ウルトラ怪獣擬人化計画 怪獣王   作:超高校級の切望

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再会?宇宙超魔獣!?

 ゴジラが腹をトントン叩いてシン・ゴジラを寝かしつけると、背中に張り付いたミニラとリトルを起こさない様にそっと布団から出る。

 目を閉じ気配を探る。

 宿の中に複数。宿の外、少し離れた森に五つ。

 

「…………行くか」

 

 窓を開け、少し寒そうにしたリトル達を抱き合わせてから外に出て窓を閉める。向かうのは山。

 

 

 

 

「やはり、生命力が吸い取られています」

「生命力を吸う、か。厄介な……つかあの亀はどうした?」

「「寝てる」」

 

 バトラの言葉にミドリとレオが言うと「はぁ」と呆れた様に頭を押さえる。

 

「あのガキは、全く」

「仕方ありませんよ。トト君はまだ子供なんですから」

「「戦闘経験も一度だけ。場合によっては足手纏い」」

「…………中々言うなお前ら」

 

 二人の言葉に顔を引きつらせるバトラ。あれでも一応、地球の守護神なのだが。

 まあ、温泉から上がった後ゼットンに延々と卓球につき合わされていたから仕方ない。

 

「んで、こんな事が出来る奴に心当たりは有るのか?アタシにゃ無いが……」

「「有る」」

「ええ。私は恐らく知っている。でも、有り得ない……有り得るはずが無い、だって………」

「死ねないもんね、私」

「「「「────ッ!?」」」」

 

 唐突に聞こえた声に振り向くと其処には何時の間にか黒髪の少女が居た。赤い瞳で旧知に再会した様な笑みを浮かべる少女に対しモスラは瞳や着物を緑に染め、ミドリとレオも最大限の敵意を持って身構えた。

 

「デスギドラ!」

「久しぶりモスラちゃん。元気?」

「どうして、貴女がここに…………」

「さあ?私も色々調べたんだよ?怪獣娘って言うんだってね……死後怪獣のエネルギーが宿った人間。でも、私って正確には生命では無かったよね?宇宙のエントロピーが増える過程で偶然生まれた存在。死と言う概念が無いから──」

「封印した…………」

 

 そう、彼女は死なない。元来本当の形を持たず、過去交戦した者の中で最も強かったギドラの姿を取り生物の様な見た目こそしているが、死なないのだ。

 

「この辺りの植物を枯らしたのは貴女ですね?」

「うん。キチンと理想の娘を演じてたはずなのに捨てられてしまってね。この姿なら普通の食事でも十分なんだけど、お金が無いから生命力を貰ったの」

「?捨てられた?ガキなら兎も角、お前ほどの年齢……いや、精神年齢的に考えりゃ前世の記憶思い出した次点で戻れば良いだろ?」

「え?やだなぁ、私は捨てられたんだよ?本来産まれてくる子を押し退けて宿って、その上生命にまでさせて貰ったんだから感謝してる。これ以上迷惑掛けるつもりは無いよ」

 

 そう言って微笑むデスギドラにバトラは薄ら寒いモノを感じた。

 目の前の少女は今世に於いて出来た家族に、十数年は共に過ごした両親に何も感じていない。嫌悪も好感も……産んでくれた事に感謝はしている様だが、文字通りそれだけ。

 感情があるのか?

 

「生命にさせてもらった……?それが貴女の、数多の星を滅ぼした理由ですか?」

「うん。だって私だけ意志が有るのに、生命じゃないんだよ?他の意志を持つ奴らは皆命を持ってるのに……良いよね、命って。取り込み続ければ私も何時かそれになれるかと思った、生命の真似までした。生まれ変わるだけで良いなんて簡単な方法が有ったんだねぇ」

 

 うんうんと頷くデスギドラ。生命を得たと言う事だけで満足したのだろうか?

 

「この体は良いよ?夜になれば眠って、食べなければお腹が減る。後は恋でもして、子供でも残せれば満足だよ」

「…………デスギドラ」

 

 前世のやり取りで、凶悪なイメージを持っていたが話してみれば、普通の女の子だ。

 

「それにね、私今日運命の出会いが有ったんだぁ……」

「き、今日?一目惚れって奴ですか?」

 

 頬に手を当ていやんいやんと体をくねらせるデスギドラ。不覚ながら可愛いと思ってしまった。

 

「すっごい美味しそうな生命力でね……私、普通に食事出来るんだけど少し分けて欲しくなっちゃった」

「…………」

 

 生命力に味などあるのか。と言うかそれは恋ではなく食欲なのでは?

 

「それに、あの目は私と同じだ。孤独を知る目…………あの人なら私を解ってくれる」

 

 良かった、きちんとそう言う好意も有ったらしい。二人で並んで歩いている光景でも想像してるのか頬を赤らめるデスギドラ。モスラも微笑ましげに見ていたが、不意にデスギドラの目に狂気が宿る

 

「欲しいなぁ、あの人…………全部欲しい。やっぱり子供なんていらない、あの人だけで良いや。子供生まれて愛情が取られたら、きっとその子供殺しちゃう」

「────っ」

 

 ゾクリと背筋に悪寒が走る。

 解り合えるかと思ったが、無理だ。考えてみれば、死ぬはずのない彼女。どうして転生したか解らないが、恐らくこの世界に於いても不死。そんな存在が、命を理解出来るはずがない。『負の固まり』とは良く言ったものだ。

 

「ん?どうしたの、急にまた敵意を向けて」

「その彼が何者であれ、貴女を会わせる訳には行かなくなりました」

「?どうして……」

 

 ムッとするデスギドラ。それはまるで玩具を取り上げられた子供の様で、怒りながらも、此方の意見を聞こうとする構え。本当に純粋だ、恐ろしいほどに。

 

「貴女のその想いは、正しいのでしょう。相手の事を良く知らないのに、と言う点を除けば応援したくなります。ただ、その想いを成就する為なら他者を蔑ろにすると言うなら、その人物に会わせる事は出来ない」

「…………何で?」

 

 今度は拗ねた様な顔をするデスギドラ。が、その体から黒い黒雲の様なモノが流れ出る。

 

「持ってたくせに。家族を、命を、仲間を……私が欲しかったもの全部持ってるくせに。何で私がただ一つ欲しいと願ったモノを奪おうとするの?いやだ、渡さない。ずっと独りだったんだ、ずっと孤独だったんだ、ずっと寂しかったんだ。漸く会えたんだ、同じ孤独を知る人に…………あれはもう私の物だ。邪魔、するな……!」

 

 赤黒い光りと共にデスギドラの姿が変わる。

 キングギドラやメカギドラの様に、ギドラ族の象徴たる龍の首。前世に於いて真似た形が背中から二本生え人としての頭には角が生える。

 全身を覆うのは黒く、不気味で美しいドレス。デスギドラの、怪獣としての力を十全に使う為の、怪獣娘としての姿。

 

「ミドリ、レオ!」

 

 モスラは慌てて二人を呼び抱き抱えると空を飛ぶ。バトラはデスギドラの能力を知らないが相方の行動を見て即座に地面から離れる。

 同時にデスギドラが地面に向かって手を振り下ろし、地面が爆ぜた。何らかのエネルギー派、ではない。地面の下から圧力が加えられ起きた爆発。その正体は、マグマ。

 

「噴火だと!?」

 

 地が裂け血飛沫の様に飛び散る灼熱のマグマ。それが地面から飛び出る現象を、噴火と言う。

 長い年月を経て地面の中に溜まった熱が噴き出る現象。数多の人間、動物、植物を、命を焼き払う災害。時には地形すら変え環境を激変させる災禍。

 ギロリと赤い瞳が空へと逃げたバトラ達を見据える。

 その目を見てバトラは真っ先にゴジラを思い出した。出会った当初の、世界全てを憎み、孤独の中叫ぶ目。

 『自分はこんなに孤独なのに、どうしてお前等は持っている。死んでしまえ消えてしまえ動くな生きるな』そんな声が聞こえてきそうな目。

 黒い攻撃的な手袋に包まれた手をクン、と指揮者の様に持ち上げる。モスラ達の眼下で再び噴火が起き巨大な火柱が向かってきた。

 

「ッチ!」

「くっ!」

 

 噴火の射程外の高度に上昇する二人。と、そこで気付く。火砕流とマグマが人里に向かって流れていった。突然の噴火に困惑するばかりで避難など出来る筈がない。

 

「いけない!」

 

 慌てて向かおうとするモスラ。が、火砕流とマグマは不意に現れた半透明の壁に防がれた。

 

「あれは、ゼットンさんの……?」

 

 どうやら先程の噴火に真っ先に起きて直ぐに対処してくれたようだ。助かった。兎も角、今はデスギドラを止めなくては。

 

「何処に……」

 

 地上は煙でまともに見えない。前世のサイズだったなら兎も角、人間のサイズになるとこんなにも厄介な副次効果が生まれるなんて……。

 

「──ッ!?」

 

 と、黒煙の中から赤い炎が飛んでくる。それに対してミドリとレオが胸辺りで溜めた緑色のエネルギーを放ち相殺する。

 

「おいモスラ、お前昔彼奴倒したんだろ!?どうやった!」

「…………倒してませんよ。封印したんです。でも、今はエリアスの盾も無い……」

 

 彼女は殺せない。永遠に生き続ける。だから止める手段は封印しかないが、封印に必要なエリアスの盾が無い。

 

「っち、また来たか!」

 

 再び迫ってくる先程より大きな火炎。回転を加えられたそれに対して熱に強いバトラが盾になる。

 

「ぐっ!?」

 

 しかし予想以上の熱と威力に顔をしかめるバトラ。仕返しとばかりに暴風を起こし黒煙を吹き飛ばす。

 デスギドラが見えた。龍の口と本人の口に赤い光が見える。

 

「がぁ!」

 

 同時に放たれた炎弾は途中で一つになり回転しながら迫る。発射の瞬間が見えていたので今回は避けるモスラ達。モスラがエネルギーを込めた鱗粉を撒くと解放されたエネルギーが光りの柱を無数に生み出しデスギドラを飲み込む。

 

「っ、はぁ!」

 

 が、高熱エネルギーのバリアーを纏って無効化するデスギドラ。地面を蹴り飛び上がってモスラ達の前にやってくる。

 

「くぅ!」

「あは──!」

「な!?」

 

 振るわれた手を避けたが突如デスギドラの体の一部が爆発して有り得ない方向転換をしてバトラの顔を掴む。

 

「爆ぜろ」

「────!?」

 

 その手が発光し爆発する。

 

「か──」

 

 口から煙を吐いて白目を剥くバトラをマグマの海に投げ捨てるデスギドラ。

 

「バトちゃん!この……!」

 

 モスラは振袖から稲妻を放つ。

 

「…………無駄」

「ぐっ!」

 

 爆発によって威力を底上げされたデスギドラの拳にゼットンの張った壁まで吹き飛ぶモスラ。

 

「モスラ!?何が起きてる……まさか、シャドウ?」

「ゼットンさん、この子たち預かってください」

「「お母さん!」」

 

 ミドリとレオをゼットンに預けようとするモスラだが二人の声にハッとするとデスギドラが迫っていた。蹴りを放たれ灼熱の溶岩に落とされる。

 

「っう……!」

「「くぅ……」」

 

 バトラ程熱に強くないモスラとミドリ達。熱に焼かれ息をすれば肺が焼かれそうになる。

 

「死ね」

「させない」

「ッ!?」

 

 と、ゼットンが放った火球に仰け反るデスギドラ。熱に強くとも流石に一兆度の炎には耐えられなかったらしい。

 

「潰れろ」

「ぐ!」

 

 ゼットンがパンと手を叩くと左右から半透明な壁が現れデスギドラを押さえ付ける。先程の様に高熱のバリアーを張り、抑える両掌を爆ぜさせる。が、ゼットンの拘束を振り解けない。

 

「が、ああ!」

 

 手そのものを爆発させて拘束を破壊するデスギドラ。両手を振り上げると大量のマグマが噴き出す。慌てて防御に専念するゼットン。デスギドラはゼットンから顔を逸らすとモスラ達を見る。

 

 

 

「………………」

 

 そう言えば昔こんな事が有ったな。あの時はデスギドラではなくキングギドラだったが、絶体絶命だったのは間違いない。 

 幼虫の頃だったのでミドリ達も覚えているのかキュッとモスラの服の裾を掴む。そう言えばあの時、どうやって助かったのだったか?自分一人ではキングギドラには勝てないのに…………。

 

「おい……」

 

 と、不意にデスギドラが青い光りに飲まれる。既視感。

 

「てめぇ、人ん家の子供と仲間に何してやがる」

 

 ああ、そうだ。思い出した。あの時もこうだった……

 

「「お父さん……」」

「ゴジラ……」

 

 不快気に眉をしかめるゴジラ。マグマの上を平然と歩きながら肩にはバトラを抱えていた。

 

「そいつ頼む」

「あ、はい……」

 

 バトラを受け取ったモスラ。既視感を覚えながら、あの時は感じた事の無い胸の温もりを感じる。熱さが気にならないし、別の何かで胸が熱い。

 

「後は俺がやる」

 

 そう言ってデスギドラに向き直るゴジラ。と、モスラはデスギドラの様子が可笑しいのに気付く。赤くなって俯きチラチラとゴジラを見ている。

 そして、態々降りてくる。彼女にとってマグマは大して熱くないのだろう。

 

「あ、あの……私の事覚えてる?」

「?ああ、森で会ったな」

 

 森で?

 ゼットンに保護されながらどこか引っ掛かりを覚える。

 

「覚えていてくれたんだ!」

「お、おお……」

 

 満面の笑みを浮かべるデスギドラに困惑するゴジラ。そして────

 

「その、えっと……私と、お付き合いしてください!」

「え、断る」




もしもゴジラがトーヤと異世界に行ったら

「その服、ひょっとして同郷かな?良かったら一緒に行動しない?一人は心細くてさ」
「は?」


「約束が違うわ!代金は金貨1枚だったはずよ!」
「ここに傷があるだろ?だから銀貨なのさ。ほらよ」
「銀貨たったの1枚?そんな小さな傷、傷物の内に入らないわよ!」
「揉め事か、巻き込まれるのも馬鹿らしい。行くぞ」
「え、助けようよ」
「そうか、一人で頑張れ、待っててやる」


「砕く必要合ったのか?」
「だって僕が買ったし」
「は?」

「あら?知り合いだったの?」
「今さっき助けてもらったの」
「な~に~?さっそく男見つけてきたの?」
「そ、そんなんじゃないって!」
「………この女さてはチョロいな」


「ゴジラは武器買わないの?」
「使い慣れてねーもの使ってもなぁ……俺無手で強いし。トーヤこそ、よく刀買ったな。身体能力あがってんだから叩ききる大剣か斧にしろよ」
「やー、ほら。日本人なら日本刀使いたいじゃん」
「は?」


「トーヤさんは全属性持ちなんですね」
「そりゃ、そいつ人間じゃ………まあ良いか」
「ゴジラさんは?」
「火と光と闇」
「ゴジラは三つだけなの?転生者なのに、少ないね」
「は?」


「実はうちの新メニューを考えてて」
「女受け、ね………クッキーでいいんじゃね?」
「それより凝ったもの造ろうよ」


「アイス、美味しい!」
「………モノを凍らせる魔法があるのにだれも作らなかったのか?この世界の住人の脳味噌どうなってんだ」


「ござる、だと………キャラづくりか?」
「それより、助けなきゃ!」
「はぁ?またかお前……どうしてこう面倒ごとに首突っ込む。さては女好きだな?」


「刺さった矢が体に入り込んでしまっています。この状態で回復魔法をかけても異物が体内に…」
「じゃあ傷口から取り出せば良いのか……」
「ぐあ!?」
「ぬお!?お主容赦ないな!」


「さて、雇い主は誰だ?次知らないって言ったら左腕も引っこ抜く」
「わ、わかった!言う、言うから!」
「そ、そこまでしなくても……」
「公爵家襲うような大犯罪で相手を知らないとかありえねーだろ。こう言うのは吐くまでやりゃ吐くんだよ」
「でもさ、かわいそうじゃない?そんな事したら死んじゃうよ」
「は?」


(……王族のくせに腰が低いな。この国、王の権威とか大丈夫か?さっきの奴らも貴族に雇われてたとか言ってたし)


「短い道中ながらその人となりを見せていただいた。強大な力がありながら驕らず、常に人を救う道を選ぶ。その姿勢感服致した。だから拙者修行のため冬夜殿と行動をともにしたい」
「は?」


「今度は迷子の案内。世話好きだねぇ、つきあい切れねーや。その辺で食い歩きしてくる」


「なんだその糞ダセェコート。あ、いや……ファッションセンスは人の自由だな、悪い」


(これだけ文明が発達しといてボードゲームがない。まるでトーヤの能力と知識を持ち上げるためだけの世界だ


「よっと」
「デュラハンを一発で……」


「まるで将棋だな……」
「え、何処が?」


「何だ、このガラス玉クソ弱いじゃねーか」
「ゴジラが強すぎる気が……」


「王のグラスに毒塗った実行犯捕まえてきたぞ。配膳係にちょっと壁ドンして雇い主教えてもらった。そこの見るからに悪人面だ。あ、壁の修繕費は報償から引いて良い」
「えー、せっかく推理したのに」
「は?ガキでも分かる推理偉そうに展開してる暇に此奴等に逃げられたらどうすんだ」


「お父様、お母様!私決めました!こちらの望月冬夜様と結婚させていただきたく思います!」
「は?」
「冬夜様は周りの人を幸せにしてくれます。そのお人柄もとても好ましく、この人と共に人生を歩んでみたいと初めて思えたのです」
「は?」
「そうか。お前がそう言うなら反対はしない。幸せになりなさい」
「え、何こいつ等怖」


「出自がしれねー奴と結婚させるとかこの国やべー、移り住むならどんな国が良いか」


「なんだその白猫」
「僕の使い魔だよ」
「ふーん。まあ、お前にゃぴったりじゃねーの」
「おい小僧、我を猫と愚弄するか!」
「あん?」

「ま、まいりました……」
「猫ごときが……」


「うま!ドラゴンの肉うんま!こりゃ毎日くいてーな」


「そなたたちがベルファスト王の王からの使いの者だな。何でも旅の途中エルド村を襲った竜を倒したとか。それは事実か」
「はい、その通りでございます。こちらにいる4名で村を襲った黒龍を退治しました」
「え、お前等なんかした?」


「ははは!負けてしまった。で、トーヤ殿の実力は解ったがゴジラ殿はどの程度強いのだ?」
「トーヤより強いのは確かだな」
「む。僕だってこの世界で頑張ってるよ」
「は?」


「スリップ!」
「指定された場所だけだしな、よければいい」
「アクセル、ブースト!」
「軽いし遅い」


「ガキ……じゃねーな。600ってとこか……?」
「へえ、解るの」
「俺の母さん超若作りなもんでね。で、この熊のぬいぐるみなんだ?」
「無属性魔法プログラムよ」
「トーヤに教えとくか」
「トーヤ?」
「全属性魔法が名知ってりゃ扱える奴だ」
「そんな人間居るの?」
「人間の形してるけど別に人間じゃねーし」


「銃の構造知ってるとかお前、都合よすぎねぇ?今更か」


「まあ風呂で遭遇するのは良くあるわな」
「ゴジラ様もあったんですか?」
「脱衣所に戻った時服脱ぎ終わったゼットンとばったり。後アギラ達のも……けどよぉ、こちとら別に見れてラッキーなんて欠片も思ってねーのに怒られたくなくね?」
「トーヤ様もですかね?」
「え?彼奴は女好きだろ、前お前の胸揉んでたし」


「自転車……この世界何でゴムあんだ?文明レベルがさっぱり解らん」


「警邏に引き渡してこい」
「だって、お腹空かせてるんだよ?」
「知るか!どうしても雇いたいならそいつ痛めつけてたスリも連れてこい」
「そんな、大切なもの盗まれるかもしれないじゃないか」
「そうだな。俺もそのガキ見てそう思った。わかったら牢に送れ、嫌なら元居た場所に返してこい」
「君には心がないのか!?」
「そいつにすられてその日の飯を子供たちに食わせられなかった奴がいるかもしれねーのに、てめーには心がねーのか?」


「何やってんだあの馬鹿二人は。体型と声と糞ダセェコートでバレルだろ」
「ゴジラはいかんのか?ボッコボコにしてしまえ!」
「ボッコボコって今日日きかねーな」


「あれ師匠じゃんきてたのか?言ってくれりゃ屋敷から出て宿に泊まったのに」
「ええ。だから言わずにきたのよ」
「師匠?」
「ああ、何時かこの国出る時向こうに住む後ろ盾ににってもらおうと思ってな。その条件として弟子入りさせられた」
「生意気な子供は大好きよ」


「江戸なのに戦国大名……もうここ誰かの妄想の世界何じゃね?日本の有名どころ集めた感がはんぱない」
「だとすると私も作り物、そういいたいのかしら?」
「師匠みたいなキャラは受けが良さそうだな」


「何だ此奴等、既に死んでんのか」
「す、すごい……あの数を一人で」


「この不死の宝玉がある限り私が死ぬことはない」
「アポーツ」
「……やっぱこの世界彼奴を持ち上げるためだけの世界何じゃねーの?ちと気持ち悪いな。早く帰りてー」
「この世界、帰る?まるで違う世界で生まれたみたいな言い方ね」
「………あ」


「王族があっさり海に来るとか……」


「ほれ師匠、海の底から持ってきたぞ」
「誰が遺跡事持って来いって言ったのよ馬鹿力。良くやったわ」
「ん?亀と蛇が増えてる……まあいか」


「私達もリンゼと同じように扱いなさい!」
「………なだかなぁ、他人の恋路を見ているはずなのに、うん」


『全ての遺跡をそろえ、ブレイズの脅威がこの世界に無くなった時、君を元の世界に送り返す装置が使えるようにした』
「何で俺がこの世界のために戦わなきゃなんねーんだ」
『戦い?暴れるだけだろ。何のため?元の世界に帰るためさ。じゃ、頑張りたまえ』
「この眼鏡何時か殺す」
「博士は既に故人ですが?」


「謀反起こした奴がアホだったり敵対した王子が実は王妃と大臣の子だったり信仰される神が洗脳する精霊だったり………奇妙な話だよな。彼奴のいく先々で途端に小物になる」
「まあ、おかげで楽が出来るのだけど。本来事後処理は面倒なものよ?」
「そう考えるとやっぱり彼奴都合良く世界を改変するのが本当の得点だったりしてな」


トーヤ
敵が必ず小物になる謎の人物

トーヤの雌達
惚れやすい。発情期?

猫亀蛇
弱い

妖精
亡命する際の後ろ盾、師匠

王族
此奴等やべーな

スリ少女
三食屋根看守付きの物件を紹介してやった

メイドロボ
全部そろった暁には破壊する

博士
遺産は元の世界に帰るためのもの以外破壊してやると決意

小物集団
此奴等今まで良くバレなかったな。トーヤが来て世界改変されてるだろ絶対

ガラス集団
雑魚

ドラゴン
人を見下す一派がドラゴンを殺した連中を襲いに行ったきり帰ってこず数が減り続けている
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