ドッペルゲンガー
似たもの同士……では無く本人と本人がぶつかりあったらどうなるのか?その答えはただ1つ。消滅である。しかし、イレギュラーはある。この本人同士が英霊だった場合どうなるか消えるか消えないかは本人同士で決まる事になる。
「「俺が2人……?」」
キャスター討伐祝いが終わりランサーとマスター、清心は帰路途中。柳洞寺に後もうちょっとで着くと思った矢先事案は発生した。
今まで姿を現さなかったアーチャーが目の前に現れたのだ。
「よぉ、随分と俺似の英霊がいるものよ」
アーチャーは重そうな体を軽々と移動させる。ランサーとは異なった不気味な笑みを浮かべこれからの事を想像していた。
「お前、サーヴァント……」
「そうだ、人間。俺もサーヴァントだ。この際ややこしいから真名名乗っとくか?」
「そうだな、マスターも困惑しているようだし……だが、見た目的に真反対……」
ランサーが言い終える前にアーチャーは自慢の武器の槍でランサー目掛けて投げる。しかし、ランサーはアクロバットに避け槍がアーチャーに戻ってくるだけだった。
「反射能力いいね、クク。俺バーサーカーが良かったよ。もうちょっと強くなってたよなぁ……」
今回のバーサーカー枠を恨みながら話した。フードをとり構え直す。
「お前、マスターは?」
「は?言うわけねぇだろ?だが、ここの近くにはいないとだけ伝えておく」
クーフーリンはふっと笑い清心に離れとけと命令した。清心は従い上の道路から2人を眺める。
「俺の真名はクーフーリンオルタ」
「……驚いた、名前まで一緒たァ大したもんよ。こんな偶然……俺の真名はクーフーリンだ」
刹那、時が止まったかと思えば再度2人は口を開き
「「俺が2人……?」」
と、静かに同時に驚愕。
クーフーリンオルタは少し歯軋りし構える。クーフーリンは槍を回し構え直した。
「お前、そのムカデみたいな尻尾……ダサいな」
「……はっ、お前こそ耳についてるピアスみたいなもんダサいな。恥ずかしくてフード被ってるのかと思ったぜ?」
そして、また沈黙が蘇りーー
「「殺すっ!!!」」
なんとも呆れた理由(ホイッスル)で戦闘が始まった。
清心は大丈夫かよと片手で顔を隠す。
クーフーリンオルタはクーフーリンに向かって槍を再度投げつけるがクーフーリンは今度はその槍を手で掴む。攻撃パターンはお見通しだと言わんばかりの笑みでクーフーリンオルタの槍を戻した。クーフーリンオルタは舌打ちし受け取る。
「おいおい、アーチャーなのに弓はどぉしたぁ?」
「弓ならあるぞ……後ろになっ!」
クーフーリンオルタはニヤリとしクーフーリンは背後を見る。だが、間に合わずあの槍に似た形の矢の連撃を回避出来なかった。