あぁ……あの一線の光は……芸術……あぁ、どこかで見たことある……
キャスターことジルは怪物の核から一筋の光が見えた。開いたとこから日光が当たったかのような光。今から光合成をするかのような準備をするようにジルは目を閉じた。自分の終焉は自分が知っていると言わんばかりに。
「おぉ!……ジャンヌ……っ!」
「ライダー、アレ!」
ライダー達は少し離れたとこで怪物を見ていた。終焉の光も。ランサーことクーフーリンはセイバーことルーカンの宝具展開する前に退避し安全地帯の空中に行く。
ライダーは2人が宝具展開する前に少し離れると小野に言い魔力で走った。
走ってる最中で宝具を見たのだ。あんなに公開していいのかと思うぐらい呆気なく宝具が飛び出た。まぁ仕方ないかと緊急事態だからと小野は自分の意見を染み込ませる。
ジルは消滅し川は元に戻っていた。前まで怪物がそこにいたなんて嘘みたいに。
『狙撃班、準備を』
「はっ!」
裏でコソコソとキャスターこと怪物が消滅したと同時に何者か達が動き出した。動いたと思えば建設中の建物から光が見える。それを最初に捉えたのは意外にも意外バイクのおっちゃんである。目を丸くしこっちに向かってくると察していた。
「いや〜凄い光で旦那が消えちゃったよ……」
「仕留めたんじゃないの……かっ!危ないっ!」
虎徹がハテナを浮かべる前におっちゃんは虎徹を庇うように左右の手を広げ壁を作る。
「ちょっあんた……何を……?」
「ふぇ……避けようかと思ったが、それじゃあ流れでどこに行くか解らないからなぁ……」
汗を垂らし跪いた。おっちゃんは腹を抑えつつも虎徹を狙っていたと察し事を伝える。
「防弾チョッキを通販で買っといて助かったよ。あんた、狙われてるよ」
「……まさか、助けてくれたのか?」
拍子で虎徹は地に尻もち。
『被疑者、仕留め損ねました』
「……ちっ、また撃て」
『……しかし、一般人が邪魔で……しかも、この銃弾を止めたようで』
「はぁ?!その距離で止るぅぅぅ???アホなん???」
驚く様が耳に響いたのでスナイパーは耳を抑える。そう言うのは冷静に言えと思ったが無理もない。
『……いったぁ……はぁ、一体なにもんなんでしょう
まっまぁ、でも彼あの少年がクロなんて思ってもないでしょうね』
「そうだな、情報が世間に漏れてないからなアイツが犯人だと言うことは……しかし、あの距離で察知して止めるか?普通、馬鹿だろ」
独り言が聞こえたので左耳で音楽を最大に掛けた。まぁすぐに作戦が聞こえたため下げため息しつつも次の作戦へ移行する。
「おい、どこへ行くつもりだ」
「なぁに、俺の親切心さ……」
綺麗な笑顔を歯型を見せたおっちゃんは無傷の虎徹を乗せて2人乗りでバイクを発進。もう、川には一般人などいない。
キャスターことジル・ド・レェはこの世から消滅し虎徹は聖杯戦争の参加権利を失った。