暗殺教室─私の進む道─   作:0波音0

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UA141500ありがとうございます!
今回から数回インターミッションということで、閑話とも若干違う位置付けのお話が展開予定です。

今回もよろしくお願いします!



125話 インターミッション~訓練準備~

 

「いやー、いつ見てもかっこいいですね。みなさんお揃いの戦闘服って感じで!」

 

「でも彼等のそれは僕達のように戦闘としての機能性重視のものじゃなく、彼等自身の安全のために用意されたものだろう?どちらかというと一種の制服じゃないかな」

 

「あ、確かに。そう言われてみると私達警備隊の服装と似通ったものがありますね〜!ワジさんのとこの星杯騎士団もシスター服、神父服は基本統一でしたよね?」

 

「まあね。けっこう着崩してる奴らも多いけど」

 

「あー……ヴァルドさんもでしたっけ……」

 

「ヴァルドはサーベルバイパーの時からだけど筋肉見せときゃ強いって思ってるんじゃない?脳筋だから」

 

 最後のお客さんとなった渚くんのお母さんと浅野くんたちが帰って、今度こそお店を完全に終わらせた私たちE組は、事前の予定通り戦闘指南を受けるため、超体操着に着替えて校庭に集まることに。元々超体操着で活動してた直前まで食材集めのシフトだったクラスメイトや一部着替えの早い男の子はすぐに校庭に出て、外で待っているお兄ちゃんたちとおしゃべりしてたみたい。

 レンお姉ちゃんの服を着てた私や着替えが丁寧でゆっくりな人たちは、窓の外で先に交流する友だちを見て羨ましくなりつつ急いで着替えて合流すると……ノエルお姉ちゃんとワジお兄ちゃんが私たちの服装を見てなにやら話してるところだった。確かにみなさんからすると服装が揃ってるのって新鮮なのかも……私もこっちに来て変な感じしてたのに、今じゃこれが落ち着くくらい慣れちゃったから。

 

「エステルさん達遊撃士って、民間組織なんでしたっけ。で、ロイドさん達特務支援課は警察……どちらも組織ではあってもみなさんバラバラの服装ですよね」

 

「あ、それはちょっと思ってた。同じ組織に所属してる人もいるのにみんな服装が違うんだなーって」

 

「学校に通うと制服がなくても体操服が同じとかカバンとか靴とか、集団行動を意識するためにって揃えるものがあるもんね」

 

「何か制服を作らない理由とかあるんですか?」

 

「うーん、明確な答えはないんだけど……規律を守るためっていうのと、警備隊や騎士団は集団戦が基本で使用武器や戦法がほぼ固定されてるから、それに合わせて隊服が整備されてるんじゃないかな」

 

「ここにいるメンバーだけでも全く同じ武器を得物としてる人はほぼいないしね」

 

「それを踏まえても、あたし達は各自自分の戦闘スタイルに合わせて武器や服装を決めてるから、必然的に変わってくるのかも?それに制服がなくても……ほら、こうやって所属を示すためにバッジとかあるしね」

 

「これって籠手……でしたっけ?」

 

「そう!遊撃士は支える籠手がトレードマークよ!もしこっちに来ることがあったら覚えといてね、力になるわ!」

 

「なるほど、服装が違ってもそれで所属が分かると」

 

「なんか潜入捜査とかに向いてそう。バッジ隠せば顔バレさえしてなきゃ入れそうじゃん」

 

「あ、あはは……準遊撃士の時にやったわ〜……」

 

「あの時は代理人を装って動いたけど、エステルが先走ってしゃべったから最後まで聞き出す前にバレたんだよね」

 

「む、悪かったわね。どーせ嘘なんてつけませんよっ」

 

 なるほど、武器と戦闘スタイルの違い。ノエルお姉ちゃんは警備隊として集団戦術に長けてるから私たちE組に近いところがありそう。エステルお姉ちゃんの言う通り、遊撃士協会も、星杯騎士団も、特務支援課も、それぞれの所属を示すバッジと手帳があったな、そういえば。

 今回の戦闘指南は元々特務支援課のみなさんが講師になる予定だったのが、急遽ブライト家の3人も一緒に手伝ってくれるらしくて……いつの間にかゼムリア大陸から来たみなさんに対する質問会みたいになってる。結構実体験を元に話してくれるからおもしろいし、ヨシュアお兄ちゃんの補足で遊撃士がホントになんでもありな組織だってことを実感する。言い方は悪いけど公的組織じゃない戦える一般人が潜入捜査……すごい。

 

「ここにいるだけでも結構色んな武器の使い手がいそうなのに他にもいるの?」

 

「確か特務支援課の方達は、トンファー、導力銃、魔導杖、スタンハルバードとブレードライフル、グローブ、兵器全般、でしたっけ?」

 

「よく覚えてたな……;」

 

「いやー、こっちだと馴染みがないから余計に興味が出て、つい」

 

「エステルさん達の武器もみなさんとは違うってことですもんね?」

 

「ええ。私はアミーシャに貸してた通り大鎌、エステルは棍、ヨシュアは双剣ね」

 

「本トにバラバラだ!」

 

「剣とかよく聞くもの以外で珍しいものを武器にしてる人って、例えばどんな人がいるんですか?」

 

「珍しい武器でか……ボウガンとかかな?」

 

「あら、それ、ネギさんのことじゃない」

 

「「「ね、ネギ……?」」」

 

「ふふ、レンまさかケビンのことネギって呼んでるの?」

 

「うふふ、だってソックリでしょ?それにあの人ノリがいいから『煮てよし、焼いてよし、薬味なんかにもオススメです〜……んなわけあるかい!』って1人でツッコミ入れてたわ」

 

「……僕も次にあった時呼んであげようかな」

 

「やめたげてー……」

 

「なんていうか……大阪のノリというか芸人気質な人なんですね」

 

「ケビン……ボウガン遣いの星杯騎士団関係者……まさかそれ、《外法狩り》のことを言ってるの?」

 

「へぇ、イリーナさんケビンのこと知ってるんだ」

 

「まぁね。グラハム卿はどうしようも無い《外法》の処理専門みたいな立場だったじゃない。裏の世界じゃ姿は分からなかったけど、存在だけは私達の間にも流れてたわ……もう改名したんだっけ」

 

「そ、いろいろ心境の変化があったみたいだよ」

 

「……脱線してきたし、話を戻そうか。さっきの演目でシュリさんと一緒にメインを踊ってた女の人がいたのを覚えているかい?僕とエステルの先輩なんだけど、あの人は鞭使いだね」

 

「ちなみにそのシェラ姉は《銀閃》って二つ名が付くくらい強いんだけど……戦い方はまさに女王様って感じ。高笑いしながら文字通り敵を蹂躙してくから」

 

「《銀閃》……もしや《銀閃》のシェラザードか?確かエステルさん達と同じリベール王国所属正遊撃士A級の」

 

「そうそう!でも最近結婚したから協会に籍は残してるけど引退しちゃったのよね」

 

「多分カラスマさんも知ってますよ。姓が『アルノール』になったといえば伝わりますか?」

 

「ッ『アルノール』だと!?その姓はエレボニア帝国の皇族……しかも最近の婚姻ということはオリヴァルト皇子か!」

 

「そうです。一応補足しますけど、あの人が皇子って身分を伏せてリベール王国に来てた時からの付き合いなんで、僕達が帝国と付き合いが深いとかじゃないので安心してください」

 

「あ、ああ……君達の『ブライト』姓でも驚いたというのに、まさか帝国までだとは思わなかった」

 

「あら、やっぱりカシウスおじさんの名は伊達じゃないわね」

 

「父さんが聞いたら『まだパパって呼んでくれない』って泣いちゃうよ、レン」

 

「あんな不良中年はどーでもいいのよ……それよりオリビエがその名前で諸外国に認知されてるのを改めて聞くと信じらんないのよね。あのスチャラカ演奏家が皇子とか。ちゃんとしてるとこを見れば皇子様だって納得できるんだけど」

 

「まぁまぁ;」

 

 ……みんな、一つ聞くと十以上になって返ってくるからおもしろい。それに王族と交流があるっていうのも……話しぶりからしてかなり気安い関係みたいだし、何をしたらそんな繋がりができるんだろう。戦闘指南に入る前、正直E組のみんなはいつもと違うってこともあってどこか力んでるというか、緊張してる様子があったんだけど……みなさんにそのつもりがあるのかは分かんないけど、結構アイスブレイク的な時間になってるんじゃないかな。早めに交流できる機会を持ってくれたおかげで、安心して向き合えてる気がする。

 あ、今まで放置されてたんだけど殺せんせーは校舎で待機ということになってる。……暗殺対象が自分を殺すための訓練の場に直接いないのは当たり前なんだけど、ね、まあ、……ものすごく、ごねてくれた。

 

〝せんせーを仲間はずれにしないでください!!せんせーだってゼムリア大陸のみなさんの戦うところ見たいです!!!〟

 

〝〝〝ダメに決まってんだろ暗殺対象!!!!〟〟〟

 

 これから殺せんせー対策に色々教えてもらうのに、それを見られたら意味ないんだよ……最終的に、どこかに行ったフリして残像で見るとか言い出して、それされるくらいならズーム目禁止の代わりに校舎の窓から見るだけ、ということに。あと、訓練の最後に少しだけ殺せんせーと戦いたいって言った何人かとバトルすることでも決着がついた。代替案を出したお兄ちゃんたちもお兄ちゃんたちだけど、それでいいの……?

 

「……さて。おしゃべりもこの辺りにしておこう。これから時間はあるとはいえ話してるだけじゃもったいないしね」

 

「そうだな。じゃあ改めて今回の訓練方法の説明をするよ。今回カラスマさんとアミーシャ経由で早くから連携を取れてたおかげで、君達の名前や得意分野を知ることができた。最初は君達自身が気になる、もしくは高めたい分野のメンバーの所へ自由に行くという形をとろうと思ってたんだけど……エステル達の協力が得られたこともあるし、少し傾向を変えようと思う。エステル、」

 

「まかせて!これからみんなに、あたし達それぞれが教えられる分野について簡単に説明するわ!それを聞いて気になるところに自由に行き来してくれて構わないんだけど……各メンバー数人ずつ、育ててみたい子がいるのよね」

 

「「「へ?」」」

 

「……あ!呼ばれなかったのが悪いとかじゃないの。あたし達それぞれの分野に近い子を指名するだけだから、違う分野を伸ばしたいとか違う人のが気になるって子はそっちに行って全然構わないわ!指名した相手の指導だと今後に役立てやすいかもってだけだから、参考にしてくれればいいと思う」

 

「ま、だから声はかけるけど来なくても構わないよ。今日できなくてもあと一週間くらいはこっちにいるし、呼び出してくれればいつでも指導するからさ」

 

「「「…………」」」

 

 ……そっか、当日になる前から私経由でも詳しくE組のことを知りたがってたのはこうやってグループ分けするのに役立てるため、だったんだ。確かに家でもみなさんそれぞれが気になる子とか育ててみたい子の話はしてたけど、まさかこのためだったとは。

 私が聞いたのはみなさんが来日して日が浅い時だから、きっとその時と興味は変わってる。どこからも呼ばれない人もいるんじゃ……という空気が若干流れたけど、あの人たち、とにかく専門がバラバラに突出してるから、()()()()()が絶対にそれぞれにピッタリの相手がいると思うんだ。だから全員確実にどこかでは呼んでくれると思う。

 

「じゃ、まずは俺から。俺の武器はトンファーだから俺は中衛、もしくは武器を介した前衛型……なんだけど、得物は違ってもエステルが同じような戦い方をするから、戦闘法の指導は彼女に任せようと思う。代わりに捜査官としての知識や兵法なんかを教えようかなって。だから俺は……ユウマ君、コウタロウ君を指導してみたい。あと欲を言えばカルマ君とメグさんも来て欲しいなって」

 

「なるほど参謀、司令塔組か……」

 

「本職の人に指導してもらえるのは中々ない経験だね」

 

「俺、元々ロイドさんから話を聞きたいと思ってたので行きます!」

 

「マッチング成立してた!」

 

「カップル成立みたいに言うなよお前;」

 

 軽くトンファーを振りぬいて動きを見せてくれたロイドお兄ちゃんだったけど、話からして戦闘指導というより作戦立案や集団戦法での人の配置の仕方などを教えてくれようとしてるみたい。見事に呼ばれたのがE組の中でも作戦参謀、指示役、統率役に位置する人選だった。

 1人目でいきなり呼ばれると思ってなかったらしい竹林くんやメグちゃんをおいて、磯貝くんは元々興味があったみたいで指名をもらえて逆に嬉しそうにしてる。カルマは、……品定めするように見てるなぁ……

 

「あたしは前にも言った気がするけど勉強より動く方が好きなの。それに棒術だから相手のことを傷つけずに守りつつ決定打を与える戦い方が得意よ!だからロイド君の言う通り、防御と攻撃を両立してるって系統が似てるのよね……兵法とかそういうのはロイド君に任せるし、あたしは守る戦い方を教えようと思う。で、いきなり被るんだけど……メグちゃん、興味ないかな?」

 

「わ、私ですか!?」

 

「うん!周りを気遣いながらそれでいて前に出て戦える度胸と責任感、なにより何かを守ることで強くなるタイプだと思うし、決定打を狙う戦い方は向いてそうだなって。あ、剣術とかもかじってるしナイフ術も教えられるから安心して!」

 

「なら……ぜひ、お願いします!」

 

「ヨロシクね!本音を言えばもう何人か呼びたいんだけど……今回私から呼ぶのはメグちゃんだけにするわ」

 

 2人目で前に出たのはエステルお姉ちゃん。公言してる通り座学より動くのが好きなお姉ちゃんは、他の女性メンバーにしては珍しくしっかり前に出る前衛アタッカーだ。しかも得物としてるのが棍を使った棒術だから、防御も同時にできつつ威力も女の人ながらかなりある……E組の中でも特にアタッカーとして前に出られるメグちゃんはピッタリだと私も思う。

 1人だけを指名したのも、たくさん周りを見て指導が適当にならないように数を絞った結果なんだろうな。お姉ちゃんは1つのことに集中するのが得意なタイプだから……きっと可能なら他にも見てみたい子はいたと思う。例えばひなたちゃんとか、イトナくんとか……動ける人の相手、好きそうだもん。

 

「んー、じゃあ次は俺だな。俺の主要武器は2種類あるが、今回はスタンハルバードのみで指導するつもりだ。俺が教えられるのは壁役、前衛、集団戦における戦略って所か……俺は説明するより実践で叩き込む。……リョウマ、タイセイ、タクヤ!お前らE組の中でも壁役特攻役だろ?俺んとこ来い!」

 

「おう、ここで呼ばれんのか」

 

「確かに俺ら棒倒しでも死神ん時も特攻して壁役やってるもんなぁ……もうちょいいい方法ねーか聞いとこうぜ」

 

「座学でもなく体を動かすのも性に合ってるしな!」

 

「ランディはこれでも士官学校の教官をしてた経験もある。学べるものがあるのは保証するぞ」

 

「これでもってなんだよ!俺は真面目だぜ?なぁ?」

 

「いや……今日まで隙を見ては真尾経由で俺達にエロ本を流そうとしてた大人が真面目とか言わないでくださいよ……」

 

「そんなことしてたのかお前……」

 

「硬いこと言うなよリーダー。ちゃんとアミ姫にゃ『中身は見るな』って言った上で送ってるからな!」

 

「確かにそう言われればアミーシャは絶対に開かないだろうけど……って違うだろ!」

 

 ランディお兄ちゃんはE組の中でも一歩前に出て特攻役を担いがちな3人を呼んだ。戦場を経験している元猟兵団の後継者だった経歴もあるかなりの実力者だからこそ、コソコソと機会を狙う暗殺よりも、正面からの壁役や拮抗を崩す一手を学ぶのに丁度よさそう。

 それにしても、この2年近くの間に教官になってたなんて……クロスベルに士官学校はなかったはずだから、帝国、かな。今でもロイドお兄ちゃんと仲良さそうに言い合いしてるくらい、特務支援課のみなさんが大好きなランディお兄ちゃんが自分から籍を抜くとは思えないし、……何か、行かざるを得ない事情があったんだろう。

 

「ふふ、次は僕かな。僕の武器はグローブだから格闘技と思ってもらっていいよ。あとけっこう蹴り技も使うし……簡単な投擲にカードを使うこともある。んーそうだな……カルマ、ヒロト、ヒナタ、トモヒトあたりを鍛えたいね。近接戦を想定するならジャスティスとかリョウマ達も気になるけど」

 

「お、やった!なぁなぁワジさん、何か頑張ったらご褒美とかねーの?」

 

「それなー!元から真面目にやるつもりだけど、どーせなら目標も欲しい!」

 

「ちょっと杉野も前原も!」

 

「うーんご褒美ね……ちなみに何が欲しいんだい?」

 

「欲しいってゆーか……そろそろワジさんが女性なのか男性なのか教えてくんない?」

 

「た、確かに気にはなる……」

 

「ふふ、僕に防御されず1発でも攻撃を当てられたら教えてあげようかな。なんなら僕以外の特務支援課のことでも答えてあげる……ロイドがどれだけの女性男性敵味方関係なくたらしこんできたかって話とか♡」

 

「ってなんでそこで俺に飛び火するんだ!?」

 

「絶対彼等も気になってるって。特にカルマなんて最初から君のこと敵視してるんだから」

 

「……うん、よし。真面目にやろ」

 

「よっしゃ、2つとも聞き出す!」

 

「俺を巻き込まないでくれよ;」

 

 勝手にご褒美を付け足してカルマがすごくやる気になってる……言い出しっぺなのは杉野くんと陽斗くんのはずなのに。ワジお兄ちゃん、あの条件も1発すらまともにヒットさせるつもりはないから言い出したんだろうな……普通にめちゃくちゃ強いし、その……愉快犯なところあるから。

 最初こそ申し訳なさそうにしてたひなたちゃんだったけど、一緒に呼ばれた3人がやる気になってることもあって仕方ないなって顔で屈伸してる。あの感じだと他の人のところに行かず、ひなたちゃんもワジお兄ちゃんのところを選ぶんだろう。

 

「僕は双剣を得物としてるから本来は前衛だけど、それ以外にスピードと隠密に関しては()()()()()()()()()1番特化してると思う。隠形術含めて指導したいから……タイガ君、ナギサ君、コウキ君、ジャスティス君、キララさんを呼ぼうかな。ユヅキさん、ソウスケ君、カエデさんとかも、興味があればどうだい?」

 

「……へぇ……私も指名されるなんてね」

 

「隠形術……それってナンバみたいに音を消すって解釈であってます?」

 

「暗殺者としては才能かもしれないけど、そういうのに向いてる=地味っていわれてるみたいで……」

 

「でも別にヨシュアさんって地味じゃないどころか磯貝並にイケメンですよね?目立ちそうなのに」

 

「モテますよね!?」

 

「あー、はは、そう思ってもらえるのは、なんていうか光栄だね……だけどモテても興味はないかな。僕にはもう一緒に歩くって決めた大事な人がいるし」

 

「……~~~っよーしゅーあー……っっ!!」

 

「あ。」

 

「そういえばこの人、エステルさんと恋人同士でしたっけ……」

 

 あ、ちょっと離れたところで聞いてたんだろうエステルお姉ちゃんが真っ赤になって睨んでる……ヨシュアお兄ちゃん、サラッと言ってるけど……無意識だったのかな。

 

「うわぁ……ウチの名物カップル並みのバカップルだった……当たり前のように恋人大好きじゃないですか」

 

「え、呼んだ?」

 

「わ、え?……え?」

 

「呼んでない!てか片方話に着いてけてねーし!」

 

「……しかも両方男側が溺愛してんだな……」

 

「……んんっ、と、とりあえず……今呼んだ君達は自然体でその場で紛れることに適してると思うんだ。言い方はあれだけどエステルとかランディさんとか、君達でいえばヒロト君やリョウマ君はその場にいるだけで体格や雰囲気で目立つだろう?君達の場合、工夫次第で周りの空気に自分を隠せるようになれるかなって」

 

「「「あー……」」」

 

「……目立つで納得されんのもなんか癪だな、おい」

 

「はっはっは!まぁその分前に出る役割では追随を許さねぇからいいじゃねぇか!」

 

「まぁね、だから別の適性を君達に見出してるわけだし!」

 

「……このポジティブ加減も隠れるのに適してねーんだろうな」

 

「どーいう意味よっ!」

 

「そういうとこですよ!!」

 

「一般人と比べたらみんなも十分紛れるのが上手いけどね。それに……もっと分かりやすく言うなら、アミーシャもかなり気配を消すのが上手いだろう?彼女は僕と違って気功術を使って完全に消せるから別格だけど、君達は君達のまま、同じようなことができるとしたら……やってみたくないかい?」

 

 隠形術……文字通り人から隠れ逃げるための動きだから、標的にバレないような動きを身につけたい私達からしたらありがたい内容だ。エステルお姉ちゃんは一部の人から《太陽の娘》って呼ばれるくらいみんなを照らして一緒に連れてくくらい目立つ人だから、ヨシュアお兄ちゃんの言いたい事はすごくわかる。ただ、ヨシュアお兄ちゃんって基本常識人なんだけど、たまーにエステルお姉ちゃんが関わってくるとサラッと褒めたり、こう……エステルお姉ちゃんのことが大好きなんだなー……っていうのが言動に出るから……うん。

 なんか急に反応してニマニマ嬉しそう……楽しそう?に、私を引き寄せてきたカルマと、明らかに誤魔化したなって分かるヨシュアお兄ちゃんの反応は置いておいて。見立て通りなら呼ばれた面々は偵察、諜報的な面で役立てる才能があるってこと……戦闘面じゃないけど、挑戦して損は無いと思う。

 

「はいはい、進まなくなるから話を切るわよ。私は競技射撃が趣味で得物はそれを改造した導力銃だから、専門は遠距離……特に銃手の子に指導できると思うわ。あとは交渉術かしら。銃の扱いについてはノエルさんと一緒に教えようと思ってるから、私個人としてはトウカちゃん、ヒナノちゃん、リオちゃんを呼ばせてもらうわね」

 

「ん?交渉術で倉橋ちゃんと矢田ちゃんを呼ぶのは分かるけど、なんであたし?」

 

「リオちゃんもイリーナさんの講義を受けてるっていうのもあるけど……あなたのコミュニケーション能力はかなり高いと思って。多分オールマイティになんでもできそうだし、誰のところでも満遍なく才能を伸ばせそうだけど……どうかしら?」

 

「まあね!コミュ力高くなきゃギャルなんてやってらんないし!」

 

「あと、実は真面目だったりするでしょ?」

 

「!」

 

「みんなの輪を乱さないようにってすごく気を遣ってる。空気を壊さないようにいつも通りで、それでいて明るくいようって……違う?」

 

「……なんのことかなー?でもせっかくご指名貰えたし、色々盗ませてもらおうかなぁ!」

 

 エリィお姉ちゃん、銃じゃなくて交渉術を担当するんだ……今回のメンバーで銃手はエリィお姉ちゃんとノエルお姉ちゃんの2人で、E組には別格の狙撃手が2人いる。……絶対銃の指導者は必要だとは思ってたけど、私たちのモデルガンと同じような道具を使ってるのはエリィお姉ちゃんの方だから、担当するとばかり思ってたのに。でも言い方からして2人体制でやるのかな。

 元から交渉術を身に付けつつある3人だからこそ、知らない相手の懐に入る術だけじゃなく、自分に有利に働くよう動く方法も身につけたら強いと思う。お姉ちゃんは警察とはいえ政治家志望で、既に理不尽の中で揉まれた経験があるだろうし、得られるものがたくさんありそうだ。

 

「私の武器はサブマシンガンで、他にもグレネードランチャーや電磁ネット、スタンハルバード、ロケットランチャー……爆弾含め、兵器でしたら一通り使えますので基本武器関係や集団戦法での立ち回りは私が担当します!リュウノスケさん、リンカさん。あと、ユヅキさんとユキコさん、コウタロウさんも呼びたいところですね!」

 

「了解」

 

「よろしくお願いします」

 

「仕事人はっやいわね!?というか私がここでも呼ばれると思わなかった……竹林君が爆薬を使えるから呼ばれるのは想像してたけど」

 

「私も……正直そこまで体力とか機動力はないと思ってたし……」

 

「ユヅキさんは今日までの訓練を見てる限り、速射ができるんですよね。正確に的に当てるのも大切ですけど、相手より先に撃つことによるプレッシャーを向けられるのって強いですから!せっかくなので実技の方を育ててみたいなと!」

 

「漫画みたいな早撃ちがやってみたくて練習したんですよ!夏休み後くらいからだいぶ狙いも定められるようになってきたと思ってて!」

 

「わ、やりたいって気持ちから入るのってすごく大事ですよ!あと……アミーシャちゃんから推理力があると聞いてますし情報分析力が高そうなので、個人的にはティオちゃんかレンちゃんをオススメしようかと考えてたんですが……多分、そっちだと着いてけなくなるんじゃないかなって懸念がありまして」

 

「あー……あっちに行ったら絶対専門用語だらけになるな……」

 

「……ノエルさん、よろしくお願いします!」

 

「気持ちは分かります……で、ユキコさんはご自分で弱点を把握されてるようですが、遠距離武器の扱いとフィールドの使い方が上手いですよね?一手先を読んでいるというか……」

 

「あ、はい。その……私らしく身につけられるものって思って最近オンライン戦争ゲームをやりはじめて」

 

「なるほど、それで場を見て相手の進路や行動パターンを掴むのが上手いんですね!ふむ、その辺も含めて一緒にやりましょうか!」

 

「……はい!」

 

 ほぼここで呼ばれるって確信してたんだろう凛香ちゃんと千葉くんが速攻返事してて……もの静かな仕事人気質の2人も相当楽しみにしてたんだろうなっていうのが伺える。優月ちゃんと有希子ちゃんが若干困惑してるけど、『好き』で『気になって』『やってみたくて』『自分から』身に付けていく学び方、それでいいと思う。漫画の動きを真似てみたい気持ちから入った優月ちゃんも、戦争ゲームで思考の幅を伸ばそうとしてる有希子ちゃんも、それぞれの方法だ。

 心配されてる通り、思考力を伸ばすならレンお姉ちゃんとティオお姉ちゃんの所がいいと思うけど、……ついてこれると判断したらどんどん難しくしてくに決まってるもん。専門的すぎる会話になるのが目に見えてるから、私もオススメしない。

 

「はぁ、学生相手ですからちゃんと手加減しますよ。私の武器は魔導杖(オーバルスタッフ)……アミーシャのアーツを見た事があると思いますが、あれを無詠唱で放つものと思っていただければ。……私は情報解析が出来ますので、何か自分の身体能力などを知りたい方がいればお役に立てるかと。あとは機械系、情報処理とかでしょうか。なので……リツさん、イトナさん、……機械的な面ではタイセイさんとも話してみたいです」

 

「ああ」

 

『よろしくお願いします!』

 

「以前レンさんと既に進めていると聞いてますから、私は別方向から指導しようかと。……ああそれと。訓練に関係ないので省きましたが、バイクであればノエルさんとロイドさんが乗れますから、後で話してみては?」

 

「マジか!!ありがとうございます!」

 

 そういえば、レンお姉ちゃんとイトナくん、律ちゃんは既に盛り上がってたね……既にハッキングとAI制御の段階に入っていたような。本来なら説明とか座学から入りそうなものだけど……この2人に関してはもう専門的な実用から手を動かしてるし、せっかく話せる相手だからどんどん進めちゃっていいんじゃないかな。

 吉田くんは工学系の面で声をかけてもらってるけど、ティオお姉ちゃんが思い出したように告げたバイク談義に目を輝かせている……そうなんだ、2人とも乗れるんだ、バイク。

 

「私はご存知の通り大鎌が得物、一気に薙ぎ払う戦い方だからあなた達の戦法とはだいぶ違うかもしれない。でも知識でいえば毒物関係、罠とかその他論文の解釈までいろいろ教えられるわ。だから……マナミ、スミレ、ソウスケ、……カエデも指導してみたいわね。罠に関してはコウキ、タイガ辺りもどうかと思うけど」

 

「へぇ、意外。話が合うしリツちゃんとイトナ君を指名すると思ってたわ」

 

「だっていつでも語れるもの、どうせならここでしか話せない子とやってみたいわ。結社にいた頃、みんなから罠や薬、偽装工作まで色んなことを教えてもらったし、だいたい対応できるからなんでも聞いてちょうだい。特に……化学関係ならマナミの力になれると思うし」

 

「なるほどねぇ」

 

「すげぇ……」

 

「罠とか薬の調合関連でサポートできないかって最近話してたもんね」

 

「はい!レンさんに呼んでもらえてよかったかもしれません!」

 

「で、でもレンさんって私達とほぼ同い年でしたよね?奥田さんって科学分野ではE組1どころか誰も着いてけないくらいですよ……?大丈夫なんですか?」

 

「あら、心配ないわよ?そう簡単にあなた達の知識に負けるつもりはないわ。だってレンは博士号を3つ……定期的に化学、数学、情報理論の論文を発表してるもの。ま、さすがに目立ちたくないから代理人を立ててるけど」

 

「「「はい!?」」」

 

「クスクス、話してなかったかしら?」

 

「い、イトナと律と一緒に次元の違う会話してるとは思ってたけど……納得だ……」

 

「エステルさんから『レンは天才』ってよく聞いてましたけど……マジで完璧じゃないですか」

 

 レンお姉ちゃん、あそこでは言ってないけど導力魔法でも無属性1ラインだからピカイチなんだよね……無理やり隙があるって定義するなら、ちょっと打たれ弱いから壁役とか前衛特攻に向いてないってくらい。頭の良さでいえばE組トップのカルマを優に超えるだろうし、殺せんせーとも渡り合えるだろうし……それくらい、すごい人。

 戦闘技能以外でちょっとした一芸のあるクラスメイトがアドバイスを貰うのに適した人だから、サポートメインで動く人にピッタリだと思う。愛美ちゃんは、対等に話せる相手だろうからここで楽しんでくれたらいいな。

 

「……よし、何人か被ったけど、全員誰かの希望で呼ばれているはずだ。君達は今のを参考に分かれてみてほしい。最初にワジも言ってたけど、俺達は今日以降も1週間程度ならこっちに滞在してるから、いつでも追加で指導できる。だからそこまで考えすぎないで自由に選んでくれ」

 

「と、言われても……」

 

「やっぱり、呼んでもらえたところに行きたいよな!」

 

「いいなぁ、2人から声かかってる人。選び放題じゃん」

 

「逆にどっちに行くか悩ましいよ……」

 

「でも呼ばれてなくても好きなところ見に行っていいんだよね?」

 

「選択式の訓練っていうのも新鮮だよね〜っ」

 

 ロイドお兄ちゃんの声掛けに合わせてみんながバラバラと移動し始める。みんな、自分の適性を見て呼んでくれたみなさんのところに行くらしくて、楽しそうに話しながら、または2箇所から声がかかって悩みながら歩いていく。

 ……みんな、せっかくだから何か得るものがあるといいな、なんて。立ち止まってみんなを見送ってから私も行こうか、と思っていたら。

 

 

 

「……ねぇ、この子は?呼ばれてなくない?」

 

 

 

 ……隠れて、行こうと思ってたんだけどな。

 

 

 

「あ、確かに。アミサちゃんは?」

 

「真尾ならワジさんとかレンさんの辺りで呼ばれると思ってたのによー」

 

「あんまりにもサラッと『全員呼んだ』っていうから納得しちゃうところだったわ」

 

「まさかマジで呼ぶ気ない、なんてこと……」

 

「ああ、アミーシャは……」

 

「……あのさ」

 

 カルマの一言をきっかけに口々にみなさんへ聞いてくれるクラスメイト。気づかれてしまっては当然の疑問でしかない。彼等へ答えようとロイドお兄ちゃんが口を開いてたんだけど、話し始める前に隣から不機嫌そうな声の彼が、ぐい、と私を引き寄せた。

 

「あんたらからしたら元々そっちでの戦闘経験で自分のスタイルがあるからって呼ばなかったのかもしれない。でも、ここではアミーシャだってE組の暗殺者なんだけど?勝手に区別すんなら俺が連れてくよ」

 

「カルマ君……」

 

「……、だいじょぶ、だよ」

 

 私の肩を引き寄せて、仲間はずれなんじゃないかってお兄ちゃんたちに怒ってくれてるカルマ。E組のみんなもこのやり取りをちょっと怪訝そうに見てて……

 これは、みなさんは悪くない。先に言っておかなかった私が悪い。……でも、こう、気にかけてもらえるのは、あっちのメンバー扱いじゃなく、ちゃんと私もE組の一員だって想ってくれてる感じがして、……嬉しい。

 

「気にしてくれて、ありがと。……でも、私は、最初から相手が決まってるの。みなさん、それを知ってるから呼ばなかっただけ」

 

「……それって、」

 

「──────用意は、できた?」

 

「「「!」」」

 

 みんながいきなり現れた気配に驚くように振り返った先には……校舎の方から歩いてくる、さっきまで着ていた私服じゃなく、紫色を基調としたチャイナドレスより左右のスリットが大きい東方系の衣装に身を包んだ、リーシャお姉ちゃん。みんなが知らないお姉ちゃんのメイン武器は今持ってないけど、服装自体は私からしたら見慣れた戦闘服だ。

 

「……ぁ……、」

 

 その姿を見た瞬間、隣の彼から動揺するような声が聞こえて、私を引き寄せたままだった力が強くなった。

 

「みなさんありがとうございます、妹のことを気にしてくださって……少しキーアちゃんとコロセンセーさんとお話してたら遅くなっちゃいました」

 

「まだ始まっていないから気にしないでくれ。つまり、真尾さんは貴女が?」

 

「はい、アミーシャの訓練は私が受け持ちます。ただ……申し訳ありませんが、他の方達と違って私と妹の訓練は他の生徒さん達の参加は不可とさせてください。場所も山の中を使わせてもらうつもりです」

 

「それは構わないが……君達、聞いての通りだ。戦闘指南はリーシャさんとキーアさん以外の彼等から受けるように」

 

「なるほどね、リーシャさんと訓練する予定がもうあったんだ」

 

「みなさん分かってたんだね」

 

「よかった〜!」

 

「誤解させるようなことになってごめんな」

 

「俺達も疑ってしまってすみません」

 

「そんだけアミ姫のことを考えてくれてんだろ?ありがとな!」

 

「……………………」

 

 みんながホッとしたように固かった空気がやわらいだのに、隣の彼だけ固いまま。それどころか、若干青ざめている、ような……

 

「……?カルマ……どうしたの?なにかあった……?」

 

「ぁッ、……いや……」

 

 私が声をかけてビクリと体を揺らしてこっちを見て……痛いくらいに力を込めてたのに気づいてなかったんだろう、そっと力を抜いてくれた。……まだ動揺が見えるというか、何かを警戒してるというか……明らかに様子が変だと思うんだけど、どうしたんだろう。

 その間に他のみんながそれぞれ指示したい人の所へ移動し始めて、私を捕まえたまま何か迷うように黙っていたカルマがやっと口を開いた。

 

「……アミーシャは、リーシャさんと同じような服、着ることってあるの?」

 

「え、う、うん……、向こうだとお姉ちゃんと同じようなデザインの服を着てるけど……」

 

「……、……ねぇ、──────」

 

「?」

 

「……約束して。……いってらっしゃい」

 

「う、うん……?いってきます」

 

 よく、分からない。詳しくも教えてくれない。……だけど彼にとっては大事なことなんだろう。ちょっと眉を下げて不安そうに、静かに送り出され……私はお姉ちゃんの元へ走り出した。

 





「というかリーシャさん、なんちゅー格好してるんですか」

「けしからん……」

「はわわわわ……」

「あのプロポーションを、惜しみなく晒すスタイルはすごいけど、……み、見えそう」

「うーん、一応戦闘装束なだけなんですが……」

「はは……ワジくらいだよな、リーシャの服装に面と向かってツッコミ入れたのって」

「え、その後ダクトを通る時に」

「だーッッ!掘り起こさないでくれ!」

「動きやすいんですけどね……アミーシャも似たような理由で向こうでは同じものを着てますし」

「!?」

「マジですか。いや、似合いそうですけども」

「リーシャさんのこと大好きですもんね、形からでも真似したいっていうのもありそう」

「ですね」

「ふふ……あ、来たみたい。私は山の中を訓練場所で使わせてもらうので行きますね」

「ああ、終わる頃に連絡する」





「…………ねぇ、ワジさん」

「どうかした?」

「……あとで、ちょっと相談乗ってくれない?」

「かまわないけど……大丈夫?顔色悪いけどやれるかい?」

「……うん。切り替えるから」





「……」

〝その格好で、殺せんせーに近付かないで〟

「……、なんでだろ?」



++++++++++++++++++++



 ちょっと服装と武器について詰めてみたら1話できちゃいました。訓練云々まで行かなかった……これを書きすぎといいます(楽しかった)。学園祭の前からE組と来日組が早めに交流をもてたからこそ、第一部と違ってE組の実態を知る時間があったことになるので、訓練も自由参加から指名制に。名簿の時間や殺す派殺さない派の動きを見て、独断と偏見でふり分けてみました。正直どこにでも属せる(入れたい)生徒もいればここだろ!な生徒もいて人数もバラバラですが……結構納得できるのでは、なんて思ってます。
 というより、こう、軌跡メンバーの戦闘スタイルを書き出してみたら全員バラバラだったのでE組のバラバラ感といい感じになったなと……空の軌跡と零、碧の軌跡は違うゲームタイトル&主要メンバーなのに、案外似てなかった。だから別タイトルでオールスターズとかできるんですよね。

 最後のやりとりで若干暗くなりましたが、次回は訓練です。全部は書くつもりないのでピックアップして書くつもりですが、まだまだ書きたいことはいっぱいあります。まだ回収してないこととか、起きてないこともありますからね!

 では、今回も読了ありがとうございました!
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