面白かったけど、あれどうやって擬人化しよう………いやまあ、うん。
後双子かわいかった。流石虚淵。
11月にはやはり彼奴が来るのだろうか?
そしてハルオ……お前、男にも女にもモテモテだなwwww
高速で回転しながら飛行するトト。
十分に勢いを付けてゴジラに向かって迫る。ゴジラはそれを片手で受け止める。ギャリギャリと掌から音が鳴るがやがてトトの回転が遅くなり、完全に止まる。
「……お前、さっきまでどんな姿勢で飛んでたんだ?」
明らかに甲羅の中に入らなければ出来ない飛行方法。実際、手足は出ていなかった。しかしトトの服装は構造上不可能なはずの回転を実行していたのでゴジラは首を傾げる。
それだけの余裕があった。
「───!!」
「お?」
と、トトの腹の文様が光り甲羅を伝わり熱を感じる。その熱はトトの口内に集まりゴジラに向かって炎弾となって吐き出された。
「…………やるな」
が、無傷。ニヤリと笑ったゴジラはトトを力一杯投げつけた。
「流石強いねー」
「まー前世から経験が違うからな」
「僕は一体としか戦ってないもんね……」
はぁ、とため息を吐くトト。ゴジラとの模擬戦は、惨敗に終わった。前世を合わせて年期が違うからまあ仕方ないと言えば仕方ないが。
「お前俺の世界や母さんの世界に生まれなくて良かったな。素質はあるだろうが、目覚めさせなきゃ死ぬぞ」
「善処するよ」
コキコキ身体を鳴らしながら応えるトト。実際このゴジラが人間にも苦戦するような科学力を持つ時間軸もあったのだ。確かに今のままでは───
「水をどうぞ」
「………ガイガン、時間通りだな」
トトが考えごとしていると何時の間にか現れたガイガンがゴジラに水を差しだしてきた。
「てかお前朝部屋から出たら居たが………待ってたのか?だとしたら悪いな」
「まあ私は待機を命じられれば何万年だって待ち続けるよ。それこそ化石化しても」
「………重いな」
重すぎる忠誠度に呆れるゴジラ。ふと、あることを思い出した。
「そう言やお前、母さんと戦ったんだよな?」
「え?あ、うん。こっちの世界じゃまだあったこと無いから本人か解んないけど………どうして?」
「母さんの戦い方ってどんな感じだ?今日、この後母さんと模擬戦だからさ………」
「へぇ。まあ多少苦戦はさせても、毎回逃げてたかな………他の人には聞かないの?」
「母さん自身は戦った記憶があるみたいだが、向こうが持ってないらしくてな。別々に転生してんのかもしれん。お前は違うみたいだけど」
「へー。つっても私は人間と協力してようやく誘導できただけだしねぇ……」
しかもそれだけで毎回死にかけた。あ、思い出したら震えが。
「それじゃご主人様、消し飛ばされないように気をつけてね」
赤色の熱線と青い熱線がぶつかり周囲の岩が一瞬で蒸発する。
そんな馬鹿げた温度の中で無傷のゴジラと顔をしかめるゴジラ・アース。耐熱は、ゴジラの方が上だ。ゴジラ・アースとてマグマの中を遊泳し、自らを高熱源に変えることも可能だが、その場合動けない。何せ其方にエネルギーを割くのだから。
高熱を発しながら熱源を吐けるゴジラのエネルギー量こそ可笑しいのだ。人のことは言えないが。
「らぁ!」
「ふん!」
ゴジラの蹴りとゴジラ・アースの拳がぶつかる。溶けたマグマが周囲に飛び散り彼方此方でジュウジュウと音を立てる。
「貴様、1200度を超えたら終わりじゃ無かったのか?」
「昔はな。だが今は違う………現存する元素に耐えられて俺に耐えられない道理はないからな」
「ふん。吠えておれ」
ゴジラとゴジラ・アースはニヤリと笑い距離を取る。
「強化形態が貴様の十八番と思うな」
「あ?」
カッ!と青い光がゴジラ・アースを包み込み。光が晴れるとそこには背が伸びたゴジラ・アースが居た。
ダボダボの着物故に余計に大きく見える。
「───!」
変わったのは見た目だけではない。押しつぶされそうな程の重圧に、ゴジラはとっさに距離を取る。
「おい、何処へ行く?」
「!?」
そのゴジラの顔をゴジラ・アースの手が掴む。ゴジラが高速移動する際多用していた体重操作の応用。それをゴジラ・アースが行ったのだ。
「沈め」
地面に向かってなけ投げつけられるとゴジラは自身の熱で地面を溶かしながら地中深く沈んでいく。
「む……いかん」
マントルまで突き抜けたのか地底から噴き出そうとしてくる圧力を感じた。ゴジラ・アースは片足を上げる。
「ふん!」
ズドン!と地面と大気が震え噴き出そうとしていた圧力は地面に向かって押し返される。と、不意に雨が降ってきた。周囲一体がマグマになったため発生した上昇気流が雨を呼んだのだろう。
「………よし」
「あ、おかえりなさいゴジラ………何でびしょ濡れ?」
アギラがゴジラを出迎えるとゴジラは何故か濡れていた。
「上からの圧力で流れが変わってな。新しい海底火山作ってきた」
「へ?」
「これお土産」
「あ、ありが………何これ怖!?」
「アンコウ。地元の人に調理法聞いた……皆で鍋にしようぜ」
トトは拳を突き出す。続いて足、さらに反対の足、拳と交互に前に向かって振るいながら、飛び退き火球を放つ。
「………駄目か」
仮想敵であるゴジラは、この程度では倒せない。
そもそもトトは怪獣との戦闘経験も一度だけだし、未だ成熟しきった姿での転生ではなかった。仕方ないかもしれないが、やはり悔しい。
そんなトトを観察する影が二つ。
その影は前が尖り、後方は二つに分かれた帽子を被っていた。顔は双子のようにそっくりで、着ている服も似たようなものだが片方は赤茶色でもう片方は青紫。
「ガメラ……」
「みーつけた♪」
二人はそう言ってニヤリと笑った。
その頃とある駅で。
「ほれ、もう離れるでないぞ」
背丈の小さな少女が幼い少女の頭を撫でながら笑う。母親が頭を下げ、少女は仲良く手を繋ぐ親子を見て微笑む。
「さて、そろそろGIRLS本部とやらに………」
「うえーん!お母さーん」
「……また迷子か?」
「うわーん!」
「………ああ、もう。どうした、泣くでない!」
ガイストさんのリクエスト
もしもゴジラがガールズの誰かと幼馴染だったら part4
デストロイア√
「ふん」
「ッチ」
白い煙の中から現れた体が赤く発行するほどの熱を放つ男。火傷を負っているがそれだけ。その姿を見て赤いドレスを着た少女は忌々しげに舌打ちした。
腹の部分の黄色い装飾が僅かに蠢き開こうとしたが、その前に落ち掛けていた太陽が完全に地平線に沈んだ。
これは黒慈ユウラと赤沢溶湖の、週の終わりの日常。毎週、学校終わりにやる
「今日も貴様は攻撃してこなかったな」
「あの状態は例え体を両断されてもその瞬間には回復するしな。で、後は突っ立ってるだけでも周囲を勝手に焼き尽くす……ほら、さっさと服脱げ」
「……………」
ユウラの言葉に赤くなりながらも赤いドレスを消し、髪を下ろし制服姿に変わった溶湖は服を脱ぐ。肌の所々が赤くなっていた。
「この程度なら30分ってとこだな。おばさんに心配かけないために適当に寄って帰るぞ」
ああ、本当に此奴は嫌いだ。
前世の因縁だけなら、敵意だけですんだのに。どうしてよりによって今世では異性同士で生まれたんだ。
「お前は私が憎いのだろう?何故殺そうとしない」
溶湖は前世において、彼の子を殺している。見せつけるようにいたぶり、お前には何も救えないというように。
「俺やお前がこうしてるんだ。彼奴だって、この世界の何処かで生きてるかもしれない」
そして、間違いなく生きてると信じている。今はまだでも何時か来るとも。
「そうか………」
「で、何処寄る?ゲーセン」
「………映画」
ユウラは先程まで殺し合いしていた相手に、普通に話しかける。彼からすればもはや自分は殺し合いの相手ですら無い。それだけ強力なのだ、あの状態は。
「……………」
憎たらしい。前世で自分を最終的に殺したのは人間だが、そんなもの無くても殺されていた。そんな相手。
殺そうとしている、だが殺したいとは思っていない。彼が自分なんかでは殺せないと解っているから。
それでも続けるのは、これがある意味では二人の前世からの縁だから。
例えユウラがこの先、人に心を開き受け入れたとしても、自分だけが特別であるという証明だから。
願わくば、此方に来ている怪獣が自分達だけであるように、毎回、殺し合いが終わる度にそう祈っていた。
MUTO姉妹√
アメリカのとある高校、その裏で一人の男子が意を決してとある女子生徒に告白した。結果、惨敗。
「ごめんなさい、私妹が好きなの」
これ以上ないほど頭のおかしい返答で。
「最近後輩の女の子達が余所余所しいの。何でだと思う?」
「お前が小さい女好きだと思われてるからじゃね?」
アイリスの言葉にユウラは耳をかきながら応える。
「私が好きなのはダーリンだけよ」
と言いながら妹のイリアを抱きしめるアイリス。彼女達は高校一の美人姉妹、ムールベント姉妹。男子からの告白は後を絶たなかった、つい最近まで。
「俺の忠告完全に無視しやがって。てめーらの性癖は隠すように言ったろ」
「だって全然告白が無くならないんだもの。ねえ、ダーリン♪」
「うん。この前も息の荒いおじさんが結婚しようよって言ってきたし」
「そいつは殺しとけ。で、変化はそれだけか?」
「………余所余所しいのは一部だけで、大半から『お姉さまになってください』って言われてる」
「え!?お姉ちゃんはボクのお姉ちゃんなのに!?あ、でもボクも『貴方の姉になってあげる』とか言われた気が」
「「…………よし、殺そう」」
「落ち着けバカ共。口の中に熱線ぶち込むぞ」
ユウラはイリアの両手を使いグイと引っ張る。イリアを抱きしめていたアイリスごと再びユウラの膝の上に座ることになる二人。
「放射能は好きだけど熱線はやめて。普通に死ねる。ていうか死んだ」
と、顔を青くするアイリス。前世でも思い出しているのだろう。
「おばさんに迷惑かかる。やめとけ」
「ううーん。お母さんにはボク等も愛着あるしなぁ……じゃあどうしよっか?」
「俺が全員殺す」
「「それは駄目。バカはそっちも」」
「あん?別に普段ご近所から『奥さんも気をつけなきゃ駄目ですよ?イエローモンキーは何考えるかわかりませんから』とか噂されてる俺が騒ぎ起こしたところでおばさんにゃ迷惑かからんだろ」
「そりゃあ、普段喧嘩ばかりのユウラを見れば『日本人に家を占領された可哀想な被害者』とか言ってくるだろうけど、お母さんあんたのこと気に入ってるよ?」
「それに『可哀想な目』で見られるのは結構うざいよ?」
「ならどうすっか……たぶん、お前等が姉妹だから関係を其処まで本気にされてないんだろ。付き合ってる奴がいりゃ大人しくなるんじゃね?知り合いでいねーの?お前等に恋愛的興味を持ってなくてかつ協力してくれそうな奴」
というわけで。
「この二人は俺のだから手を出すな」
「「そういうこと」」
「嘘だろ!何であのジャップが!」
ユウラは二人の恋人(偽)になった。
メガギラス√
「四角くない!」
「んなもんテレビやネットで何度も確認したろ」
池上秋津、通称アキの言葉にユウラは眠そうに言う。さっきまでバスの中で寝ていたのだ。
「つか、何で修学旅行が東京なんだよ。もっと静かな、沖縄か北海道の都市部から離れた集落にしろ」
「そしたらユウラ絶対野性に返るよね?南か北の海に消えるよね?」
「まさか。お前がいる以上、俺の子も転生している可能性があるから人間社会から離れる気はねーよ。離れたいけどな」
アキはそっか、と返す。
彼の子、会ったことはない。前世では、彼に会って直ぐ殺されたから。お互い前世の記憶を思い出した瞬間、思わず臨戦態勢になっていたが、まあ仲良くやっていけてると思う。
というかユウラは人間が嫌いでそれ以外には優しいというか、どちらかと言うと無関心なのだ。そのくせ懐かれる。本能として強いボスを求めているからだろうか?
「で、折角来たしどっか観光する?」
「あー………等身大のあれ見ようぜ………等身大『天元突破グレンラガン』」
「作れるかんなもん!」
「違った、ザクだ」
「其処まででて何で主人公機が出ないんだよ」
と、呆れるアキ。と、不意にゴジラが歩き出した。
「それより早くフジテレビ、もっと見える場所に行こうぜ」
「ユウラ、ああ言うの興味ないんじゃないの?」
「ない。でもお前は見たいんだろ?」
「…………その言葉だけでもう満足、何を見ても今日はもう感動できそうにない」
「は?」