳人
「お前ら!待ってくれ~」
寝坊である。いつもなら呼ぶのだが、今日は麗子さんが先に行っていいよと言われたので置いてきたのだ。
百代
「あ、来たなあのバカ」
京
「そのまま寝ていればよかったのに」
モロ
「本当に冷酷ですねあなた達は。だけど今日はどうして麗子さん、あんなこといったんだろうね」
大和
「大方、岳人が昨日にでも変な事を言ったんだろうさ。そしてその腹いせ、それと京、すこし胸を当てすぎた、襲うぞ」
京
「どんと来い」
百代
「む~彰人、私はこんなにも必死に胸を当てているのに、なぜ襲ってくれないのだ!?」
彰人
「お前よりかは常識があるからだよ……大和、どうにかしろ」
大和
「いつも触発されていた俺の気持ちを知れ彰人」
岳人
「あ、あれ?俺様、本当に忘れ去られていないか」
一子
「いつものことでしょ」
モロ
「まあしょうがないよね」
岳人
「ああ、ワン子の癖に生意気だぜ!」
後ろで岳人が一子を掴もうとしたが、しかしそれはいつもの容易く交わされた。岳人は意地になって掴もうとするが一子が完全にあの技を習得している今は、あいつに攻撃を当てるのはそれこそ至難の業だ。ただ
岳人
「お、あんなところに源」
一子
「え、嘘!?ホントに、たっちゃん?」
岳人
「隙ありだてめぇ!」
一子
「ぎゃぁぁぁぁぁ!」
一子、絶賛忠勝に恋をしているようだ。この前はなんでも一緒に出かけたとかなんとか、うむうむ妹の成長を喜ぶべきだろうがしかし忠勝はちゃんと意識しているが、問題は一子が意識が足りないところだろう。一子は自分が忠勝から好かれて居ると思っていないのが問題だろうな。
彰人
「さて、もうすぐ学校だな」
百代
「そうだな~彰人、キス~」
百代は最近下駄箱ではなく、外で求めるようになった。なんでも学校でするとそのあと意外にもいじられるらしい、そんな勇気のある先輩に俺はあってみたいものだ。
京
「相変わらず、隠さないね。大和、私達はあとでしようね」
大和
「やっぱりお前らのせいで触発される身に考えてくれないか?京、それじゃあ昼休みな。それまではガマンしないさい」
モロ
「てか、今日はラジオだよね彰人」
彰人
「ああ、そうだな。なんでも今日は何かあるとか、言っていたな?なんだろうか」
岳人
「結婚発表か?」
彰人
「ば~か、それならちゃんと俺も行くさ」
岳人
「ガクシッ」
モロ
「自分で地雷を踏んでどうするんだよ、岳人。けどワン子は最近、無理に鍛錬しなくなったよね?今日だって一緒に学校きているし」
一子
「アハハ、結構放課後がハードだからね」
彰人
「何を言う。あれでへこたれていては困るぞ一子、今日のメニューは百代とは別だが同じぐらいと考えろ」
モロ
「ワン子のレベルってそこまで上がっていたんだ」
そして俺らは教室に入る。いつもの通りの風景と思っていたら、すこし変化があった。それはクラスの連中からよく聞く言葉だ
男子生徒
「なあ、聞いたかよ。また親不孝どおりであったらしいぞ」
女子生徒
「聞いた、聞いた。なんでもよしちゃんもそれにまき沿いとか」
男子生徒
「最近多いよな、そういうこと。川神の治安変わったな、最近」
熊飼
「最近、こう言った話多くなったよね」
彰人
「クマちゃん。そうだな、クマちゃんは大丈夫そうだな」
熊飼
「うん、そんなに遅くなることはないからね。けど最近川神自体がすこし落ち着きがないのは事実だと思うよ。ハロウィンがあるからとか、そういうのを抜きにしてもね」
彰人
「そう……だな」
そしてチャイムがなる。先生も入ってくる前の瞬間に
キャップ
「よっしゃぁぁぁぁあ!ギリギリ、セーフだぜ!」
梅子
「なにがギリギリだ、馬鹿者。この数日どこに行っていたかも廊下に立っとれ!」
まあ、そうなるだろうな。しかし相変わらずどこにいたのか分からないと思っているのにあいつは元気に帰ってくるよな、それがあいつの強みか。そしてさらに乱入してくるのは
ヨンパチ
「セーフ「アウトだ!」……げっ!?」
梅子
「一応聞いてやろう、どうして遅れたんだ」
ヨンパチ
「は、はい!…………寝坊です」
梅子
「やはり、アウトだ!俗物め!!」
ヨンパチ
「あう!?」
ヨンパチは悶絶しながらそのまま転がっていった。あれはなんか、違う趣味に目覚めそうな奴だな。百代もそう思えばたまにあんな顔をさせたな俺。とそんなことを考えていると
梅子
「御剣!御剣」
彰人
「え、あ、す、すいません。どうかしましたか?」
梅子
「まったく。黄昏ているなよ、学長が呼んでいたのでこのあとすぐにいくように、いいな」
彰人
「はい、分かりました」
梅子
「それではホームルームはこれで終わりにする、委員長、号令を」
真与
「はいです、起立、礼」
一体鉄爺はなんで俺を呼んだのだろうか、俺は不思議に思いながら学長室に向かった。
彰人
「失礼します「はぁ!」って、スネーク、バイト!!」
急な攻撃に俺は一瞬で、鉄爺を吹き飛ばしてしまった。まあ吹き飛ばしても簡単に体制を立て直しているところをみるとさすがとしか、言い様がないが
鉄心
「うむ、すまぬな急に」
彰人
「呼び出したのは別に構わないけど、それよりもさっきの攻撃はなんだい?」
鉄心
「うむ、それについても説明しなければならないのう。のう彰人、最近随分と変だとは思わないかのう?」
彰人
「それは川神全体のことですね」
鉄心
「やはり、おぬしも気づいておったか」
彰人
「俺だけじゃないですけどね。結構周りにでもですね、最近治安が悪くなったとか。昔は親不孝どおりだけだったとかですけどね」
鉄心
「そうか、やはりのう。して、彰人お主はなにか知っておらんのか」
彰人
「さあ?けど、たぶん板垣家っていうチンピラが関わっているのは事実みたいだけどね。それ以上は、それにこっちから首を突っ込めばそれこそあいつらが危険になる、それだけは避けたい」
鉄心
「そうじゃな、いや、すまないのうこんな事で時間を使わせてしまって。本来ならばこういったことにも教師は頑張ればならないのにのう。しかし、ありがたい。彰人の言う通りじゃおぬしらは、おぬしららしくしておればよい」
彰人
「うん、だけど困った時はいってね……これでもさ」
そして学長室を出た俺。時間としてはすこしギリギリだったが、どうにか間に合ったのは言うまでもない。
時間は経過して昼の時間となった、今日は京と大和はいないので俺は一子とモロとクリスと一緒に食べていた
クリス
「なあ、犬にも一戦たのみたいが、いいか?」
一子
「え?彰人、いい?」
彰人
「ああ、今度でもいいぞ。だけど一子、あれは使用禁止だからな」
一子
「う~」
クリス
「今の私では、勝てないと?侮辱するのですか」
彰人
「違う違う、こいつ。殺しの技を覚えちまったんだよ、だから壁を越えているもの以外には使用しないって言うのが川神院での規則だ。ちなみに超えているって言うのは百代や俺とかあとは鉄爺ね、ルー師範代だって使用不可だ」
クリス
「そんな技を?」
一子
「て言っても、これは彰人の技を真似たものなんだけどね」
モロ
「それでも凄いと思うよ。『は~いエブリィバディ』あ、始まるみたいだよ」
放送がスタートしたようだ。
準
『と、言うわけで今日も始まりましたLOVE川神。司会は井上準と』
百代
『川神百代だ、それでハゲ。昨日言っていた重大発表ってなんだ?私も知らないぞ』
準
『まあまあ、落ち着いてください。それは放送の最後で、それにしても最近治安が悪いとかいわれていますよね』
百代
『知らないな、私はいつも彰人との事で忙しいのだ』
準
『まあ確かにモモ先輩には関係のない話ですよね』
百代
『ていっ!』
準
『がっ!』
百代
『それじゃあラジオ、始まるぞ』
その前に準が終わりそうだな。そしてラジオは始まった。