真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

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##第八十二話##

 

さて今日は土曜日だ。昨日キャップに言ったとおり、俺と百代は二人で旅行に行くことにした、ちなみになぜ今日と明日なのかというと、試験前だが勉強の疲れを取るために、まあ俺が詰めすぎたのが悪いのだが……と、言うことで俺らは今日から旅行だ。ちなみにここは今、川神駅。

 

百代

「しかし、今日は随分と晴れたな~彰人。まるで私たちのためのような日だな」

 

そういう現在俺の隣にいる、百代。最近ではこいつが隣でこうやって抱きついていないと心配になる俺なのだが、今日もちゃんと俺の腕に抱きついていた。

 

彰人

「そうだな。それにしてもお前は離れる気が無いな。今日は一層暑いのによ。ま、嫌いじゃないが」

 

百代

「これが、ツンデレ「離れるぞ」ごめんなさい~」

 

そしてさらに強く抱きしめる百代。そして俺が今待っているのは新幹線だ。ちなみにたった一泊なのでそんなに大荷物でもない。そして新幹線が来た

 

彰人

「それじゃあ、行くとしますか」

 

そして俺らは新幹線に乗り込んだ。席をみると二人席であった、そして前に座っている人に俺は見覚えがあった、それは

 

彰人

「レオさん?」

 

レオ

「ああ、彰人君か」

 

そう、あの箱根旅行で知り合った、俺と同じく四天王を彼女にしているレオさんだ。と、言うことは

 

乙女

「すまん、レオ。どうもこう言うのは苦手でな、ジュースは買えたぞ。それと、どうかした……の……御剣、それに川神……お前ら、なぜこんなところに?」

 

そして缶ジュースをもって来たのは鉄乙女、こと乙女さんだ。俺らの前に座っていると言うことは

 

百代

「まさか、私らの前って」

 

彰人

「ああ、そう言うことのようだぞ……百代」

 

そして俺らは席についた、そして普通にレオさん達は俺らの方に椅子の向きを変えて簡単に言うとまあ大学生の旅行のような感じになっていた。

 

レオ

「いや、だけど偶然だな~まさか彰人君と一緒にこうなることは」

 

彰人

「そうですね、レオさんとはよくメールをするようになりましたけど。最初は川神院の自宅電でしたけど……あ、あれ、どうしたんですかレオさん」

 

レオ

「いやぁ~、お前との電話とメールでちょっとした騒動があってな。危うく俺の今通っている大学が消し飛ぶところだった。」

 

乙女

「あ、あれはレオが悪いんだ!」

 

彰人

「なにかあったようで。それにしても大学生なのにいいんですか、こんな日に旅行なんて?と、いうよりもどこまで」

 

レオ

「あ、ああ俺らは軽井沢だけど、君達は」

 

百代

「やはり偶然というのはあるようだな、彰人」

 

乙女

「と、言うと」

 

百代

「私らも軽井沢なんですよ、乙女さん。本当に偶然ですね」

 

乙女

「ほほう、それは本当に偶然だな。それにしてもお前らはまだ高校生ではなかったか?それなのに旅行とは随分と金を持っているようだな」

 

彰人

「ああ、実は」

 

と、俺らが体育祭で勝ったことを説明し、そしてその景品の中の旅行券を今日この旅行に使っている事を説明している。そしてレオさんからの一言

 

レオ

「はぁ~、竜鳴館以外にもそんな学校があるとはな……ね、乙女さん」

 

乙女

「レオ、なにを言っている。川神学園の理事長はあの川神鉄心さんだぞ、それぐらい当たり前じゃないか。そしてそれに勝ちをもぎ取ったお前らもたいしたものだな」

 

百代

「く、く、く。どうですか、うちの“夫”は、凄いでしょう乙女さん」

 

そしてなぜか“夫”と言うところを強調して言う。

 

乙女

「く……ふむ、確かに凄いがうちの“夫”だって可愛いんだぞ!」

 

そしてはじまってしまった、彼氏の自慢話。俺とレオさんはお互いに苦笑いをしながら俺らは俺らで世間話をはじめた

 

レオ

「まあ、彼女は彼女同士で、俺らは俺らで話すとしようか彰人君」

 

彰人

「そうですね、レオさん。それで最近はどうなんですか?メールからでも順調のようですし、それにこんな旅行に出るぐらいなんですから」

 

レオ

「あ、それがな……」

 

なんとレオさんらしくなく歯切れの悪い感じだ、そして俺を手招きをして俺はそれに同意してそのまま耳を近づけると

 

レオ

「実は、俺と乙女さんって親戚同士なんだよ……」

 

彰人

「はぁ~それで?」

 

レオ

「それで、オヤジと義父さん達がこの前、酒の席でいつになったら子供は出来るんだ、とかなんとか」

 

彰人

「あはは、よくある感じですね。それでどうしたんですか?」

 

レオ

「そしたらこの旅行だったと、言うわけだ」

 

彰人

「……なるほど」

 

ようは、いつになったら子供が出来るのだろう……そうかならば二人の空間を作ってやればいい!と、そんな感じで親達が決めたのだろう。

 

彰人

「一つ、いいですか?」

 

レオ

「なんだい?」

 

彰人

「夜の営みの方も順調なんですよね?」

 

レオ

「君はストレートすぎるような気がするが、答えならイエスだ。」

 

彰人

「なら後は待つだけでしょう?まあ順調のようで何よりです。それでもまだ学生ですよね?」

 

レオ

「あ、そうなんだが乙女さんは俺の一個年上でな。だから今年度で卒業なんだよ、それで俺の籍は鉄ってことらしい」

 

彰人

「なんか俺と似ていますねそう考えると。俺も百代の一個下ですし。それに俺も婿養子のようです」

 

レオ

「そうだったのか、君と同い年だとばかり思っていたけど」

 

彰人

「まああいつはこうですから俺がしっかりしていないと」

 

百代

「だから、彰人のほうが」

 

乙女

「いや、レオのほうだ!」

 

そしてまだ続けていたこの二人。

 

彰人

「まずはこの二人を落ち着かせましょうか……」

 

レオ

「……そうだな」

 

そして二人で自分の彼女を落ち着かせること、それから十五分以上を費やした。まったくどちらとも引かないし周りからは暖かい目で見られるし、レオさんですら苦笑していたし。

 

百代

「彰人~」

 

乙女

「レオ~」

 

と、言うわけで

 

彰人

「どうにか、お互いの彼女を肩まで腕で抱くと言うことで落ち着きはみせましたね、レオさん」

 

レオ

「まさかこんなことで乙女さんがおとなしくなるとは。いやいや、彰人君には恐れ入るな。しかしどうしてこうするとおとなしくなると」

 

彰人

「俺の場合は百代を調きょ……ゴホン、まあこいつは俺がこう、なんていうか密着すると結構鎮火するんですよね、武の方のメーターが。と、いうよりも俺らの彼女って強いじゃないですか、だから守られるような感じで今のように抱かれるとどうもフリーズか、こう溶けるようですね」

 

レオ

「なるほど、確かに俺の場合は特に乙女さんに守られてバッカだからな」

 

彰人

「まあ、百代の場合はいつもこんなんですけどね」

 

レオ

「ははは。ノロケとは凄いな」

 

彰人

「そうですかね?それにしても乙女さんがこうなるとは」

 

レオ

「そんなに驚くことかい、意外にも乙女さんは名前の通り乙女だと俺は思うけどね」

 

乙女

「こ、こらレオ!変な事をいうな/////」

 

そして紅くなる乙女さん、俺が知っているあの刀のような感じは皆無である。まあ俺の隣で俺の腕を完全に枕のようにしているこの彼女もあの武神とは思えない。

 

彰人

「まあ、俺の場合は仕事で会うので。とくキリヤカンパニーのご令嬢のボディガードを」

 

レオ

「ああ、それは姫のことだね。って言っても依頼は護衛が中心だけど。と、言うことはやはり君も武術を?乙女さんに聞くと彰人君は化け物のように強いって聞いているけど」

 

百代

「そうだぞ!私の彼氏は強いし、そしてかっこいいし、そして優しいし、ちょっといじめるけど最近はそれもいい」

 

乙女

「まあ確かに私と川神が束になっても勝てるかどうかは分からないのは事実だしな。レオも彰人ぐらいとは言わないが、もう少し鍛錬してもいいだろう?」

 

レオ

「これでもこの前村田に勝ったでしょ乙女さん……」

 

乙女

「あれはかっこよかったぞ//////」

 

レオ

「あ、ありがとう//////」

 

そしてこのたまにみせる初々しさがすごく甘く、そして俺らを刺激する。特に百代、大体百代、てか全部百代

 

百代

「むぅ~、さすがは大学生達だ。すでに乙女さん達の結婚式が見えるぞ」

 

彰人

「いや、百代まて!まずは大学卒業だからね。そして俺らはまずは俺が高校卒業だからね!」

 

レオ

「あはは、君達だったすぐに結婚かな?」

 

彰人

「ええ、俺が卒業したらすぐにでも」

 

乙女

「レオ、これが正に男だ。お前がこの年の時は酷かったものな」

 

レオ

「う、それは言わないでくれよ乙女さん!」

 

彰人

「え、レオさんって今の感じでずっといたんじゃないんですか?」

 

乙女

「全然違うよな、レオ」

 

そんな感じでレオさんと乙女さんの出会いの話、そしてそれらを色々と聞いた。

 

百代

「はぁ~乙女さんがそんな青春を過ごしていたとは」

 

彰人

「俺的にはレオさんの熱血モードが気になる」

 

レオ

「まあ、昔だしな……それよりも俺らの話だけとは行かないよな?」

 

そして今度は俺らの話になった。と、言っても俺らの場合はいつ好きになったのかの正式な時が分からない

 

百代

「そうだな~私は彰人が私を倒した時から人目置く様になった気がするが、それからは……なんでだろうな?」

 

乙女

「そう思えばお前らは同じ川神院の育ちだったな。しかし百代がこうだが御剣はどうなのだ?」

 

彰人

「いや、俺の場合はたぶん家族だと思ったからじゃないかいかな。たぶん」

 

レオ・乙女

「「家族?」」

 

彰人

「まあ恥ずかしい話なのですが、家族を守ろうと昔は思っていたんだと思う。けどいつの間にか百代を守ろうと思っていた自分が居て、それで気にしだしたんだと思いますよ俺の場合は」

 

百代

「彰人~//////」

 

百代

「私は、その言葉だけでもう一度お前に告れそうだ!!」

 

乙女

「なるほど。しかし守るか……レオも私を守ってくれるか?」

 

レオ

「なに言っているんですか乙女さん、当たり前ですよ」

 

乙女

「そうか!!」

 

そんな感じで結局、バカップルが二組だっただけで何も変わらない新幹線の中だった。

 

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