「はぁ」
「どうした?」
セイバーことルーカンは桜並木を眺め良いなぁと眺めていたもんだから士道がため息とは青の感情が生まれてしまった。
「こんな事してて良いのか?聖杯には興味無いが狙われてるのは少々心配だ」
ルーカンはふっと笑い
「大丈夫だ。この私が付いていれば問題は無い。多分」
「多分かよ」
士道はとんだボディーガードを持ったぜとやれやれ顔をする。ルーカンの姿はネクタイと黒いスーツ。バイクに乗れば似合うの一言だが、生憎乗れない(試した)ため辞退した。この正装じみた服は代々受け継がれているらしいと元いた世界ではそんなもの無かったとルーカン自身は語る。一般人にはただのおじさんと士道としか見えないのだ。腐女子とやらを横に置いたら煩くなるだろう。
…偶然なのか里見はそこを歩いていた。士道との接触をはかろうとする。里見はクッと歯軋りし面倒くさそうに士道へ忠告を言い渡す。
「誰だ!」
ルーカンは武装を付けはじめ士道はストップ!と、目立つからと慌てて制御する。
「敵意が感じられたんならそれは間違いだ。俺は里見魔術側の者でね直々時計塔の先生に就くんだ。エルメロイ先生の推薦でね」
士道には理解が追いつかず。ハテナが浮かぶ。ルーカンは警戒していた。
「…ったく、ひでぇなこれからお前らに極秘入手した情報で忠告しようかと思ったのによ」
「忠告…?」
「今回もまた、キャスタークラスの脅威が感じられる。先に、やっとくべきだな」
「どのぐらい危険なんだ?」
士道は問う。食いつきぶりに里見は驚いた。
「ふっ、キャスターことジル。お前セイバーでも少し名前は聞いたことあると思うが」
「ジル…ジル?あっ…!」
執事ながらも少々アルトリアの話を聞いていたため困惑した表情を隠せない。
「な?見覚えあるだろ???」
「この街で猟奇的な事を…?」
「そうだ、また子供を晒い殺す。悪逆非道のキャスターを同盟で結び倒せば安泰して聖杯を巡る戦いができるって事だ」
里見はジュースを飲み干しゴミ箱へダストシュートした。ルーカンは歯軋りをする。士道も少し、許せない思いで1杯になっていた。
「一般人を殺すのか…身内間だけだと思ってたのに」
「身内間、ぷはっとおもしれえなお前」
里見は士道を見て笑う。
「これから起こりそうなのは祭りだ。気づいた頃には大惨事になるそれを防ぐためには聖杯に関与してるサーヴァントが必要だ」
「めんど…」
里見は笑う。
「まぁ、めんどいがこれから起こる事の方がめんどいと思うが?」
「…はぁ」
「あっ、士道またため息ですか」
ルーカンはやれやれと優しい目で見ていた。